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【白猫】ベンジャミン・思い出

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作成者: にゃん
最終更新者: にゃん
仮面舞踏会の幽霊
ベンジャミン・フルード cv.森川智之
仮面舞踏会の衣装に身を包む幽霊。
優雅で華麗を信条とする謎多き紳士。
2014/11/05

メインストーリー
飛行島の思い出 
友情覚醒画像その他相関図


思い出1


zごきげんよう、主人公。

アタシはベンジャミン。ご覧の通り幽霊だけどよろしくね。

あら、どうしたの? アタシの顔に何かついてる?

仮面。

仮面……ですね。

あら失礼、そうだったわね。でもその反応、違和感があるわ……

この仮面、ヘンかしら? ……もしかして怖い?

大丈夫よ、幽霊だからって誰かを呪い殺したりはしないのよ?

あと……一つ言っておくわね。アタシが好きなのは麗しい女性よ。

貴方を取って食おう、なんて事は微塵も考えていないから安心してちょうだいね。

そうだったんですか。ならなぜそんなしゃべり方を?

うふふ、それはひ・み・つ♪ 魅力的な紳士には謎がつきものよ?

……紳士とか、魅力ってどういう意味の言葉だっけ、っていうのがよくわからなくなるわね……


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思い出2


あの、ベンジャミンさん。ちょっと質問いいですか?

ごきげんようアイリスさん。

どうしたの? またアタシの顔に何か付いてる? 仮面以外で。

いえ、そうではないのですが……

ベンジャミンさんは貴族の方だったのですか?

あら、なぜわかったのかしら?

アタシの高貴さは隠せない、ということかしらね。

いや服とかどう見ても……

……えぇ、お察しの通りよ。とても優雅な暮らしだったわ。

昼はご婦人方とのアフタヌーンティーを楽しみ、夜は舞踏会で華麗な踊りを……

ふーん。貴族って遊んでばっかりなのね。

そう思うでしょ? でもその優雅な社交場の裏では黒い陰謀が渦巻く恐ろしい世界なのよ。

アタシもそれで……いや、そんな話は必要ないわね。

それよりも、アタシの過去のモテ話でもしちゃおうかしら?

う、うん……それは聞きたいような聞きたくないような……

ってかモテるんだ……

えぇ、舞踏会でのアタシのステップはご婦人方にとても評判良かったのよ?

へぇー、それはちょっと見てみたいかも!

私も!

そうね、でもアタシ一人では踊れないから、相手が必要なのよ。

じゃあここはアイリスが!

え、えっ? 私、踊ったことなんて一度もないよ?

お相手していただけるなら、アタシが精一杯のエスコートをいたしますわよ?

ほら、ベンジャミンもああ言ってるし。やってみなよアイリス!

は、はい……よろしくお願い、します……。


アイリスのぎこちない動きを最大限フォローし、

ベンジャミンは華麗な踊りを披露する。


すごいねベンジャミン! これならモテるのもわかるなー!

うん、納得!

お気に召していただけて何よりだわ。

アイリスさんもお付き合いありがとう。

わ、私はすごく疲れました……。



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思い出3


ベンジャミンさん、最近噂になっているみたいね。

生前に踊り足りなくて死後永遠に踊り続ける<仮面舞踏会の幽霊>。そんな怪談に……

失礼しちゃうわよね。

アタシそんなに踊り狂ってるわけじゃないのに。

そうそう。

……ってベンジャミン! いつからそこに?!

今来たところよ? 音も無く忍び寄れるのは幽霊の特権かしらね。

……まぁそれはいいとして。踊りに未練があるんじゃないなら、何で幽霊に?

それは……ひ・み・つ♪

…………

魅力的な紳士には秘密はつきものなのよ。覚えておくといいわ♪

それ前も聞いた……

でもほら、紳士なのは事実だし。

さすがアイリスさん。よくわかってるじゃない。

ありがとうございます。

それ、褒め言葉なのかしら……

でも仮面舞踏会には参加してたわよ。

仮装パーティーみたいな?

その意味合いもあるけど、仮面舞踏会はお互いの素性を隠して参加するの。

貴族の間では争いが多いから、そういうの抜きで楽しむための場、ということよ。

貴族って大変なのね……遊ぶためにそんな事までしないといけないなんて。

えぇ、そうね。仮面舞踏会で出会って恋に落ちた2人が実は敵同士だった……

そんな悲しい事もあるのよ。

切ない話ですね……



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思い出4



ベンジャミンが見知らぬ女性と話している。


……ごめんなさいね、アタシこんなだから。きっと貴方の期待にはお応えできないわ。


ベンジャミンの言葉を聞き、驚いた顔で女性は立ち去った。


……ベンジャミンさん、今のはどうしたんですか?

あぁアイリスさん、見られてしまったのね。

今のって告白された、とか?

そんな感じかしら。でもほらアタシ幽霊でしょ?

それなのにお応えしても、ねぇ。

……幽霊とか、関係ないと思います!

幽霊でも……今こうしてお話できているのに……

……そうね、幽霊である事を理由にしちゃいけないわよね。

…………アタシね、生きてる時に恋人がいたの。

幽霊になった今でもその人を忘れていない……

だから、アタシは他の女性とはお付き合いする事はできないのよ。

そうだったんですか……

私、失礼な事を言っちゃいました。ごめんなさい。

ううん、いいのよ。

アタシがちょっと自分語りをしたくなっただけだから。

それに……貴方の言葉、すごくアタシの心に響いたわ。ありがとう、アイリスさん。


今のベンジャミン、ちょっといつもと感じが違ったわね。

ベンジャミンさん、どうしちゃったのかな……


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思い出5


…………

あの……ベンジャミンさん?

