【ストーリー】EPISODE 2 変な行事なんだゾ

| - 変な行事なんだゾ - |
登場人物
クロウリー、グリム、エース、デュース、ハーツラビュル寮生、イグニハイド寮生、レオナ、ヴィル、イデア、オルト、トレイ、リドル、カリム、ジャミル、アズール、ジェイド、フロイド
テキスト全文
── 講堂 ──
クロウリー:「みなさーん、静粛に!全校集会を始めますよ!」
クロウリー:「本日はまず最初に『星送り』の説明を行い……」
クロウリー:「次に『スターゲイザー』の発表。最後に『願い星』を配ろうと思っています。」
クロウリー:「ま、『星送り』はみなさん何度も経験してますし詳しい説明は省いてちゃっちゃと終わらせましょう。」
クロウリー:「あ、決して面倒くさいからではありませんよ?」
クロウリー:「全校集会を短縮して、生徒たちのモチベーションを保つための配慮です。」
クロウリー:「いやあ~、我ながら英断ですねぇ……。」
グリム:「……エース。学園長のヤツは説明してくれねーみたいだゾ。」
エース:「はあ……わかった。オレが教えてやるよ。」
エース:「『星送り』ってのは、“ウィッシュ・アポン・ア・スター”に倣った伝統行事で……」
グリム:「うぃっしゅあぽんあすたあ?」
エース:「うげっ、そっからかよ!?」
デュース:「あるおもちゃ職人のおじいさんが自分で作った木の人形を気に入って……」
デュース:「本物の子どもになりますようにと願ったんだ。」
デュース:「そしたら夢が叶って、人形に命が宿った……という有名な昔話がある。」
デュース:「それが“ウィッシュ・アポン・ア・スター”。」
デュース:「子どもの頃、よく聞かされたな。」
グリム:「ふーん。」
デュース:「『星送り』ってのは1年に1度、おじいさんが祈ったとされる日に、星に願いを捧げる行事だ。」
エース:「で、そのために必要なのが『願い星』ってわけ。願いを込めると光る、不思議な魔法石なんだけど……」
エース:「ソイツに願いごとを込めたら最終的に、木に飾り付けんの。」
グリム:「変な行事なんだゾ。」
選択肢:
├ [ 七夕みたいな感じなのかな… ]
└ [ それって、七夕だよね…? ]
クロウリー:「……では、雑談はこれくらいにして。」
クロウリー:「みなさんお待ちかね!『スターゲイザー』の発表に移りましょう!!!」
ざわざわざわ……
グリム:「なんだ!?突然ざわつき始めたんだゾ?」
クロウリー:「盛り上がってますね~!」
クロウリー:「『スターゲイザー』はみなさんの『願い星』を集めて学園裏の森にある大樹へ飾り付ける役目……」
クロウリー:「いわば本イベントの主役。誰が選ばれるのか、気になるのも当然でしょう!」
ハーツラビュル寮生:「ちっとも盛り上がってねーっつーの……。」
イグニハイド寮生:「選ばれませんように、選ばれませんように!」
選択肢:
├ [ なんか、みんなやりたくなさそうだね…… ]
└ [ 聞こえてくるのは不満ばっかり…… ]
グリム:「どうしてみんな『スターゲイザー』を嫌がるんだ?」
エース:「兄貴から聞いたけど、学園の『星送り』では3人の生徒が『スターゲイザー』に選ばれるんだってさ。」
エース:「3人しかいないのに、集める『願い星』は全生徒分。」
エース:「そりゃー嫌だろ。」
グリム:「数百個の『願い星』を3人で……たしかに大変なんだゾ……!」
クロウリー:「例年どおり、私自らホロスコープを使い占星術で誕生日を導きます。」
クロウリー:「その日付に生まれた生徒こそが今年の『スターゲイザー』というわけです!」
クロウリー:「では、発表しますよ?本当に本当に発表しちゃいますよ!?」
レオナ:「もったいぶってねえでさっさと発表しやがれ。」
レオナ:「こっちはくだらねえ行事のためにわざわざ全校集会にまで参加してやってるんだ。」
ヴィル:「努力もせずに星に願いを捧げようだなんて……考えることが甘いのよ。」
イデア:「はあ……今年もイミフなイベが始まってしまった……早く終わってくれないかな……。」
オルト:「もう、兄さんったら。」
トレイ:「……例年どおり、聞こえてくるのは否定的な声ばかりだな。」
リドル:「フン。たとえ『スターゲイザー』に選ばれたとしても役割を完璧にこなせばいいだけだろう?」
リドル:「わざわざ騒ぐ気持ちがボクには理解できないね。」
トレイ:「……だな。」
カリム:「『スターゲイザー』……一度でいいから選ばれてみたいな~!」
ジャミル:「本気で言っているのか?」
ジャミル:「適当な占星術で、面倒くさい仕事を任されるなんてたまったもんじゃない。」
アズール:「『スターゲイザー』……考えようによっては、新たなビジネスチャンスにも繋がりそうなポジションだ。」
アズール:「立候補が認められるならぜひ、名乗りを上げたいものです。」
ジェイド:「聞き出した願いごとを利用するつもりですか?」
ジェイド:「ふふっ……それもなかなか楽しそうですね。」
フロイド:「オレはメンドイし、ぜってーやりたくねー。」
クロウリー:「では、発表します!1人目の『スターゲイザー』は……」
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