【ストーリー】EPISODE 6 舞と太鼓の儀式

| - 舞と太鼓の儀式 - |
登場人物
グリム、デュース、クロウリー、オルト、イデア、トレイ
テキスト全文
── 学園裏の森‐大樹 ──
グリム:「ふな~!!」
グリム:「学園の裏に、こんなでっかい樹があるなんて知らなかったんだゾ!」
デュース:「僕もだ……。」
デュース:「学園長。『願い星』はこの樹に?」
クロウリー:「ええ。さっそく飾り付けましょう。」
デュース:「よし……と。」
デュース:「集めた『願い星』は、すべて飾り付けられたな。」
グリム:「ほぁ~。樹に吊るされた石がそこら中で光ってんだゾ……。」
デュース:「ああ。綺麗だな……。」
オルト:「そうだね!兄さんも、ちゃんと見えてる?」
イデア:「んー……。」
オルト:「あれ?」
オルト:「タブレットの角度を調整して……っと。」
イデア:「あ、ありがとうオルト。十分見えてるよ。」
オルト:「本当?なんだか反応が薄かったから……。」
イデア:「いやいやきちんと見えてますぞ!綺麗だね! 感動した! スクショも撮ったよ!」
オルト:「うーん……ならいいんだけど……。」
クロウリー:「当日は、たくさんの『願い星』が飾られてもっと迫力がある眺めになりますからね。」
トレイ:「俺たちの頑張り次第で……ですよね?」
クロウリー:「そのとおり!期待していますよ。」
クロウリー:「では、本題に移りましょうか。『星送り』本番当日についての話ですね。」
クロウリー:「我が校では『スターゲイザー』のみなさんに舞と太鼓の儀式を行っていただき……」
クロウリー:「『星送り』を大々的に盛り上げていただきます。クローバーくんとイデア・シュラウドくん……」
クロウリー:「それからオルト・シュラウドくんはご存知ですね?」
トレイ:「ええ、もちろん。」
オルト:「前回の儀式も、すごくかっこよかったな~。一度目にしただけで、記録媒体にしっかり刻みこまれたよ。」
イデア:「……確かに忘れられないね。あんな、見ているほうが恥ずかしくなる光景……。」
デュース:「僕は小さい頃に、地元で見て以来です。どんな感じでしたっけ……。」
クロウリー:「我が校では1人が太鼓を演奏しそれに合わせて2人が舞う決まりです。」
クロウリー:「しかし、ただ披露するだけではいけません。古より伝わる荘厳な調べと、幻想的な舞踊……」
クロウリー:「3人が完全にシンクロしていなければならないのです!」
グリム:「ふーん。『スターゲイザー』ってめんどくせぇ決まりが多いんだな。」
選択肢:
├ [ 練習、大変そうだね…… ]
└ [ ただ『願い星』を飾るだけじゃないんだね ]
クロウリー:「ちなみに、誕生日によって担当は決まってますので。スペードくんとクローバーくんには舞を。」
クロウリー:「イデア・シュラウドくんには太鼓を担当してもらいます。」
デュース:「クローバー先輩、よろしくお願いします!」
トレイ:「はは、あんまり気合い入れすぎるなよ。」
トレイ:「こっちこそよろしくな、デュース。」
オルト:「兄さんは太鼓だってさ。音ゲーは得意だし、朝飯前だね!」
イデア:「い、いや……実際の楽器とゲームとじゃ……う、うう……。」
クロウリー:「引き続き、『願い星』集めをしつつ儀式の練習も行ってくださいね。」
トレイ:「これまで以上に忙しくなる。休み時間に放課後……時間との勝負だな。」
デュース:「でも、やるしかありません。」
クロウリー:「いいですね~。その意気です!ではさっそく、舞と太鼓の実践をしてみましょう。」
クロウリー:「……って、イデア・シュラウドくんは今日もタブレットですか。」
イデア:「す、すみません。ちょっと、お腹の調子が悪くて……」
クロウリー:「困ったさんですねぇ……次回からは実際に参加できますか?」
イデア:「…………」
イデア:「たぶん。」
イデア:「……儀式の練習をやらされるとわかってて生身で来るわけないじゃん。」
イデア:「っていうか、どうしよう……拙者、このままだと本当に太鼓を叩くことになりかねないですぞ!」
クロウリー:「お願いしますね?イデア・シュラウドくん?」
イデア:「…………」
イデア:「マ、マエムキニ ケントウ シマス。」
クロウリー:「では、1回練習してみましょうか。」
クロウリー:「今回太鼓はなしということで、私の手拍子と指示に合わせて、体を動かしてみてください。」
クロウリー:「いきますよ~?」
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