【ストーリー】EPISODE 1-2 間食トリプル!

| EPISODE ◆ 1-2 間食トリプル! 真紅の暴君 |
登場人物
グリム、エース、リドル、デュース
テキスト全文
── オンボロ寮‐談話室 ──
グリム:「その首輪って、オレ様が入学式であの赤毛の上級生につけられたヤツだゾ。」
グリム:「オマエ、なんでそんなのつけられたんだ?」
エース:「タルト食った。」
選択肢:
├ [ え? タルト? ]
└ [ それだけ? ]
エース:「そーだよ、それだけ!」
エース:「小腹が空いたから寮のキッチンに行ったら冷蔵庫にタルトが冷やしてあったんだよ。」
エース:「しかも、ホール3つ分も! だから……」
── ハーツラビュル寮‐キッチン ──
エース:「はあ、初日から疲れた~。夕食たべそこねたし、腹減ったな。」
エース:「なんか冷蔵庫に入って……あ、タルトがある! うっまそー!」
エース:「……こんなにあるんだし一切れくらい食べてもわかんねーよな♪」
エース:「いっただっきまーす。」
エース:「……ウワッ! なにこれウマッ!」
リドル:「美味しくて当たり前だ。だってトレイの作ったタルトはいつでも絶品だからね。」
エース:「いやこれマジ美味いよ! 店で売ってるのより……」
エース:「って、寮長!?」
リドル:「ボクのものに手をつけるなんていい度胸がおありだね。」
リドル:「ハートの女王の法律・第89条『女王の許しなくタルトを先に食べてはならない』」
リドル:「タルトの窃盗は許しがたい重罪だ!」
リドル:「首をはねろ!(オフ・ウィズ・ユアヘッド!)」
エース:「ギャー!!」
エース:「……ってわけ。」
グリム:「…………。」
選択肢:
└ [ …………。 ]
グリム:「どっちもどっちなんだゾ。」
エース:「たかがタルトを盗み食いしただけで魔法封じされるのはおかしくね!?」
エース:「魔法士にとっては手枷と足枷つけられるみたいなもんじゃん。」
エース:「しかも3ホールもあるんだよ!?絶対1人で食い切れねーだろ!」
エース:「心が狭いにもほどがあるでしょ!」
選択肢:
├ [ う~ん……まあ…… ]
└ [ 確かに魔法封じはやりすぎかもしれないけど…… ]
── 分岐:【う~ん……まあ……】 ──
エース:「なんだよその煮えきらない反応~!」
── 分岐:【確かに魔法封じはやりすぎかもしれないけど……】 ──
エース:「だろだろ?」
────
グリム:「ハッ! もしかして……」
グリム:「3ホールもあったならパーティー用かもしれないんだゾ。」
グリム:「誰かの誕生日とか。オレ様、名推理すぎるんだゾ!」
エース:「誕生日ィ?」
選択肢:
├ [ だとしたら怒るのも当然かも ]
└ [ まず、謝ったの? ]
エース:「う……。オレ、ユウなら絶対に寮長が横暴だって言ってくれると思ってたんだけどぉ?」
選択肢:
├ [ 確かに横暴ではあるけど…… ]
└ [ 盗み食いは良くないよ ]
── 分岐:【確かに横暴ではあるけど……】 ──
グリム:「先に盗み食いしたオマエも悪いんだゾ。」
── 分岐:【盗み食いは良くないよ】 ──
エース:「えぇ~マジでぇ~……?」
────
選択肢:
├ [ 明日、謝りに行こう ]
└ [ 謝ればきっと許してくれるよ ]
グリム:「食べ物の恨みは恐ろしいんだゾ。」
グリム:「アッ! そういえばオレ様もまだ学園長からツナ缶もらってねえんだゾ!」
エース:「はぁ。わかったよ。謝ればいいんでしょ。」
エース:「……ユウが提案したんだから一緒に来いよな。」
選択肢:
├ [ わかったよ ]
└ [ 任せなさい ]
エース:「じゃ、とりあえず今日どこで寝ればいい?」
グリム:「オメー、本当に泊まる気か。」
グリム:「オレ様とコイツの部屋以外まだどの部屋も埃だらけなんだゾ。」
グリム:「寝るなら自分で掃除しろ。」
エース:「げっ、掃除とか絶対やだ。」
エース:「ユウ~、部屋に泊めてよ。オレ、スマートだから幅取らないしさ。ねっ。」
選択肢:
├ [ こらこら ]
└ [ 談話室のソファへどうぞ ]
エース:「ちぇ。ケチ。いいですよ~。」
エース:「1人寂しく談話室のソファで寝ますよーだ。おやすみ!」
エース:「う~。誰だよこんな朝っぱらからドアをドンドンするの……」
エース:「うげっ! このボロ屋敷、振動で埃が落ちてくる!ハイハイ! 今出るからドア叩くな!」
── オンボロ寮‐玄関 ──
デュース:「やっぱりココに来てたのか。」
エース:「げ。デュース……。」
デュース:「他の寮生から話は聞いたぞ。寮長のタルトを盗み食いして首輪をはめられるとは……」
デュース:「お前、相当バカだな。」
エース:「うるっせ! お前にだけは言われたくねー!……ところで、寮長、まだ怒ってた?」
デュース:「そうでもない。すこしイライラしている様子で起床時間を守れなかった奴が……」
デュース:「3人ほどお前と同じ目にあってたくらいだ。」
エース:「全然そうでもなくねぇじゃん!めっちゃ怒ってるじゃん!」
── メインストリート ──
グリム:「おうおう、どけどけ~い。」
グリム:「今日からナイトレイブンカレッジの生徒であるオレ様のお通りなんだゾ!」
グリム:「見ろこの首輪を。オマエのダッセー首輪と違ってめっちゃキマッてるんだゾ。」
グリム:「しかもオマエ、今は魔法がつかえないんだろ?」
グリム:「今日は1日雑用係として学校の掃除でもしてたらいいんだゾ。にゃっはー! いい気分!」
選択肢:
├ [ 昨日馬鹿にされたこと根に持ってる…… ]
└ [ こらこら、可哀想だよ ]
エース:「ぐぬ~~~!お前、オレが魔法使えるようになった時覚えてろよ!」
デュース:「昨日学園長から騒ぎは起こすなと言われたばかりだろう……。」
デュース:「とにかく、魔法が封じられたままでは授業もろくに受けられない。」
デュース:「ローズハート寮長に謝って外してもらったらどうだ?」
エース:「くそ~。超納得いかねぇ~!!」
グリム:「まだ授業が始まるまで時間があるしオレ様、別の寮も興味あるんだゾ。」
グリム:「エースが謝りに行くついでに見学してやろう。」
エース:「見世物じゃねーぞ! ちくしょー!」
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