【ストーリー】PROLOGUE-2 厳粛ブレイク!

| PROLOGUE ◆ 2 厳粛ブレイク! Welcome to the Villains' world. |
登場人物
赤髪の男、獅子の耳を持つ男、眼鏡の男、美しい男、タブレットの声、ターバンの男、クロウリー、グリム、闇の鏡、アズール、リドル
テキスト全文
── 鏡の間‐入学式会場 ──
赤髪の男:「――さ、これで入学式と寮分けは終わりかな?」
赤髪の男:「いいかい新入生たち。ハーツラビュル寮ではボクが[法律:ルール]だ。逆らう者は首をはねてやるからそのつもりで」
獅子の耳を持つ男:「……ふぁ~あ。」
獅子の耳を持つ男:「やっとかったるい式が終わった。」
獅子の耳を持つ男:「さっさと寮に戻るぞ。サバナクロー寮、付いてこい。」
眼鏡の男:「新入生のみなさん。この度は入学おめでとうございます! みなさんが充実した学園生活を送れるよう」
眼鏡の男:「オクタヴィネル寮寮長として精一杯サポートさせていただきますよ。」
美しい男:「それにしても学園長はどこに行っちゃったのかしら?式の途中で飛び出して行っちゃったけど……」
タブレットの声:「職務放棄…………」
ターバンの男:「腹でも痛めたんじゃないか?」
クロウリー:「違いますよ!」
赤髪の男:「あ、来た。」
クロウリー:「まったくもう。新入生が1人足りないので探しに行っていたんです。」
クロウリー:「さあ、寮分けがまだなのは君だけですよ。狸くんは私が預かっておきますから、早く闇の鏡の前へ。」
グリム:「ふぐぐー!!!」
闇の鏡:「汝の名を告げよ」
選択肢:
└ [ ユウです ]
ーーーー
闇の鏡:「ユウ……」
闇の鏡:「汝の魂のかたちは………」
闇の鏡:「………………」
闇の鏡:「…………………」
闇の鏡:「わからぬ。」
クロウリー:「なんですって?」
闇の鏡:「この者からは魔力の波長が一切感じられない……色も、形も、一切の無である。」
闇の鏡:「よって、どの寮にもふさわしくない!」
クロウリー:「魔法が使えない人間を黒き馬車が迎えに行くなんてありえない!」
クロウリー:「生徒選定の手違いなどこの100年ただの一度もなかったはず。」
クロウリー:「一体なぜ……」
グリム:「もごもご…ぷはっ!」
グリム:「だったらその席、オレ様に譲るんだゾ!」
クロウリー:「あっ待ちなさい! この狸!」
グリム:「そこのニンゲンと違ってオレ様は魔法が使えるんだゾ! だから代わりにオレ様を学校に入れろ!」
グリム:「魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ!」
赤髪の男:「みんな伏せて!」
グリム:「ん゛な゛~~~!!」
ーーーー
ターバンの男:「うわあ!! あちちちっ! 尻に火が!」
クロウリー:「このままでは学園が火の海です!誰かあの狸を捕まえてください!」
獅子の耳を持つ男:「チッ……かったりぃな。」
美しい男:「アラ、狩りはお得意でしょ?まるまる太った絶好のオヤツじゃない。」
獅子の耳を持つ男:「なんで俺が。テメェがやれよ。」
眼鏡の男:「クロウリー先生、おまかせください。」
眼鏡の男:「いたいけな小動物をいたぶって捕獲するというみなさんが嫌がる役目、この僕が請け負います。」
タブレットの声:「さすがアズール氏。内申の点数稼ぎキマシタワー。」
ターバンの男:「なあ、誰かオレのケツの火ぃ消してくれてもよくねえ!?」
クロウリー:「みなさん、私の話聞いてます!?」
獅子の耳を持つ男:「はぁ…。狸捕まえるくらいアンタがやりゃいいだろ、センセー。」
グリム:「オレ様は狸じゃねーって何度言わせるんだゾ!」
グリム:「偉大なる魔法士になる男・グリムとはオレ様のことだゾー!」
アズール:「威勢のいい小動物ですね。リドルさん、お願いできますか?」
リドル:「違反者は見逃せないからね。さっさと済ませるとしよう。」
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