【アナデン】ガリユ Story
業火を自在に操り、敵を一瞬で骨まで焼き尽くす火炎魔法の使い手。己の炎に絶対的な自信を持ち、自身が最強であることを証明するため、戦場を渡り強者と戦い続けている。傲岸不遜かつ苛烈な性格をしていて、相対する敵に対しては一切の慈悲もかけず、容赦なく殲滅する。 |
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「……あれ?」
「どうしたんだ?」
「……今鳥の鳴き声みたいなのが聞こえなかった?
「ああ……そういえば。
でもここら辺だと野生の鳥は珍しくないから気にしてなかったよ。」
「まあ……そうね。いちいち気にしない方がいいか。」
「ひええええっっっ!!!!助けてくれぇぇえええ!!」
「なんだっ!?」
「怪鳥だぁぁ!たすけてくれえいっ!!!!」
「アルド!」
「ああ!ここはオレ達にまかせてはやく逃げるんだ!」
「たのんだぞいぃぃぃぃっ!!」
***
***
「……くそっ!こいつけっこう手強いぞ!
な……なんだっ!?」
「待てっ!逃げるな!!
チイッ!また仕留めそこなったかっ!!」
「いま炎魔法を撃ってきたのはもしかするとお前か!?」
「ああそうだ。オレ様はガリユ……最強の炎使いだ。
いいか?オレ様の前をウロチョロするな。灰になりたくはないだろう?
じゃまだ!そこを退け!オレ様はヤツを追いかけねばならんっ!」
「お!おい!?
なんだったんだ……?ずいぶん騒がしいヤツだな。
……ガリユ……って言ってたよな。いったい何者なんだろう?
さっきの魔物を追いかけてるみたいだけど……。
また何処かで会うこともあるかもしれないな……。」
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