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【ストーリー】EPISODE 7-78 制裁プライド!

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最終更新者: novira

EPISODE ◆ 7-78

制裁プライド!
深淵の支配者

登場人物

シルバー、バウル、リリア、ヘンリク、夜明けの騎士、マレノア


テキスト全文

シルバー:「う……ここは?」


選択肢:

├ [ 真っ暗で何も見えない…… ]

└ [ 水が流れる音がする? ]


バウル:「人間はまだ目が慣れないか。どうやら、野ばら城の地下水路に押し流されたらしい。」

リリア:「ううっ、クソッタレ!」

リリア:「おい、バウル! この卵を預かってくれ。」

リリア:「俺は上へ戻る!」

リリア:「……うぐっ!」

バウル:「右大将殿、傷が!」

リリア:「はぁ、はぁ……、頼む、行かせてくれ。ここで行かなきゃ、俺は今までなんのために……!」

バウル:「くっ………………!!」

バウル:「……その傷では、戻ったとて敵に一太刀も浴びせられますまい。」

バウル:「姫様の言う通り、足手まといになるだけです。」

バウル:「そして我ら王宮近衛隊にとって、ドラコニア御一族の勅命は絶対。」

バウル:「戻れば姫様の裁きの雷槌(いかづち)が貴殿の身を貫くでしょう。」

リリア:「なら、今すぐ近衛隊なんか辞めてやる!こっちは雷なんか落とされ慣れてんだ。」

バウル:「冷静になられよ! あなたが抱いている卵は、茨の国の未来を背負う王だ!」

リリア:「……!」

バウル:「我らはお世継ぎをお守りし、黒鱗城へたどり着かねばなりません!」

バウル:「マレノア姫様を信じましょう。必ずや夜明けの騎士を打倒(うちたお)し、お戻りになるはずです。」

バウル:「姫様は、我らが束になっても敵わぬほど強い。そう豪語されたのは、右大将殿ではありませんか!」

バウル:「お世継ぎは、炎を吹くどころかひとりで歩くことすらできない。」

バウル:「このお方が今頼れるのは……右大将殿。あなただけなのです。」

バウル:「……どうか、堪えてください!」

リリア:「──ああ、くそ。」

リリア:「チクショウ、チクショウ、チクショウ!!!」

リリア:「スーーーーー……ハーーーーーーー……。」

リリア:「……行くぞ、お前ら。この卵を黒鱗城に届けるために。マレノア様からの勅命……必ず果たしてみせる。」


はっ!


── 茨の国-野ばら城 城下 ──


ヘンリク:「!! 現れたぞ! マレノアだ!」

夜明けの騎士:「………天気が……変わっていく!」

マレノア:「おやおや……」

マレノア:「『銀の梟』のヘンリクに、夜明けの騎士……それに、周辺諸国のみなさままで……」

マレノア:「まぁお揃いで。」

ヘンリク:「ひとりで現れたということは……夜明けの騎士との『決闘』に応じるということだな?」

マレノア:「『決闘』? 決闘だと?」

マレノア:「ふふふ……」

マレノア:「あーーっはっはっはっは!」

マレノア:「わたくしが何故、貴様らが勝手に決めたルールに従ってやらねばならない?」

マレノア:「勝手に我らの土地に上がり込み、森や川を荒らし……」

マレノア:「そのうえさらに、城と『プリンセス・グロウ』まで差し出せと?」

マレノア:「思い上がるのも大概にしておけよ……」

マレノア:「人間!」

マレノア:「欲深い貴様らに、このマレノアが裁きの雷槌(いかづち)を下してやろう!」

マレノア:「わたくしに歯向かったことを後悔しながら、」

マレノア:「無様に地をのたうち回るがよい!」

ヘンリク:「ふん! せっかく温情をかけてやったのに……やはり話が通じる相手ではなかったか。」

ヘンリク:「ククク……思ったとおり。怒りに任せて先に手を出してきたな。癇癪持ちの邪悪な魔女めが!」

ヘンリク:「いかにドラゴンといえど、これだけの大群に勝ち目はあるまい!さらにこちらには、夜明けの騎士がいる。」

ヘンリク:「さあいけ、夜明けの騎士よ! あれに見える悪の支配者を打ち倒し、我らに平和をもたらすのだ!」

夜明けの騎士:「…………。」

夜明けの騎士:「守護妖精よ……」

夜明けの騎士:「我に力を!」

マレノア:「滅ぼしてやるぞ……ここに集まった愚か者どもを、」

マレノア:「1人残らずな!」


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