恋色マスタースパーク（DJ Genki Remix）

楽曲基本情報

曲名	恋色マスタースパーク（DJ Genki Remix）
カテゴリ	ゲーム
演奏時間	2:08
BPM	200
追加日	2020/12/13
解禁条件	楽曲ショップ(サントラメダル10枚)

譜面情報

難易度	レベル	ノーツ数	譜面製作者	譜面傾向
EASY	4	225	すばとす	DNG
NORMAL	10	453	すばとす	NTS/DNG
HARD	13+	859	すばとす	DNG
EXPERT	15	1,273	すばとす	ALL
レーダーチャート(EXPERT)

楽曲詳細情報

弾幕はパワーだぜ！『恋符　マスタースパーク』!!!

5日連続東方Projectアレンジ第五弾、「恋色マスタースパーク」。

史上初のHARD13+EXPERT15の曲であり、全ディグラーに衝撃を与えた。

また、段位認定が追加されてからは'23 Autumnまでのシーズンで最頂点の課題曲になっている。

原曲となるのは弾幕STG東方永夜抄の4面Bボス、霧雨魔理沙(きりさめまりさ)のテーマ。一応彼女は主人公位置にいるのだが、このゲームでは特定キャラ組でステージ4を訪れると霧雨魔理沙が現れる。

彼女は東方Projectにおける主人公キャラの一人で、魔法の森に住む「普通の魔法使い」、人ならざるものが多い東方において数少ない人間のキャラ。人のものを盗んで死ぬまで借りていったり、公式から性格が悪いと言われるようなやつだが、一方でちゃんと異変は解決したりなんでも屋をやっていたりもする。
どうやら髪が赤かったりとある悪霊さんを慕っていたりしていた過去があるというウワサだがそれはまた別のお話……うふふ
タイトルにもなっているマスタースパークは彼女を代表する技の一つで画面の大半を覆い尽くすほどの極太レーザーを放つ魔法である。放ちながら回ったり、放った勢いで高速移動したりと派生技もあったりする。

作中ではいつものような満月の夜だが月の様子がおかしいということで、妖怪たちが人間を引き連れて独自で異変の調査に乗り出すという話。(もっとも、作中では「弾幕はパワーだぜ」とは言っておらず、実際は「弾幕はパワーだよ。」というのは内緒)

アレンジしてくれたのはDJ Genkiさん。DJ、作曲家で、HARDCORE TANO*C およびSKETCH UP! Recordings　に所属するアーティスト。

作曲を始めたのは高校生の時。主にUKハードコア系の楽曲を得意としておりCDリリースやクラブDJなどの活動を続けている。

音ゲーへは名義を変えつつ様々な機種へ楽曲を提供している。

音ゲープレイヤーとしての一面もあり、相当の実力者でもある。自身が作曲した超難度譜面をクリアしてしまう点から、「自給自足ごりら」の一人として称されているとか。

また、「彦田元気」名義で楽曲も制作しておりいくつかのD4DJ曲にも関わっている

(原曲も疾走感がすごい曲なのでぜひ聴いてみてください!)

攻略情報

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EXPERT

この攻略記事を作るにあたり、親指でやることは一切考慮しません。

それから大前提として激しい譜面を叩き続けても疲れないように持久力の強化と肩と背筋、腕の筋肉を強化しておくこと。他の音ゲーにも通じるほか、健康的な生活が送れるようになるのでおすすめだ。

大雑把にこの曲と譜面を説明すると、(一応)指が三本必要ということはない。が、基本的に終始8分で駆け抜ける譜面のため、ノーツ数こそU.N.オーエンは彼女なのか?より少ないもののほとんど休みがなく、個人差もあるがLOVE!HUG!GROOVY!!よりも疲れる(というかこっちのが難しい気がする)。16分にスクラッチが混ざりこんだり、独特の譜面構成も相まって訳も分からず自分の目には地獄絵図みたいな譜面が流れ続けてる...なんてこともしばしば。やはりレベル15は伊達じゃない。

