夢紬ぐぬいぐるみ職人ディア
5/29~6/10
利欲の笑声アン・ポアンに、再登場しています。
夢贈るぬいぐるみ職人ディア
ふぁっ・・・おはよう、ラブ・・・むにゃっ、まだ眠いけど、起きなくちゃ・・・。
ディア!二度寝なんてしてる場合じゃないでしょ?起きてー!そのボサボサな髪をを早く梳かさないと!
むにゃ・・・そうなんだけど・・・ラブ、代わりにお仕事行ってきて・・・。
コラー!ラブの上で寝ないの!起・き・て!んもうっ!
わ、わかったよぉ~今すぐに起きるから、体を揺らさないでぇ~!
まったく・・・ラブってお母さんみたいだよねぇ。いっつもお小言ばっかりだし・・・。
なんですってぇ?ディアがだらしないから、ラブがお世話してあげてるんでしょっ?ほら、早く準備してー!
ごもっとも・・・わかったから!ツンツンしないでぇ・・・!すぐに着替えるよ~!
はぁ、ラブは私が作ったぬいぐるみなのに、まるでお母さんみたい・・・まぁ、それも楽しいけどね。
じゃあ、行ってきまーす!今日もがんばって工房で素敵なぬいぐるみを作るぞ~。
今の工房は大好きだけど、いつか一人前になったら自分の工房を持ちたいなぁ。
あっ、おはよう○○○(プレイヤーの名前が入る)!珍しいね。今日は何か用事でもあるの?
えっ?うちの工房へ来てくれるつもりだったんだ?やったー!じゃあ一緒に行こうよ。
はぁ・・・うちのラブったら、最近すっかり肝っ玉母さんって感じで・・・。
私が作ったぬいぐるみはね、みんな命を持つようになるの。
ラブは私が一番最初に作った大切なお友達で、初めて命を持った子なのよ。
思い入れ?もちろんあるに決まってるわ!文句も言っちゃったけど、私はラブがたーいすき!
そろそろ工房に到着するわね。いい買い物をしていってね!
おはようございます!さあ、バリバリ働いて、工房を立ち上げる資金を貯めないとね!
ふふ・・・今日はずっとお願いしていた、私考案のオリジナルぬいぐるみが店頭に並ぶ日!
最初に買ってくれるのはどんな人かしら?ドキドキしてきた・・・。
わっ!ごめんなさい。ぬいぐるみの手足を逆に縫い付けちゃった!
うう、私ってダメね。誰がオリジナルぬいぐるみを買ってくれるか気になって、作業が手につかなくなってる。
わわっ、そうこう言ってるうちに、お仕事が山積み!急いでやらなくっちゃ!
ふぅ、ようやくお昼休み・・・さて、店頭のぬいぐるみのほうはどうなってるかしら?
あれ!?私が作ったぬいぐるみ・・・なくなってる。
あのあの、店長さん!私のオリジナルぬいぐるみって・・・へぇ、売れたんですか。
買ってもらえてとっても嬉しいのに、ちょっと残念な気分になっちゃった。
むぅ・・・直接お礼が言いたかったのになぁ~。
ぐだぐだ言っていても仕方がないし、切り替えてお仕事がんばらなきゃね!
んーっ、今日も一日よく働いた!ラブにお土産でも買って帰ろうかな?
ただいま、ラブ!今日はあなたのために、余ったハギレをもらってきたのよ。これでエプロンでも作ってあげる。
おかえり、ディア。どういう風の吹き回しなのぉ?フフ・・・楽しみしてるわねぇ
くんくん、今日のご飯はシチューね?フフッ!ラブが作るご飯、どれも私の大好物だけど・・・シチューが一番好き!
あらら、嬉しいこと言ってくれるじゃなぁい?・・・でもディア、ちょっと寂しそうな顔してる・・・
うん・・・実はね。今日オリジナルのぬいぐるみを初めて店頭に置かせてもらったんだけど、買った人と会えなくて。
工房が忙しかったから仕方ないんだけど。挨拶をしたかったし、ぬいぐるみにもひと声かけてあげたかったな。
ディアが作ったぬいぐるみなんだから、今ごろ大切にされて幸せに過ごしているんじゃないかしら?
そうだね・・・フフッ。お腹空いて来ちゃった!シチュー大盛りでお願い!
はいはい。にんじんもちゃあんと食べるのよぉ?
わかってるわよ!もぐもぐ・・・。
ごちそうさま。器を洗ったら、明日に備えて早く寝ちゃおう・・・ふぁぁっ。
今日は工房おやすみだから、買い物にでも行こうかしら。
あれ、○○○(プレイヤーの名前が入る)どうしたの?一緒にお散歩をしたい?いいわよ。ちょうど新しい布を買いに行きたかったの!
新しく大きなお布屋さんがオープンしたって聞いたから、ちょっと遠いけど行ってみてもいい?
ありがとう!フフ、こっちのほうは普段あまり来ないのよね。・・・あれ?
あ、ううん。なんでもないの・・・きっと気のせい・・・じゃない!?
