【ストーリー】EPISODE 34 幕が下りる時がきた

| EPISODE ◆ 34 幕が下りる時がきた ハッピービーンズデー |
登場人物
ヴィル、ルーク、シルバー、リリア、ジャミル
テキスト全文
── 購買部前 ──
ヴィル:「はぁ、はぁっ……我がポムフィオーレの副寮長ながら、なんて体力なの!」
ルーク:「はぁっ……毒の君(ロア・ドゥ・ポアゾン)、キミのビーンズシューターさばきは、まるで稲妻のようだ!」
ヴィル:「姿勢が低くて、肉食獣みたいな身のこなし。上手く狙いがつけられない!」
ポン!
ポン!
ヴィル:「1発でも当てられればアタシの勝ちだっていうのに……! でも、もう豆が……っ!」
ポン! ポン!…………
カチッ! カチ、カチッ!
ルーク:「豆が尽きたようだね、ヴィル。」
ルーク:「月が高くなるまでキミを追い続けていたいけれど、幕が下りる時がきたようだ。」
ヴィル:「フッ……そうね……。」
ヴィル:「一日中走り回って、くたくた。もう逃げる体力も尽きたわ。」
ヴィル:「──降参よ、ルーク。」
ルーク:「毒の君(ロア・ドゥ・ポアゾン)………………。」
ルーク:「健闘に敬意を表して、キミを抱きしめても?」
ヴィル:「……それ、ハグっていうか捕縛よね?」
ヴィル:「服も髪もどろどろ。早くシャワーが浴びたい。」
ルーク:「汗と泥まみれのキミもまた、美しいよ!」
── 正門 ──
タタタ……!
シルバー:「普段は鏡舎からコロシアムまでの距離を遠いと感じたことはなかったが……」
シルバー:「どこに潜んでいるかわからない敵を警戒しながらとなると、何倍にも感じるものだな。」
リリア:「フフ……そうであろう?」
リリア:「強敵に追い立てられているなら、なおのことよ。」
シルバー:「リリア先輩……ジャミル!」
リリア:「ん? フロイドたちの姿が見えんようだが……はぐれてしまったのか? 可哀想に。」
ジャミル:「もうコロシアムは目と鼻の先……だが、お前はたどり着くことはできない。」
ジャミル:「残念ながらな。」
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