……あら、アイリスさん。

”あなたも”。ごきげんよう、どうしたのかしら?

なんだかベンジャミンさん、元気が無いなと思って……

どうしました?

……アタシが幽霊になった理由。聞いてくれるかしら。

……はい、私でよければ。

アタシね。生きているうちにある人に伝えられなかった言葉があるの。

それが未練となって幽霊に……

ある人、ってこの前話してくれた恋人……?

……そうよ。でもご覧の通りアタシは幽霊。

こんなアタシの言葉を聞いてもらえるか、自信がないの。

……アタシね、その彼女に殺されて幽霊になったのよ。舞踏会の時に毒を盛られて。

そんな……どうして? 恋人だったんじゃなかったんですか?!

えぇ、でもアタシたちはお互い敵対する家系の生まれだった。

もしかして、前に聞いた仮面舞踏会の話って……

……僕たちは仮面舞踏会でしか会う事ができない運命だった。

それでも僕は、彼女を愛していた。彼女も僕を愛していてくれた。

でも、おそらく彼女は舞踏会で僕と会っている事を気づかれてしまったんだろう。

僕の最期の記憶は、彼女が泣きながら謝る声だった。

家に逆らって生きる事はできない。仕方なかったんだ、僕もそれはわかっている。

だから、彼女を恨んだりはしていないんだ。それを彼女に伝えたい……


でも、幽霊として彼女の前に現れると、きっと彼女は恨みを晴らしにきたと思うのではないか。

……そう考えると、彼女の元に向かうのが怖いんだ。


ベンジャミンさん……私たち、何か力になれませんか?

主人公さん、アイリスさん……

私たち仲間ですから!

きっとベンジャミンさんの支えにもなれると思います。

……そうだね。僕に必要な勇気、貴方たちなら……


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思い出6


……この光は……

前に進む力を僕に与えてくれる、そんな暖かさがある……

これが……ルーンの力……?


ベンジャミンさん、想いは言葉にして伝えるべき……と私は思っています。

想ってることって言わなきゃ伝わらないものよね。

大丈夫ですよ、両想いだったのならきっとベンジャミンさんの言葉、届くはずです。

……そうだね、幽霊だから……とかそんな事は関係ないはずだよね。

僕は……彼女に会って、この想いを伝える事にする。

皆さんのおかげで勇気を持つ事ができたよ。ありがとう。

ベンジャミンさん……よかった……!

じゃあ、もう行っちゃうの?

いや、それは君たちの旅が終わってからにするよ。

僕に勇気をくれた君たちへの恩を返してからに。

ベンジャミンさん……ありがとうございます!

だから、またしばらくお世話になるよ。アタシ、頑張っちゃう!

あ、いつものベンジャミンに戻った。

そういえば、どうしてそんなしゃべり方を?

自分に女性を近づけないために、かしら。

それだけ彼女への想いが強かったのね、きっと。

何だかすごく他人事っぽくない?

そうなのよ、幽霊になったら自然とこういう口調になってしまったの。困っちゃうわ。

たしかにその口調じゃ『ベンジャミンさん素敵!』って言う人はあまり来ないわね。

でもこれ、ここだけの話よ?

こんな話が知られたら恥ずかしくて死んじゃうかも?

もう死んでるじゃん!

は、はい……私たちだけの秘密……ですね。

秘密の共有……あぁ素敵だわ……主人公さんもお願いね?

もししゃべったら……オ・シ・オ・キ、しちゃうんだから♪


麗しき幽霊紳士

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思い出7


…………

ベンジャミンさん……なにか悩みごとですか?

アイリスさん……

前に、僕と彼女の家系が敵対している話をしただろう?

いきなり紳士モード……どうやらマジメな話のようね……

どうやら僕の死をきっかけに両家の関係がますます悪化したらしくてね。

! そんな……

こなままだと、彼女の身も危ない。一体どうしったものか……

まったく、勝手な連中よね。争ってばっかでさ。

いっそ化けて出てやったら?それで頭も肝も冷やしてやるのよ。

…………

ベンジャミンさん……?

アハッ! それいいわね! ナイスアイディアよぉ!

お、採用されちゃった?

ええ、即採用よっ! じゃあ、ちょっといってくるわね♪


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思い出8 (神気解放)



ただいまぁ~♪ ねぇねぇ、聞いてちょうだい!

うふふ、もうね、バッチリ! 効果テキメンよ♪


『これ以上争うなら両家とも末代まで呪ってやる』っておどかしてやったら――

みんな顔面蒼白になってね! 壊れた人形みたいに頷いちゃって!

ちょっと気の毒だったけど。

でも、これをきっかけに彼女も家同士のしらがみから解放されるでしょうね。

……本当に、ひと安心だよ。


さ、湿っぽいのはこれでおしまい。

アタシたちは、アタシたちの旅を続けましょう。

ね、主人公さん♪





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その他


フォースター 5th Story

フォースター 6th Story

 魂を裁く不死者の王 Story5

相関図






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