やっぱり!あの子!あの、窓辺にちょこんと座っているぬいぐるみ・・・!
はっ・・・ごめんなさい!急に大きな声をあげたりして。いいの、行きましょう。
ふふっ。ラブが言っていた通り、とっても幸せそうね。よかったわ。
私が作ったときに着せていた服とは違う服を着ていたけど、新しい持ち主さんに作ってもらったのかしら?
大切にされているぬいぐるみは、顔を見ればすぐにわかるわ。あの子はこれからもきっと楽しい日々を過ごせるはず。
帰ったら早速ラブにも報告しなくちゃね。
夢紬ぐぬいぐるみ職人ディア
今日もはりきってお仕事お仕事!工房でのぬいぐるみ作りは私の天職だわ。
あえ、どうしたんですか、工房長さん。急に真剣な顔で・・・
え?この荷物をとある場所へ届けて欲しい?とある場所って・・・?
行けばわかる?うーん・・・わかりました。じゃあ地図をください。行ってきますね!
大きな袋・・・・まるでサンタクロースにでもなった気分だわ。
ええと、地図が示している場所は・・・随分と町外れね。
でも、あんな真剣にお願いしてくるなんて・・・何があるのかしら。
まぁ・・・とにかく私は頼まれごとを果たすまでね。早く終わらせて、ラブの待つ家へ帰らなくちゃ。
ここ、かしら・・・?随分と大きな建物ね。周りには人っ子ひとりいないように見えるけど。
すみませーん!どなたかいらっしゃいませんかー?
わっ!?びっくりした!あなたは・・・?○○○(プレイヤーの名前が入る)っていうのね?この工場で臨時の用心棒をしているの?
なんだ、あなたも今日初めてここに来たの?私もちょっぴり心細かったの。
ところで、あなたが応募した求人には、なんて書いてあったの?この工場って・・・。
きゃあ!?わ、なにこれ・・・頭・・・?ぬいぐるみの頭だわ!
よく見たら、辺りにたくさん・・・ぬいぐるみのパーツが落ちてる!
もしかして・・・この工場って・・・。
やっぱり、ぬいぐるみ再生工場だったのね。
傷ついたり壊れたぬいぐるみを布と線に分けて、新しいぬいぐるみを作る材料にする工場・・・。
そういえば、お店でいらないぬいぐるみを集めていた気がする。
この袋の中身は・・・ああ、長い間子供たちと遊んできたぬいぐるみたちだわ。
ええ、大丈夫。こういう場所があることは知っていたの。でも実際見ると、ちょっとショックね。
じゃあ・・・お言葉に甘えて、この袋を預けてもいいかしら?あなたは臨時の用心棒なのに、こんなことさせてごめんなさいね。
ふぅ、なんだか今日はとっても疲れちゃった。
おかえり、ディア。今日はいつもより遅かったわねぇ?
うん。工房長のお願いで町外れまで行っていたから。
えっ、町外れ?一体何をしに行ったの・・・?
なんでもないの、気にしないで。
嘘ね?ディアって素直だから、嘘つくのに向いてないのよ。正直に全部話してみなさい
あはは、ラブには全部お見通しだね。流石、肝っ玉母さん。
ふざけてないで、早く全部話して楽になっちゃいなさいよ。ボクは全部受け止めるから!
ありがとう。でもね、これは私の気持ちの問題だから。
ディアの頑固者!もうちょっとボクを頼ってくれてもいいんじゃない!
なによ!ラブは何も知らないくせに!ぬいぐるみのラブに、あんな場所のこと話せるわけないわ・・・。
あっ、ディア・・・!待ってよ!
部屋から飛び出してきちゃった。フフ、私ってバカね。ラブは心配してくれていただけなのに。
はぁ・・・朝日が今日も眩しい。昨日からずっと不安でしょうがないわ。
ラブとは喧嘩したままだし、ぬいぐるみ再生工場の光景を夢でも見ちゃうし・・・。
あれ?工房長と○○○(プレイヤーの名前が入る)・・・?私の様子がおかしく見えたから来てくれたの?そ、そんなことは・・・。
あ、謝らないでください工房長!頭をあげて・・・!私が未熟者だから、落ち込んでしまうていうだけの話なんです。
私・・・ぬいぐるみ再生工場にいたぬいぐるみたちが、もっと子供たちと遊びたい、ふれあいたいって言っている気がして。
そうですね・・・ぬいぐるみ職人として、これから長くやっていくためには、現実から目をそらしちゃいけないですよね。
傷ついたり壊れたぬいぐるみは、たとえ再利用されても思い出まで消えるわけではない・・・か、そうですよね。
唯一無二の存在として、ぬいぐるみは子供たちの心の中で永遠に生き続ける・・・素敵ですね。
○○○(プレイヤーの名前が入る)、この子は・・・?ぬいぐるみ再生工場で生まれた子、なの?
あははっ!小さくて可愛い・・・え、この子を私に?いいんですか?
