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【ストーリー】EPISODE 7-335 光陰エターナル!

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最終更新者: novira

EPISODE ◆ 7-335

光陰エターナル!
深淵の支配者

登場人物

マレウス,リリア,侍女A,侍女B,侍従,議員A,議員B,議員C


僕が生まれた時に授けられた祝福。
それは……
全てを滅ぼす、大きな力。
議員A
マレウス様、あなたは夜の眷属の
支配者となるべくして生まれたのです。
議員A
我らから1つずつ、王子に祝福を贈りましょう。
議員A
私からは全てを退ける『力』を。
議員A
眼前を遮る全てを、打ち払う雷。
議員A
誰であろうとあなたに触れることも
傷つけることも叶わぬでしょう。
議員B
私からは闇を従える『声』を。
議員B
魔の山に吹きすさぶ、凍てつく風。
議員B
恐ろしい響きは誰をも震え上がらせ、
服従させるでしょう。
議員C
私からは過ぎ去ることのない『時』を。
議員C
不変にして永遠の、夜空の星。
議員C
移ろいゆく世界で、その光は
我らの希望の道標となるでしょう。
夜の祝福あれ――。
マレウス
ギャーーーーッ!
でも、
僕が本当に欲しかったものは……。
侍女A
殿下、お目覚めの時間でございます。
お着物と御髪のお支度を。
侍女B
まずは櫛を通させていただきます。
マレウス
……ああ、頼む。
マレウス
痛っ!
侍女B
きゃああぁッ!!
侍従・侍女A
……!!
侍女B
ううっ、あぁ……!
マレウス
あっ! ごめんなさい、僕……!
侍女A
ご心配には及びません、殿下。
侍従
謝罪など不要でございます。
殿下にお痛みを与えたこの者が未熟なのです。
侍女B
も、も……もうしわけ、ござい、ません……!
侍従
すぐにその者を退室させろ。
侍女A
はっ……。
マレウス
………………。
マレウス
リリアッ! 旅から戻ってきていたのか。
リリア
おお、マレウス! 少し見ない間に、
2本足の姿も板について……
マレウス
ああ! もうすっかり歩くのにも慣れて……
マレウス
あっ!
リリア
おっと!
リリア
 ふぅ、間一髪。
慣れたと言ってもまだまだ修行中のようだな。
マレウス
うう、尻尾と足がもつれて……。
もう大丈夫だ、降ろしてくれ。
リリア
くふふ。卵の頃と比べて、随分と重たくなった。
腕に抱えると、どっしりくるな。
マレウス
当然だろう。僕はもう22歳になる。
リリア
22歳など、まだ赤子も同然よ。
しかしお主、手も足も大きいなぁ!
リリア
これは両親に似て、立派な竜になりそうだ。
マレウス
っ、ふふふ! くすぐったい!
足の裏を触るのはやめろ、リリア!
リリア
こちょ
リリア
こちょこちょ。
マレウス
あはっ、あはははははっ!!
リリア
うぐッ!!
マレウス
リリアッ!! お前、耳に怪我を……!
リリア
がッ! ……大丈夫だ、心配するな。
マレウス
で、でも……!
リリア
大丈夫、大丈夫だ。落ち着いて、
まずは深呼吸……
リリア
そう、いいぞ。
マレウス
………すまない、リリア。
僕の声のせいで、お前に怪我をさせてしまった。
リリア
これくらい大したことじゃない。気にするな。
リリア
鍛錬を積めば、もっと上手く
力の制御ができるようになる。
マレウス
……わかった。
リリア
ん……すまん、俺はもう行かねばならんようだ。
マレウス
えっ、もう?
リリア
俺がいない間も鍛錬に励めよ、マレウス。
マレウス
うん……僕、もっと、もっとたくさん勉強する。

コメント (Story_Main_7-335)
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