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【劫火の魔女】ヴァルリーデのメモリー

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最終更新者: Gru
ステータス、スキルメモリー (一覧)ラメント

プロフィール

【劫火の魔女】ヴァルリーデ
身長165cm体重47kg
血液型O型誕生日1月12日
ラメントVIII. THE FIRE ( / EN)
Song byヴァルリーデ(田中理恵)
CV田中理恵
魔女を匿っているという理由で孤児院を焼かれ、復讐に燃える魔女。孤児院を経営し、身寄りのない子どもを引き取り育てていた。本来は優しく穏やかな性格。

メモリ一

1話

私の住む町は、貧富の差が激しく、特に貧民街は常

に悪臭を放つ、酷い環境だった。


町ではいつも行き倒れた孤児であふれていた。

······可哀そうに。

大人になる事もできずに、この子達は······。


何とかしないと······。

目の前に助けられる命があるんだもの。

放ってなんておけない。


だから私は貧民街に孤児院を建てる事にした。

こうしている間も、可愛い子ども達の未来が

失われようとしている。

そんなの、見過ごせないじゃない。


大人として、そしてこの子達の母として······

子ども達の未来を護らないと。

2話

貧民街で子ども達と暮らし始めたけれど、

貧民を毛嫌いしている貴族からしたら、

この孤児院は疎ましいみたいで。


町に出かけた子ども達がケガをして帰ってくる事

も、そんな子を庇ってベルが、 町の大人と喧嘩して

帰ってくる事もよくあった。


町の大人なんて嫌い······

たくさん傷つけられて、子ども達の心に

黒い感情が芽生え始めた。

······ このままじゃいけない。


黒い感情に支配されちゃダメ······

だから私は子ども達を抱きしめてこういったの。


拳を拳で返しても痛いだけ······

大事なのは許しあう心。


相手を思いやる心さえ忘れなければ、

いつかきっと届く······

だから信じましょう、人の持つ愛の力を。

3話

それから時は巡り、ついにベルが孤児院から巣

立つ時がきた。

少し寂しくなるけど一生会えないわけじゃない。

笑顔で見送らないと。


「ほら、みんなもいつまでも泣いていたら

ベルが困っちゃうでしょ」

そう私が子ども達をなだめていた時、

ベルが後ろから抱きついてきた。


「また来てもいい?」

そうベルは、気恥ずかしそうに私にいった。

······もう、当たり前じゃない。

だってここはベルの、みんなの家だもの。

いつでも帰ってきていいんだからね。


そう私が答えると、ベルは照れたように笑って

······そして巣立っていった。


子ども達の前では強がってみたけれど、

やっぱり寂しいな。


だけど、そんなある日······

とても嬉しい事があった。

4話

子ども達が私のために小さなパーティーを

開いてくれた。


皮のついたジャガイモに、 実がほとんどない

リンゴ、そして野花で作った花束······。

いつの間に、こんなものを。


「ベル姉の分もお手伝いするから元気出して」

そういって子ども達は私に絵のプレゼントも

くれた。


元気のない私を励ますために用意してくれたのね。


私は零れそうな涙をこらえて

子ども達を抱きしめた。


ありがとう、私の宝物達一一。


この子達が私の生き甲斐······

この優しい時間がずっと続けばいいのに······

——そう心から願った。

5話

ある日、私は町で魔女狩りに遭っている孤児を

見つけた。

私はすぐにその子を助けに入ったけれど、

そんな私に町の人達はこういった。


魔女に生きている価値はないって。


なんて事をいうの······。

貴族だって、 貧民だって、 魔女だって

みんな幸せになる権利は平等に持っている。


生まれてきて、幸せになっちゃいけない子なんてい

ない。

もし世界が、この子を魔女だからって拒絶する

なら、私がこの子を受け入れるわ。

······新しい家族として。


私は止める人達の言葉を無視して、その子を

連れ帰った。

······だけど、その夜、 悲劇は起きた。

6話

魔女を殺せ・・・・・・

そういって町の人達は孤児院の入り口を封鎖し、

一斉に火を放った。


これでようやく目障りなゴミが処分できる、

と笑いながら。


ゴミですって?


そうだ・・・・・・ 彼らはずっと私達を疎ましく思ってい

た。

魔女はきっかけに過ぎない。

いつこうなってもおかしくなかった。

そして、そのきっかけを与えてしまったのは、

私だ


熱いよ助けてーー

そういって最初に死んでいったのは

一番年下のボウヤ・・・・・・

次に死んだのは泣き虫なあの子、

その次はやんちゃなあの子・・・・・・


そうやって一人、また一人と・・・・・・

小さな命が私の腕の中で消えていった。

先生助けて・・・・・・そう最後まで繰り返して。


ダメ、 目を開けて・・・・・・。

私は何度も子ども達の体を揺さぶったけれど、

その目が開く事はなかった。

7話

気付いた・・・・・・

私は炎の中で、 黒い塊を抱きしめてい

触れたら壊れる、黒いナニカを・・・・・・

これは、ナ、ニ・・・・・・?


どうして、こんな酷い事ができるの?

この子達が、一体何をしたっていうの?

何もしていないじゃない。

ただ静かに暮らしていただけ・・・・・・なのにっ・・・・・・ !


ふざけるな・・・・・・


なにが愛だ、 優しさだ・・・・・・

そんなの、どこにあるっていうんだ・・・・・・。


私が愚かだった・・・・・・あんな奴らにも、 良心があるだ

なんて信じた私が・・・・・・!

全部、 私が!  間違っていたんだ・・・・・・っ!


人の心なんて、 優しさなんて、

・・・・・・愛だなんてっ!

・・・・・・っそんなの・・・・・・信じなければ、良かった。


許さない・・・・・・

許せるわけがないだろう、こんな事・・・・・・!

必ず、全員焼き殺す! 誰一人逃がしはしない!

この町も人も、そして世界も!

全て燃やし尽くしてやる!


・・・・・・こんな世界・・・・・・つ、

私がっ、 滅ぼしてやるっ!!


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第3話


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ゲーム情報
タイトル メメントモリ
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  • カテゴリー
  • RPG(ロールプレイング)
    美少女・萌え系ゲーム
ゲーム概要 せつなくて、美しい。一瞬で別世界へ。

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