【ストーリー】EPISODE 0 レオナの願いごと

| - レオナの願いごと - |
登場人物
レオナ、オルト、イデア
テキスト全文
── サバナクロー寮‐レオナの部屋 ──
レオナ:「すう………すう………。」
オルト:「レオナ・キングスカラーさんお昼寝中みたいだね。」
イデア:「これは『願い星』を集めるのは無理ですな。よし、解散。帰ろう。」
オルト:「ちょっと待って、兄さん!レオナ・キングスカラーさんが起きそうだよ。」
レオナ:「チッ……、るせぇな……。」
レオナ:「……ん? 枕元で誰がギャーギャー騒いでんのかと思えば……」
レオナ:「そのタブレットはカイワレ大根……と、弟のチビか。」
イデア:「カ、カイワレ大根って拙者のこと!?」
レオナ:「日陰に引きこもってキリンみてぇにひょろひょろ背ばっか伸ばしてるんだからピッタリだろうが。」
レオナ:「んなことより……俺を起こすなんざよっぽど大事な用で来たんだろうなァ?」
イデア:「ひっ! 睨まないでほしいでござる!ぼぼ、僕たちは『願い星』を集めてて……。」
レオナ:「あ゛ぁ?それだけのために起こしたってのか?」
レオナ:「ったく、くだらねえことで煩わせやがって……」
レオナ:「俺の願いは……『肉がたくさん食えますように』」
オルト:「えっ! レオナ・キングスカラーさんもしかして……満足にご飯を食べられてないの?」
オルト:「寝てたのも具合が悪かったからとか?」
レオナ:「……ああ、そうだ。俺はとてつもなく具合が悪い。」
レオナ:「だが、こんなもんは寝りゃあ治る。だからさっさと俺を1人にしろ。」
オルト:「でもバイタルに異常はないみたいだし新種の病気かもしれないよ?」
オルト:「僕、最先端の医療ツールを搭載してるから壊れたところがないか診てあげる!」
イデア:「オ、オルト! もう行こう。」
イデア:「レオナ氏はたぶん僕らを早く追い払うために適当な願いを口にしただけだよ……。」
オルト:「えっ、そうなの?」
オルト:「なーんだ。体調が悪いわけじゃないなら良かった。」
レオナ:「……おい、カイワレ大根。弟、テメェに似てねぇな。」
イデア:「そ、そうでしょ?」
イデア:「せ、拙者と違ってオルトは素直で明るくて人見知りもしない。今のオルトもその性格は継承して……」
レオナ:「あー、あー、急に早口になるな。どうでもいい。さっさと失せろ。」
イデア:「ひどいっ!!!」
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