【ストーリー】EPISODE 1-26 五月雨オネスティー!

| - 五月雨オネスティー! 真紅の暴君 |
登場人物
トレイ、リドル、エース、ケイト、クロウリー、デュース、グリム
テキスト全文
トレイ:「────リドル!!!」
── ハーツラビュル寮‐薔薇の迷路 ──
リドル:「……はっ!!」
エース:「あ、目ぇあけた!」
ケイト:「ハァ~……マジ、もう起きなかったらどうしようって超焦った……。」
リドル:「はぁ……はぁ……、ボクは……一体……?」
クロウリー:「良かった。正気を取り戻していますね。」
トレイ:「今はなにも考えなくていい。寝てろ。」
エース:「あーっ、そうやって甘やかすからちょっと怒られただけで暴走とかするんすよ!」
エース:「庭は滅茶苦茶だし、こっちもヤバイとこだったんだからな!」
デュース:「確かに、ヤバかったな。」
グリム:「まったく。ストレスを溜めるとろくなことがねぇんだゾ。」
リドル:「……………。ボク………本当は、マロンタルトが食べたかった。」
エース:「へっ?」
リドル:「薔薇は白だっていいし、フラミンゴもピンクでいい。」
リドル:「お茶に入れるのは角砂糖より蜂蜜が好きだしレモンティーよりミルクティーが好きだ。」
リドル:「みんなと食後のおしゃべりだってしたい……。」
トレイ:「リドル……?」
リドル:「ずっと、もっとトレイたちと、遊びたかった………」
リドル:「う、うう……うううっ……わぁあああん!」
ケイト:「うっそ……。あのリドルくんがギャン泣きしてる……。」
エース:「おいこら! 泣けば許されると思うなよ!」
デュース:「お前もたいがい空気読まないな……。」
トレイ:「俺も悪かった。お前が苦しんでるの知ってたのにずっと見ない振りをしてた。」
リドル:「うっうっ、うう……。」
トレイ:「だから、今日は言うよ。リドル、お前のやり方は間違ってた。だからみんなにちゃんと謝るんだ。」
リドル:「……うっ、ぐす……ごめんなさい……。ごめんなさい……っ!」
エース:「オレ、寮長が今までの行動を謝ってくれたら言おうと思ってたことがあんスけど……。」
エース:「ゴメンの一言で済むわけねーだろ!」
エース:「絶ッッ対許してやらねーーー!!!!」
ケイト:「え〜っ!? この空気でそれ言う!?」
エース:「ったりめーだ!こっちは散々コケにされたわけだし?」
エース:「せっかく苦労して作ってた手作りマロンタルトを捨てられたわけだし?」
エース:「涙ながらに謝られたくらいじゃ許せねーなあ。」
グリム:「コイツオレ様より根に持つタイプなんだゾ。」
リドル:「そんな……じゃあ、どうすれば……。」
エース:「……オレ、しばらくは誕生日じゃないんだよね。」
デュース:「は? お前なにを言って……。」
エース:「だから、『なんでもない日』のパーティーのリベンジを要求する。」
エース:「オレたち、結局パーティーに参加できてねーし。そんで今度はお前がタルトを作って持って来いよ。」
エース:「あっ、トレイ先輩に手伝ってもらうのはナシだから! 自分で苦労しろ!」
エース:「……そしたら、許してやらないことも、ない。」
選択肢:
├ [ 自分は手伝ってもらったくせに…… ]
└ [ 素直じゃないなあ ]
エース:「外野は黙ってろっ。いい? わかった?」
リドル:「……うん。わかった。」
クロウリー:「うんうん。歩み寄りは美しきかな。これで一件落着ですね。」
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