とはいえ、分析をするとこんな風に叩けたのかという発見をし、それのおおよそがほぼ交互で取れるという譜面。なるべく写真付きで解説、攻略をしていこうと思う。

まずこの曲についてだが、基本的に高速トリル(+スクラッチ)、8分連同時押し、縦横無尽に駆け回るスライダーとD4DJをどうしたら難しくなるかをまるで総動員した譜面。が、基本的には裏打ちから入るようなことはなく、4分から入るということが多いためどういうタイミングで叩くかというのはシンプルなつくりとなっている。

まあそれで叩けたらいいのだが...そういう訳にもいかない。圧倒的物量譜面に相まってスクラッチも入るため視認性は最悪。認識難に陥りやすい。そのため、バックスピンアシスト、正規譜面とに分けながら解説する。

前半一つ目の難所はスクラッチ、乱打が入り乱れるポイント(直前に左スライダー直線、右に8分同時押し連打)。

バックスピンアシスト

よく見るとここはスクラッチ同時押しと16分+スクラッチが入り混じった8分同時押し連+乱打ということだ。ただ、その関係上、どうしても左手のスクラッチが動かないといったようなことが起きかねない。そういった場合はミラーで対処するというようなことから始めてみるのもいいかもしれない。

前半二つ目の難所は縦横無尽に駆け回るスライダー。画面の端から端まで右往左往するスライダーという譜面のため実際のところはスライダーが誤爆しやすくミスしやすい区間となっている。タップとスクラッチは4分で対応できるのでまずはスライダーの動きに専念してからやってみるのもありだ。

前半最難関ポイント。スライダーとトリル、スクラッチが入り乱れる譜面。

二つ目のスライダーを超えた後の譜面

二枚目の先の譜面

普通にやると超高速で流れてくる譜面に対し反応をしにくい場面だが、実はこの譜面は全て交互取りが可能な譜面。16分、8分が入り乱れてリズムを崩しやすい上に途中にスクラッチ、スライダーも入れなければならない最難関譜面。

この一連の動作を二回やらなければならない。一連の流れが終わったらミラー譜面が入り、そのあとに高速トリルが来るという順番。ここでテンションを如何に減らさないかが攻略のカギになるのは間違いない。

後半戦　ここはずっと16分で駆け抜けるという物量譜面となっている。サビ入ってからラスサビまでずっと16分乱打が降り注ぐ。ここで出てくるノーツはそのおおよそがTAP。複雑な譜面はしていないが、如何せん高速な乱打をずっとやっていくのは腕の体力がもたないことが多い。この体力問題は、動きを最小限に抑えたり、曲を何度もやって慣れるしかないだろう。

後半の難所はラスサビに固まっている。

ラスサビSTART(後ろの方見ずらいのがすまない...)

奥のスライダーの箇所。ここまでが全て16分繋がり

ここが最後の難関だろう。画像では少し見ずらい奥の方だが...スライダーのところまで全て16分繋がりというとんでも譜面。トリルにスクラッチを混ぜ込んでいるため普通の曲なら対処できるようなものではある。(BOOM-BOOM SHAKE!を例にあげればサビ前にトリルにスクラッチを混ぜ込んだ譜面があるが、こちらはBPM140のため対応しやすい)

だが、この曲はBPM200。如何にトリル+スクラッチといえど相当な速さで正確に捌くことが求められるため、その難易度は段違い。譜面認識のため、最初はアシストオンにしてスクラッチをアシストしつつ練習するというのも手だ。(補足をすれば、スクラッチのタイミングは全て裏で言っている「Hey!」のタイミング。これを目印にしながらトリルをするといいだろう)

総評

やはり難易度15という難易度は14+とは格が違うということなのか、相当の超高難易度曲となっている。片手拘束、トリル+スクラッチ、高BPM、高速トリル、縦横無尽に駆け回るスライダーとどこをついても難しい譜面ばかりだ。ただし、でたらめに置いている譜面ではなくちゃんとリズムを取れ、叩くことができるようになればなるほど楽しくなる譜面であることに変わりはないだろう。

それでは...健闘を祈る。音ゲーはパワー(筋力)だよ。