チョコレイトラッシュ!
2/10~2/12
未知なる侵略者ピリム
わたし・・・ピリム・・・。・・・こ、こんにちは。
え、ええと・・・な、なにをお話したらいいのかな・・・わ、わたしはこの星をしんりゃくにきたの。
この星の人はいつもすっごく楽しそう。・・・わ、わたしはずっと一人ぼっちだったから・・・み、みんなが友達になってもらうためにしんしゃくするの。か、かくごしてね。
この星に来るまで、何万年もかかったんだよ。ほとんどの時間寝てたけど・・・。キミ達のこともずっと観察してたよ。お友達と楽しそうにしてた。
・・・ねえねえ。この星はなんていう名前なの?・・・教えてくれないの?もしかして知らないの?
よく会うね。・・・え、えへへ。・・・と、ところでキミはわたしの友達にはなってくれないのかな?
・・・ど、どうしてわたしの友達になってくれないのかな。・・・ねえ、どうして?
・・・。・・・どうして友達になってくれないの?
・・・どうしてかな?わ、わたしお友達の作り方があ、あんまりわからないから。
・・・わたしの友達になってくれないなら、UFOを落とすからね。・・・それでもいいの?
・・・もうしらない。友達にならないならキミのことなんて見たくない。・・・UFOでつ、つぶれちゃえばいいよ。
・・・キミって強いんだね。ビックリしちゃった。・・・わたしと仲良くしてくれたら特別にUFOに乗せてあげるのに。
・・・決めた。キ、キミがわたしにしんりゃくされるまで、追いかけるって決めた。えへへ。
あっ、また見つけた。え、えへへへ。・・・ど、どこにいてもキミの上にUFOを落とすんだから。
・・・でも、キミが寝ているときだけ特別にUFOを落とすのはやめてあげる。き、きしどうせいしんは大事だもんね。
キミはいろんなお洋服を持ってるんだね。キミがいつも帰るあの家の中にしまってあるのかな?か、貸してほしいなーな、なんちゃって。・・・。
・・・わ、わたしにもお洋服貸してくれないかなー、な、なんてね。・・・わかった。貸してくれないならお家にもUFO落とすんだから。
ワ、ワレワレはウチュウジン・・・え・えーと・・・な、なんちゃって。え、えへへ。
・・・わたしのこと追い返したら、追い返した回数だけUFOをその辺に落とすからね。だ、だからキミはわたしとお話しないとダ、ダメなの。
・・・キミのまわりをうろうろしているよくわからない耳の生えた生き物はなんなのかな。・・・UFO落としてもいいのかな。
・・・誰もお友達になってくれない。こみゅにけーしょんって難しいね。
・・・キミはお友達がたくさんいてうらやましい。わたしにはだれも乗っていないUFOとこのタコしかいないの。
・・・この星を空から観察してたんだけど、変な格好の子がいっぱいいるんだね。キノコとか犬とかキミとか。・・・ふふっ。
・・・わたしの友達になる方法を教えてあげる。頭に私と同じ触覚をつけるといいんだよ!
ちょっと遠いところに怖いお城があったけど、何の場所なの?・・・UFO落としてもいいのかな。
・・・1日100回UFO落とすのがわたしの日課なの。え、えへへ。
・・・触覚はさわっちゃだめ。さわったら、お、おこるよ。
わたしの横にいるこの子の名前?・・・タコっていうの。・・・わ、わたしの唯一の友達。
タコはタコって言う名前だけど、タコとは違うんだよ?え、えーと、この星のタコとは別の種類で・・・名前がタコっていうの。・・・わかりにくいかな。えへへ。
・・・あそこの森にネコみたいな子が一人ぼっちで寝ていたの!あ、あの子ならお友達になってくれるかな・・・?
