【ストーリー】EPISODE 4-5 命を懸けてもいい

| - 命を懸けてもいい 絶叫ナイト! |
登場人物
女性B、男性A、サバナクロー寮生A、サバナクロー寮生B、女性B、ラギー、レオナ、ジャック
テキスト全文
── コロシアム‐特設ステージ ──
女性B:「(く、口が開かない!)」
男性A:「(いったいなにが起こってるんだ!?)」
サバナクロー寮生A:「あいつら一体どこに行ったんだ……。」
女性B:「(あっ、さっき私たちを追いかけてきたナイトレイブンカレッジの生徒だ……)」
サバナクロー寮生B:「早く見つけないとまずいことになるぞ。」
サバナクロー寮生B:「あの観光客たちはなにも知らないんだ!万が一“呪い”の犠牲になっちまったらどうする!」
女性B:「(の、呪い?)」
サバナクロー寮生B:「まさか展示品の中に、本物の海賊のお宝が混ざり込んでいたなんて……!」
サバナクロー寮生A:「ゴーストになった今でも幽霊船でさ迷う恐ろしい海賊たち……」
サバナクロー寮生A:「自分のお宝に手を出す奴は絶対に許さないらしい。執念深く追い回して、命をも奪うとか……。」
サバナクロー寮生B:「もう何人もコロシアムに入ったお客が消えちまった。きっと海賊の呪いだぜ!」
男性A・女性B:「(え、ええ〜〜〜〜〜!!??)」
サバナクロー寮生A:「「触らないでください」って看板を立ててたのにまさか宝に手を出すヤツがいるなんてよぉ!」
サバナクロー寮生B:「このままじゃ海賊のゴーストに襲われちまうぜぇ!早く探し出さねえと!」
サバナクロー寮生B:「おーい、本当にいないのかー!」
男性A:「(ここにいるって!……返事したいのに、口が動かないっ!)」
サバナクロー寮生A:「…………返答はないな。あっちを探そう!」
サバナクロー寮生B:「おうっ!」
女性B:「(待って、行かないで!ここにいます! 気付いて!)」
バタバタバタ……
女性B:「(そんな……置いて行かれちゃった)」
男性A:「(このまま永遠に、ここで固まったまま?そんなの嫌すぎ!)」
男性A・女性B:「(た……た……)」
男性A・女性B:「助けてーーーーー!」
女性B:「……はっ! く、口が開いた。手足も自由に動くよ!」
男性A:「よかったああ!呪いがとけたのか?」
女性B:「きっとそうだよ!」
女性B:「今のうちにコロシアムから出よう!またカチコチになるとか勘弁だし。」
ラギー:「シシシッ……」
ラギー:「アイツらガタガタ震えてたッスね。かわいそ〜。」
レオナ:「はっ。せめてそのニヤニヤ笑いをやめてから言ってやれ。」
レオナ:「……俺とラギーのユニーク魔法で、お膳立ては完璧にやった。あとはジャックがうまくやるだけだ。」
レオナ:「1年の意地を見せてもらおうじゃねぇか。」
男性A:「もうすぐで出口が見えてくるかな。」
女性B:「はあ〜ほんと最悪。こんなに変なことばっかり起こるなんて……。」
男性A:「だな~~。でもハロウィーンらしい思い出ができたとも言えるじゃん?」
男性A:「あーあ。せっかくなら動画撮っときゃ良かった。宝物が砂になるとかマジカメでバズりそう……」
ザリッ…………ザリッ…………
女性B:「え? 今のなんの音……?」
男性A:「知るわけねえじゃん。なにかを引きずってるっぽい音だけど……。」
ザリッ………ザリッ………
???:「おーまーえーたーちぃーーーー……」
男性A:「ひっ! いいい、今の誰の声!?」
???:「薄汚ぇ……盗人めぇーーー……」
女性B:「ぬ、盗人!? なんの話!?」
ザリッ……ザリッ……
???:「俺たち海賊がどんな思いでお宝を集めたか……お前たちには想像もできねえだろう……。」
???:「時には嵐の海に落ち……時には何日も飲まず食わずで倒れ……」
???:「仲間を失いながら、それでも航海を続けてきた……。」
???:「ヨオオォォーーーーー………ホオオォォォーーーーーー…………」
ザリッ…ザリッ…
男性A:「これ……まさかさっきの人たちが話してた海賊のゴースト!?」
女性B:「もう許してもらえたんじゃなかったの!?」
???:「俺たちには覚悟があった。お宝のためなら命を懸けてもいいっつー覚悟がな……。」
???:「お前たちはどうだ?」
ザリッザリッ!
女性B:「ね、ねえ。音がどんどん近付いてきてる……!」
男性A:「どこにいるんだ!?」
???:「俺たちが必死に集めたお宝に手を出すってことは……」
ザリッ!! ザリッ!!
ジャック:「……俺らと戦う覚悟があるってことだよなぁ!!」
男性A:「ぎゃーーーー!!出たーー!!!」
女性B:「ゴ、ゴーストだーーー!!」
ジャック:「海賊のお宝に手をつけたヤツがどんな目に遭うのか……」
ジャック:「その身をもって思い知れ!」
ジャック:「がおー!」
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