【ストーリー】EPISODE 1 『星送り』

| - 『星送り』 - |
登場人物
クルーウェル、グリム、エース、デュース、クロウリー
テキスト全文
昔々……
とある田舎町に住む、おもちゃ職人のおじいさんが木の人形を作りました。
子どものいないおじいさんは可愛らしい人形をたいそう気に入ります。
そこで夜になるとダイヤのように輝く星々を見上げ願うのでした。
『人形が本当の子どもになりますように』……と。
やがて眠りについたおじいさんは夜中に物音がして目を覚まします。
物音の正体はなんと言葉を話し、動き回る人形だったのです。
おじいさんは驚きながらも願いが叶ったのだと気付きます。
喜んだおじいさんは、人形を大切に育ていつまでも仲良く幸せに暮らしたのでした。
――“ウィッシュ・アポン・ア・スター”より。
── 教室 ──
クルーウェル:「……今日の授業はここまで。」
クルーウェル:「最後にいくつか連絡事項がある。まずは……」
グリム:「ふにゃ~あ……やっと放課後か。」
グリム:「今日も1日、よく頑張ったんだゾ。」
エース:「いやいや、昼過ぎから何度も居眠りしてただろ。自分に甘すぎじゃね?」
選択肢:
├ [ グリムと一緒に寝てなかった? ]
└ [ ……とか言いつつ、外ばっかり見てたよね? ]
── 分岐:【グリムと一緒に寝てなかった?】 ──
グリム:「にゃにっ? そうなのか?」
エース:「ちょっ、ユウてきとーなこと言うなって!」
エース:「たしかに少しだけ目を休めたりしたけどこれっぽっちも寝てねーから!」
── 分岐:【……とか言いつつ、外ばっかり見てたよね?】 ──
エース:「た、確かにまあ見てたっちゃあ見てたけど……。」
エース:「先生の話を聞きながら、ほんのちょっと窓の外に意識を向けただけっつうか……」
エース:「まあ、居眠りよりはよくない?」
────
デュース:「どっちもどっちだ。いいからクルーウェル先生の話を聞け。」
エース:「相変わらず真面目だね~。」
グリム:「なのに成績は、オレ様と変わらないんだゾ。」
デュース:「う、うるさい!」
デュース:「今それは関係ないだろう!」
クルーウェル:「ビークワイエット!騒がしいぞ、そこの仔犬ども。」
ごめんなさい……。
クルーウェル:「さて、以前話したとおりこの後は講堂で全校集会が開かれる。」
クルーウェル:「1週間後の『星送り』について説明があるだろうから全員参加するように。」
クルーウェル:「That’ll do……連絡事項は以上だ。では全員、速やかに講堂に移動しろ。」
── 講堂 ──
ざわざわざわ……
グリム:「よくわかんねーまま講堂に来てみたけど今からなにをするんだ?」
エース:「お前、また聞いてなかったのかよ。『星送り』だよ、『星送り』。」
グリム:「なんなんだゾ? ソレ。」
エース:「え……マジで言ってる?」
選択肢:
├ [ 『星送り』ってなに? ]
└ [ マジで言ってます ]
エース:「ユウもかよ……。」
デュース:「異世界から来たユウはまだしもグリムまで『星送り』を知らないとはな。」
グリム:「そんな有名なモンなのか?」
デュース:「まあ、世界中の地域や学校で行われてるし知らない人はいないだろう。」
グリム:「だったらオレ様たちにも、詳しく教えるんだゾ。」
エース:「えー。どーせ学園長が説明してくれるっしょ。」
クロウリー:「みなさーん、静粛に!全校集会を始めますよ!」
>