・・・ネコの子のところに行ったけど、ずっと寝ていて起きてくれないの。・・・UFOとか落としたら起きてくれるかな。
・・・みんなと仲良くなるために、この星のこと勉強したの。ま、まおうぐん?っていう人たちがいるんだね。
まおうぐんのお城を見に行ったんだけど、あの人たちもとっても仲良しに見えた。・・・この星ではわたしだけ一人ぼっちなんだね。
でも、キ、キミだけはわたしと会うたびにお話ししてくれる・・・。え、えへへへ。な、なんでもないよっ。
この前、キミがいろんな人が集まるところで戦っているのをみたよ。と、とっても楽しそうだった。
・・・何万年もUFOの中で何をしていたか?・・・。ほ、ほとんど寝てた。ちょぅとだけ背が伸びてるかも。
・・・お友達になるには、こみゅにけーしょんが大事なんだね。・・・キ、キミはどんなものが好きなの?
キ、キミはどんな本が好き?どんな人が好き?どんな食べ物が好き?・・・こみゅにけーしょんは一方通行じゃダ、ダメなのかな。
・・・いっぱい話すとちょっとだけ仲良くなれた気がするね。・・・もうちょっとでキミとわたしはお友達かな。かな?
ねえねえ。こんどキミの部屋に遊びに行ってもいい?いっしょにゲームをしようよ。・・・UFO落としたりしないから。
そ、そろそろ時間なのかな・・・。あ、え、えーと・・・なんでもない!お話ししよっ!
お友達になったら、い、いっしょに宇宙旅行しよっ。二人だったら何万年かかってもきっと楽しいよ?
も、もしわたしが星に帰っちゃうとしたら、また来るまで覚えててくれる?・・・も、もしも何万年もかかっちゃっても、わたしを覚えててくれたら・・・うれしいな。
・・・何回も何回もキミと戦ったけど、ホントに強いんだね。いつか触覚をつけていっしょにしんりゃく活動しようよ!
・・・あ、あのね。・・・あ、あの。わ、わたしそろそろ自分の星に帰らないといけなくて・・・。別の星にいられる時間が決まっているの。
こ、この星にいられた時間は短かったけど、キミと追っかけっこしてお話ししてた時間はすっごい、た、たのしかった。
この星に来るまで、きっとまた何万年もかかるけど・・・次わたしが来たときもお話ししようね。わ、わたしは覚えてるからねっ。
今度わたしが来るときには何しよっか!い、いっしょにUFOで遊びに行こっ。
・・・キミとわたしはもうお友達だよね?き、きっとそうだよね。
・・・さよなら。とっても楽しかった。ま、また逢えたら嬉しいな。・・・またねっ。
赤眼の白蛇姫ソフィア&黒き翼の執事リオン
あなた、ソフィアからのチョコレートがほしいのかしら?
ふふっ誰かが欲しているものは、すぐにはあげない主義なの。焦らされる期間が長いほど、貰えた時にうれしいでしょう?
そうね。あなたが私たちに勝てたら・・・あげてもいいわ。良いですか?「勝てたら」ですからね・・・。ふふっ
リオンは私の執事ですの。小さい頃から私の家に仕えてくれているの。ソフィアのことをいつも護ってくれるのよ。
ソフィアのチョコは、まずリオンにあげなきゃいけないの。だから、あなたにあげるとしても、それは義理チョコよ。大事なことだから、覚えておいて?
リオン、顔が、赤くないですか・・・?わ、私まで恥ずかしくなってきたじゃないの・・・。もう・・・っ。
ごほん。と、とにかく、義理チョコでも欲しいなら、私たちに勝ってみなさい?できるものならね・・・?
私のルナ・エストラーレは月と星の力を石封じた宝石でできてるの。とっても綺麗でしょう?
私の魔法で、綺麗な宝石にしてあげる・・・。宝石になっちゃったらチョコレート、食べれなくなっちゃうわね。ふふっ
なかなか、お強い方なのですね。でも・・・、そんなことでは、チョコレートはあげないわ!勝負の続きをしましょう?