ソアラ(逆転勇者)・テニスの思い出
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メインストーリー
思い出1
いわやも
こえさせさやすすむく
けわまへめへ……
ふむふむ。やはり思った通りこの状況……
<ぼーけんのしょ>で成長が巻き戻る、なーんていうことはなさそうですなー。
何がどうしてこんなことになったのやら、その辺のところはひとまず置いておくとして。
この身体でも、差し迫って困るということは特になさそうな気配……だがしかし。
ずっとこのオ・ト・ナ♪ のあたしのままということもあり得るわけでして?
ならば! しかしてならば! この異常事態も楽しまなければ揖! ということなのでは!!
となるとですぞ。さてはてまずは何からするべきか……
「お姉さ~ん、ボール取ってください!」
…………はて? お姉さん?
ハッ! もしや、あたしのことですかいっ!?
んふっ、ふふふふふ~♪ 悪い気はしませんな♪
「あのー……ボール……」
おっと、こいつは失礼をば。行きますぞ、そーれっ!
ハッ! この状況、知り合いをこそ! ちょっとからかってみるべきなのではっ!?
おーい! こんにちはっすっす-!
思い出2 (LV20)
これで終わりにしてみせますっ! ビシっと!!
やるじゃんソララ♪ ソアラのイトコだって言われた時はびっくりしたけど。
こんなにテニス上手だなんて、大歓迎だわ♪
お相手ありがとうございました、ソララさん。
(おお、なんだか……いつもと対応が違いませんかい!?
これが大人扱いっていうことなんですかなー……面白い! 面白いですぞ!)
どうかされましたか?
いいえ、なんでも! ありませんよっほっほっほっほ~♪
これぞ<大人の対応>! <神対応>! だなんてつゆほども思っておりませんとも!
思ってるのね!?
いやですよう。言わぬが花という大人の社交辞令を! なにとぞ~!
(ソララさんて、性格はソアラさんそのものみたい……)
***
ふうむ……? しかしですな、身体が大人になっただけで、中身はあたし。
あたし自身はな~んも変わっとらんのですが、周囲の対応ってのはこうも変わるもんなんですなあ。
となると、気になるのは他のみなさんの反応、ってやつですな! ふふふのふ……
カルロっさ~ん! 首を洗って待っててくだされー
なっはははははは~♪
思い出3 (LV40)
2オラァアアアーッ! ソアラよ、何故来ぬかー!
相変わらず熱いお人っすなあ。
2おう、ソアラ。やっと来たな! 勇者ともあろうものが修行に遅れるとは何事か!
(おんやあ? あたしの外見、けっこう変わっとりますよな?)
えーっとですな……そこなあなたはソアラの師匠のカルロっさんです?
2ん? 何だ。どうしたソアラよ!ボケたふりをしてサボろうなどと甘えは許さんぞ!?
あたしはソアラの親戚のソララというものなんですがね。
2なに寝言をホザいている! 目はしっかり覚めているのかソアラ!?
起きとります珍しく! 寝ほけとるのはカルロっさんの方かと!
ほれほれ。目を皿のようにしてよ~~~くあたしをご覧あそばしまして!
2うむ! どこからどう見てもソアラではないか!
は~……節穴ですかカルロっさんの目は!? この妖艶かつ魅惑のボディーを捕まえて!
あたしゃ今、どこからどう見てもオ・ト・ナ♪ ソアラとは別人なのです!
子どもにこのオトナの落ち着きがかもし出せましょーやっ!?
2む? そういえばそうだったか! 失礼した。貴公があまりにもソアラに似ていたのでな!
(んなっ!?あっさり意見変えた!?
なんと申しましょーか、カルロっさんはカルロっさんですなあ)
思い出4 (LV60)
はあ……一緒にお食事っすか? そりゃやぶさかではありませんが。
あたしの食事はちーと体力を要しますぞ。基本ジビエですんで!
スライム系やら獣系モンスターはこれがなかなか。ソンビ系は少々味にクセがありますぞ。
おや、お食事には行かれないんでー?ほうほう、冗談が通じないお方と見えますな。
狩猟も慣れると楽しいもんっすけど……勇者的に!ほっほほほ~♪
ふうむ……今度はお買い物のお誘いとな!?
あ、そうそう。使っていたお鍋のフタにガタがきておりまして。
我が身を守るためにもやはり何かしらの盾をそろそろ新調しようかと。
できれば雷や炎などで反撃する機能がついていると敵を楽に殲滅できて良いですな!
それはもう、メタメタのギタギタの完膚なきまでに!!
おや? どこへ行かれました殿方~……
勇者の舞いを見せろと言われりゃ踊っても構いやしませんが……
方々のお望みは手に手を取って魅惑のダンジョンに進まれることなんでしょうし。
見てくれだけで大人と目されるのも良し悪しですな。いろいろめんどくさいっすねー。
そろそろソアラ(子ども)と認識していただけるとありがたいっすなあ。
思い出5 (LV80)
ですんで、あたしゃホントはソアラなんですってば!
またまた~♪
冗談がお上手ですね、ソララさん♪
いや、ですからー……見てくれがなんでか大人になってるだけでして!
中身はしっかりちゃっかり15歳なままのあたし、正真正銘ソアラなんですっては!
信じられないわ!
おおう……こうまで信じてもらえないとは! 何たる不覚っ。
そこまでソアラだって言い張るなら聞くけど。
アンタのアイデンティティーって何なのよ!?
ふむふむ……? 存在意義というものですな。なかなか難しい質問をしなさる。
このソアラ・バノス……世界を照らす光を目指す、紙一重の勇者!
あたしかあたしたる所以。それは……!
それは?
それは! 何を隠そうこのアホ毛!!
くらいなもんっすかね一……さてはて。どうすれば信じていただけるのやら~。
「こ、この方の言っていることは本当でしゅ!」
思い出6 (覚醒進化) (LV100)
おお! オスクロルさんではありませぬか! 来ておられたのですな。
Oはい、少し前に。みなさん、この方は間違いなくソアラさんでしゅ!
ぎにゃーっ!?
そんなまさか……
O本当なんです。私がこのように幼い容姿なのと同じで……
そうなんですよぅ。あたしは逆に大人になってしまったわけでして。
でしょうね。
信じられないかもしれませんが、あたしが本当に……て、あれ?
し、信じていただけるんです?
だってアンタはソアラなんでしょ。
オスクロルさんとの……この信頼感の差っ!!
日頃の行いって大事よね~♪ それで、大人になった感想は?
それなんですがねえ。身体ばっかり育っても、たいしてメリット感じませんな。
そうなの?
なんだかめんどくさい人ばっかり寄ってきますし。
おちょくりたかった人にはさして変わらぬ扱いを受けましたし。
ソアラさん……
つまり要するに、どこまでいってもあたしはあたしのままでいいってことですな!
この身体も、元に戻ることがあれば、そのときこそあたしのぺースで歳を重ねますよ。
うん、そうだね。
でも……戻るのかしらね?
ま、なんとかなりましょーぞ!
***
その他
相関図