『マスターデュエル』海外新規テーマ「ゴーティス」が登場！

前回の記事でティアラメンツの実装予想を外したpedeです。

前回のティアラメンツの実装予想記事はこちらから

事前規制はあったものの全体的に緩いティアラメンツの実装により、マスターデュエルの環境は大変なことになっていますがいかがお過ごしでしょうか？

当初は私もティアラメンツを使っていましたがメタする側に回りました。

それはさておき5月になったので、また新しくパックが追加され多くの新カードが実装されました。

特に目玉と言える海外先行テーマ「ゴーティス」がOCGよりもかなり早く実装されたということで盛り上がっています。

今回はそのゴーティスについて解説をしていきたいと思います。

ゴーティスとは

元ネタ

海外でのテーマ名は「ghoti」でした。

ghotiとはlaugh,women,nationの赤字部分を合わせると見た文字とは別に「フィッシュ」と読めてしまうジョークとして生まれた単語です。

遊戯王のテーマとしてはジョークそのままの「フィッシュ」ではなく「ゴーティ」と発音されるようです。

日本では割とそのままに近くゴーティスと訳されました。

テーマとしての動き

ゴーティスは全て水属性魚族で統一されており、自分相手ともに除外を絡めた動きが得意なテーマです。

一部下級モンスターは除外されることで相手ターンにもシンクロ召喚ができるため、これを利用して妨害を立てていくことになります。

また水属性魚族ということで過去に登場した魚族をサポートするカードが活用しやすいのも強みです。

ゴーティスのキーカード紹介

レベル2のチューナー

ゴーティスギミックの要と言えるレベル2のチューナーカードです。

自分のターンではこのチューナーたちが特殊召喚できるように準備して、相手ターンにシンクロ召喚して妨害していくのが基本の動きとなります。

ペイシス、シフ

除外された次のスタンバイフェイズに特殊召喚、そして相手ターンのメインフェイズ中にフリーチェーンでシンクロ召喚が可能です。

ゼップ

相手ターンに除外されることで特殊召喚、特殊召喚時にシンクロ召喚が可能になっています。

シンクロモンスター

ゴーティスのシンクロモンスターは4種類いますがその中でもこの3種が便利なモンスターです。

アリオンポス

レベル6シンクロでシンクロの起点となるモンスターです。

シンクロ召喚成功時にデッキからレベル6以下の魚族を除外できます。

相手ターン中に召喚してゼップを除外することでそのままレベル8シンクロへと繋げることができます。

またこのカードをシンクロ素材にすると墓地の魚族を除外してそのレベル以下の魚族モンスターをデッキから1枚ドローすることができます。

アスカーン

個人的にはゴーティスの主力モンスターと思っているのがこのアスカーンです。

シンクロ召喚時に自分フィールドの魚族と相手フィールドのカードを除外することができます。

このカードは除外された時に墓地にある魚族を1枚除外することで特殊召喚でフィールドに戻ってきます。

最初の互いに除外する効果でアスカーンと相手カードを除外しつつ、自分だけ戻ってくるといったことも可能です。

最果てのゴーティス

ゴーティスのエースでレベル10シンクロモンスターです。

相手ターンのみですがシンクロ召喚成功時にフィールド全てのカードを除外することができます。

このカード自身は除外された次のスタンバイフェイズに特殊召喚されるので自分だけ戻ってきます。

ただし攻撃力は互いに除外されたモンスター数×500と、どれだけ除外されているかが鍵となるので出すタイミングには注意しましょう。

テーマ外で相性の良いカード

揺海魚デッドリーフ

魚族といえばこのサポートと言えるくらいのカードです。

召喚成功時にデッキから1枚好きな魚族を墓地に落とすことができるので、これでシフを落とせれば最低限の妨害が成立します。

また墓地から除外することで墓地の魚族を3枚デッキに戻して1ドローと手札を補充できるのも優秀です。

アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン

ゴーティスと同時に実装されたレベル8シンクロモンスターです。

召喚成功時に墓地からレベル2以下のチューナーを蘇生できるのでそのままレベル10シンクロへと繋げることができます。

あえてすぐシンクロさせずに相手ターン中でもう一つの効果を利用して、「相手が発動した効果を受けない」耐性を付与したシンクロモンスターを召喚するのも面白いです。

龍皇の波動

相手モンスターが効果を発動した際に無効にして破壊するカウンター罠です。

破壊後に手札のモンスターを1枚除外することで破壊したモンスターを効果無効にして自分フィールドに特殊召喚することができます。

ゴーティスは除外でギミックが発動するため手札コストも余り気にならず、相手の高レベルモンスターを破壊して召喚できれば、そのまま高レベルのシンクロへと繋げることもできるカードとなっています。

デッキサンプル紹介

展開力を確保しつつランクマッチで多いティアラメンツ用にディメンション・アトラクターを入れています。

課題として後攻時に相手盤面を突破する能力が低いため要改善となっていますが、まずはこのデッキでゴーティス特有の動きや展開を覚えてみるのもおすすめです。

遊戯王OCGではまだ未発売のゴーティスがマスターデュエルで一足先に遊べるというかなり珍しい状況となりました。

そのためOCGプレイヤーの研究も非常に少なく、プレイヤー全員が手探りの状態となっています。

まっさらな状態からデッキを考えられる数少ない機会でもあるので、まだまだ未知で未開拓の新テーマ「ゴーティス」を触ってみてはいかがでしょうか？

遊戯王マスターデュエルの情報

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