【ストーリー】EPISODE 3-27 雑談サクリファイス!

| - 雑談サクリファイス! 深海の商人 |
登場人物
ジャック、デュース、エース、グリム、人魚A、人魚B
テキスト全文
── アトランティカ記念博物館 ──
休館日!!??
ジャック:「おいおい……間が悪すぎるだろ。」
デュース:「今日は一切リーチ兄弟からの追撃は無かったがまさか、これを知ってて?」
エース:「いや~……それはどーだろな。」
ジャック:「ここまで来ておいて、尻尾巻いて帰れってのか?」
エース:「……ちょい待ち。オレに考えがある。」
グリム:「ふな゛っ! 人魚の世界じゃ、警備員もやっぱ人魚なんだな。」
デュース:「なにを当たり前のことを……。」
エース:「ヨシ。んじゃ、オレが人魚の警備員の気を引いてるから。」
エース:「お前たちはその間にこっそり裏から忍び込んで写真を拝借してきて。」
ジャック:「1人で大丈夫かよ。」
エース:「ジャックは馬鹿正直だし、デュースは途中でボロ出しそうだし。ま、オレに任せとけって。」
エース:「うわ~~っ、マジかよ!?」
人魚A:「……ん? キミ、どうしたんだい?」
エース:「今日って休館日なんすか? 信じられねぇ。ココにくるの、」
エース:「めちゃくちゃ楽しみにしてたのに……。」
人魚A:「おや…キミ、変わった尾ひれをしてるな。陸の人間か? こんなところまで1人で来たのかい?」
エース:「はい! オレ、子どもの時から人魚の世界に憧れてて。」
エース:「お小遣い貯めて魔法薬を手に入れてやっとここに来られたんですよ。」
エース:「ヤベー、本物の人魚だ! マジカッコいい!もっと良く見せてもらっていいですか?」
人魚A:「そ、そうか? 背びれも見る?」
グリム:「アイツ、よくあんなにスラスラ嘘が口から出てくるんだゾ。」
デュース:「完全に警備員が会話に気を取られてる。今のうちに行くぞ!」
── アトランティカ記念博物館 ──
ジャック:「……アズールが指定した場所はここだな。」
ジャック:「宮廷音楽家・ホレイシオ12世ご来館記念写真……こっちは第4王女の来館記念写真……」
ジャック:「随分とたくさん飾ってあるな。」
ジャック:「確かに、これなら1枚くらい拝借してもわからねぇかもな。」
デュース:「10年前のリエーレ王子の来館記念写真は……。」
デュース:「あったぞ。これじゃないか?」
デュース:「『リエーレ王子、ご学友とご来館』……。」
デュース:「エレメンタリースクールの遠足の記念撮影みたいだな。」
グリム:「ちっせー人魚がいっぱい映ってるんだゾ。」
ジャック:「アイツ、なんでこんなものを取ってこいと指定したんだ?」
デュース:「わからないが……とにかく、これを持って帰れば頭のイソギンチャクが取れる!」
デュース:「拝借していこう。」
ガタガタ……
ジャック:「警報機すらついてねぇ。本当にただの記念撮影写真らしいな。……少し拍子抜けだ。」
人魚B:「……ん? お前たち、そこでなにをしてる!?」
グリム:「ふな゛っ!? やべぇ、警備員だ!」
ジャック:「気は乗らないが仕方ねぇ。」
ジャック:「少しの間、眠っててもらうぜ!」
< >


