【ストーリー】EPISODE 4 願いが込められた証拠

| - 願いが込められた証拠 - |
登場人物
グリム、クロウリー、デュース、イデア、オルト、トレイ
テキスト全文
── 講堂 ──
グリム:「学園長!オレ様たちにも、『願い星』を渡すんだゾ。」
クロウリー:「オンボロ寮のおふたりですね。もちろんです。はい、どうぞ。」
グリム:「コレが『願い星』かあ……ン? 1つだけ?」
クロウリー:「『願い星』は1人1つまでという決まりなのですが」
クロウリー:「以前伝えたとおり、ユウくんとグリムくんは、2人で1人の生徒ですので。」
グリム:「にゃにっ!ユウ、どうするんだゾ?」
選択肢:
├ [ 『願い星』は、グリムの夢に使おう ]
└ [ 『願い星』は、グリムに譲るよ ]
グリム:「いいのか?」
グリム:「あとでツナ缶を要求してきても、やらねーんだゾ?」
グリム:「んじゃ、ユウの気が変わらねーうちに『スターゲイザー』に渡すんだゾ。」
グリム:「えっと、デュースは……いた!」
グリム:「オーイ!」
デュース:「グリム?」
グリム:「オレ様とユウの分の『願い星』を渡してやる! どうすりゃいーんだゾ?」
デュース:「『願い星』を強く握りながら、願いを口にするんだ。」
グリム:「よーし……」
グリム:「『大魔法士になれますように!!』」
グリム:「おおっ! 『願い星』が光った!?」
デュース:「願いが込められた証拠だ。」
グリム:「ほあ~。不思議なんだゾ……。」
イデア:「なんか画面の外ではしゃぎ声が聞こえるけど……たかが『願い星』に大げさすぎでしょ。」
イデア:「人間の体温とか、微弱な魔力に反応して光るだけって言われてるのに……」
オルト:「兄さん? なにか言った?」
イデア:「べ、べつに!なんでもない!」
イデア:「(オルトはなぜだか毎年『星送り』を楽しみにしているし)」
イデア:「(余計なこと言うのも可哀想か……)」
グリム:「んじゃ。ほらよ、『願い星』。オレ様の願い、頼んだんだゾ。」
デュース:「……ああ。確かに受け取った。」
グリム:「ウン?急に真面目な顔してどーしたんだゾ?」
グリム:「まさか、オレ様の偉大な願いを聞いて感動しちまったか?」
デュース:「そんなわけないだろう。ただ……『星送り』で思い出したことがあってな。」
デュース:「中学のとき、母さんが願いを込めている場面に遭遇したことがあるんだ。」
デュース:「毎日喧嘩に明け暮れてた僕を心配して……」
デュース:「「息子が喧嘩をやめて、健康でいられますように」って願ってた。」
グリム:「そういえば、昔は荒れてたとか言ってたな。」
デュース:「ああ、迷惑ばっかりかけてきた。だからその分、今は真面目に生活しているつもりだ。」
デュース:「勉強や学校行事も頑張って優等生になった僕を母さんに見せてやりたいからな。」
トレイ:「おっ。さっそく『願い星』を回収したのか。」
トレイ:「これはユウとグリムの『願い星』かな?」
デュース:「はい! この調子で他の『願い星』もすぐに集めてみせますよ。」
トレイ:「お、おお……ずいぶんやる気いっぱいだな。」
デュース:「はい。精一杯やるつもりです。」
オルト:「よろしく、デュース・スペードさん!兄さんも、僕も、頑張るよ。」
デュース:「ああ。よろしくお願いします、シュラウド先輩!」
イデア:「まあ……うん。」
イデア:「(めんどくさ……極力周りの人には関わらずにやり過ごそ)」
デュース:「それじゃあ僕」
デュース:「さっそく『願い星』集めをしてきますね!」
トレイ:「あっ!おいデュース、待て!」
トレイ:「……行ってしまった。」
トレイ:「なにが起こるかわからないし、一応後を追うか。」
グリム:「心配しすぎじゃねーか?生徒から石を回収するだけだろ?」
トレイ:「そうなんだが……デュースは新入生だし事情を知らずに始めさせるのは危ないと思ってな。」
グリム:「数が多くて大変だって話か?」
トレイ:「別の事情があるんだよ。とりあえず、俺はデュースを追う。」
グリム:「オイ! トレイ!」
オルト:「デュース・スペードさんが心配だし兄さん、僕たちも行こう!」
イデア:「ちょ、ちょっとオルト!?」
グリム:「行っちまったんだゾ……。」
選択肢:
├ [ 追いかけよう ]
└ [ 事情……気になるね ]
グリム:「そうだな……行ってみるか!」
< >