ありがとうございます。まだうまく折り合いをつけられないけど、この子と過ごすうちに気持ちを整理できるかも。
早速、名前をつけてあげなくちゃね・・・ええと・・・リーバっていうのはどうかしら?
フフッ、気に入ってくれたみたいで嬉しいわ。
帰ったら、ラブ・・・驚くだろうな。まずは謝らなくちゃだけど・・・。
でも、リーバはきっとラブともうまくやれるわよ。楽しみだわ!
夢見るぬいぐるみ職人ディア
ついに・・・ついに私の工房を作れるのね!
長い下積み時代がようやく報われるわ・・・ウフフ、下積み時代も楽しいこと、たくさんあったけどね。
ラブ、リーバ!早速工房にちょうどいい空き家を探すわよ。
任せてぇ!ふふ、リーバも嬉しそう。みんなで素敵な工房を作ろうね
うーん・・・なかなかいい物件が見つからないわね。間取りがいいと思ったら、日当たりが悪かったり・・・。
別に急ぎじゃないんだから、いい物件が見つかるまでゆっくり探せばいいじゃない?
でも・・・モグモグ。ああ、ラブの作ったクッキー、やっぱり美味しいわね。
悩むかクッキー食べるかどっちかにしなさいって!
ずっと夢見ていた自分の工房がもうすぐ作れるっていうのに、じっとしてなんていられないわ!
相変わらずせっかちなんだから!でも今日はもう遅いし、ティアも明日お仕事あるんだから、そろそろ帰りましょ?
そうね・・・でも、また近い内に物件探しするわよ!
はいはい、口の端にクッキーのカスがついてるから、まずはそれを拭いてからねぇ。
むにゃ・・・私の・・・工房・・・あ、れ?ここはどこ?
あっ!ラブにリーバ!そんなところで何をしているの?
わぁ・・・大きなぬいぐるみ工房・・・建物は立派で綺麗だし、設備も最新ね!
あっ、ディア!早くおいでよぉ!ココはあなたの工房なんだから!
えっ!?嘘っ・・・ココ、私の工房!?まさか、そんな・・・!
待って、心の準備が・・・きゃあっ!?
アイタタ・・・何?何があったの・・・!?
ディア、大丈夫?随分派手にペットから転がり落ちたけれども・・・
ラブ!?あはは、変な夢見ちゃって・・・変っていうか、夢みたいな夢っていうか。
何、寝ぼけてるのぉ?夢みたいって・・・それで終わらせちゃっていいわけ?
え?まさか・・・ラブ、私の夢の内容、知ってるの?
しまった!え、ええと・・・
もしかして、ラブが私にさっきの夢を見せてくれたの?
・・・うん。ボクは夢を自在に操れる魔法のぬいぐるみなのよ
魔法のぬいぐるみ・・・昔、文献で読んだことがあったかも。実在していたのね!?
ディアが愛情をいっぱいボクに注いで作ってくれたから、ボクは命を持った上に魔法まで使えるってわけ
ねぇ、あの夢の世界って、現実と繋がっていたりするの・・・?
うん。夢の世界は世界中の眠る人の夢に繋がっているから、たくさんの人にぬいぐるみを作ってあげられるの
つまり・・・お店の場所は一箇所でも、眠った人の夢と繋がって、ぬいぐるみを大勢の人に見てもらえるのね!
ウフフ、私・・・いいことを思いついちゃった!
まさか・・・夢の世界で工房をオープンさせるつもり!?
ピンポン!現実の世界での工房オープンにはもうちょっと時間がかかりそうだから、先に夢の世界で市場調査をしておくのもいいかなって!
まぁ、そう言うだろうと思っていたわよっ。まったく・・・一度言い出したら聞かないんだもんねぇ?ど・う・せ・!
ラブったら、やっぱり私のこと、完璧にわかってるわね?
ぬいぐるみ工房ディア夢の世界支店のオープンよ!
いらっしゃいませー!どれもこれもオススメのぬいぐるみばかりですよぉ!
あっ、こんにちは。どんなぬいぐるみをお探しですか?
ふむふむ・・・大好きな人へのプレゼントですね。じゃあ、こちらなんてどうでしょう?
お腹の部分が白くなっていて、専用のペンでメッセージが書けるようになっているんです!
気に入っていただけました?お買い上げ、ありがとうございます!
メッセージはお店で書いていかれますか?・・・・素敵なメッセージですね、○○○(プレイヤーの名前が入る)さん!
きっと贈った相手も喜んでくれますよ。ラッピング、完璧に仕上げますね。少々お待ちを!
ラブー!虹色のリボン持ってきてちょうだい!
待ってよぉ、お客様が次から次へと来て、それどころじゃないんだってのぉ~!
んもう!リーバ!ありがとうね。気が利くじゃない!
そうそうコレ!この虹色のリボン、角度によって色が変わって素敵なのよ。
はいどうぞ、○○○(プレイヤーの名前が入る)さんの想いがお相手に伝わりますようにって願いを込めてラッピングしました。
もちろん、ぬいぐるみのも私の愛情がたーっぷり込められていますからね!きっと想い、伝わりますよ。