アイビーのメモリー
プロフィール
アイビー | |||
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身長 | 138cm | 体重 | 36kg |
血液型 | AB型 | 誕生日 | 5月5日 |
ラメント | まっかっか (日 / EN) | ||
Song by | 葉月ゆら | ||
CV | 古賀葵 | ||
お人形遊びと赤色大好きな無邪気な女の子。 赤色 に対して尋常じゃない執着をみせる。 人形のエマ ちゃんとはいつも一緒。 |
メモリ一
1話
赤色が大好き。
遠い記憶……
アタシの意識を飲みこむほどの鮮やかな赤。
あの時の赤色がもう一度見てみたくて、アタシは赤色を探したの。
でも、どこへいっても、あの時の赤色は見つからな かった。
「こまったね、 エマちゃん。 うん、なあに?
うんうん、そうだね……そうしましょう!」
2話
大好きな人が流す赤色なら、 きっとステキな赤色。
あの時と同じ、鮮やかな赤。
だって、エマちゃんがそう言ったんだもん。
だから、 赤色を見せてほしくて、 アタシは大好きな人を追いかけた。
でも、おかしいの。
昨日まで遊んでくれた大好きな人、 次の日になると......
みんな、いなくなっちゃうの。
おかしいね、エマちゃん。
みんな、どこへいったんだろう。
でも大丈夫。きっと、どこかでまた会えるわ。 だから今は......
「お人形遊びでもしましょうか」
3話
ある日、町でステキな赤色を見つけた。
アタシがほしい赤とはちがうけど、 あの赤もステキだわ。
くだもの屋さんにならんだ鮮やかな、あかーい、あ かーい、リンゴさん。
「おじさん。 その赤いリンゴさん、 おひとつくださいな」
「あー、ごめんね、 お嬢ちゃん。 お金が足りないみ たいだ」
そう言って、おじさんはアタシに赤色をくれなかった。
アタシの赤色なのに、どうしてくれないんだろう……
「悪いおじさんだね、 エマちゃん」
4話
アタシから赤を没収した悪いおじさん。
アタシ、嫌いだな。
でも大好きな赤色に染めれば、きっと好きになれる。
そう、純粋な赤色に……
その時だった。 フシギな色が舞いおりた。
赤くないけど……ステキな色のお兄ちゃん。
お兄ちゃんが、アタシに、アタシの赤いリンゴさんを取り返してくれた。
「うん、エマちゃん。 ステキなお兄ちゃんだったね。
でも、お兄ちゃん、赤くないね……」
5話
今日は、お兄ちゃんのまちを探検したよ。
いつも赤色ばかり見ていたせいかな?
ちがう色のまちは、 少し新鮮な感じがした。
このまちにも、アタシが求める赤い景色はなかったけれど、ここはここで好き。
だってお兄ちゃんがいるもん。
でも、お兄ちゃんのまちでも、嫌なことはあるみたい。
まちをお散歩していたら、悪いお人形さん に出会ったの。
だって、エマちゃんのこと、ぶったり、アタシのかみの毛、引っぱったりしたんだよ。
悪いお人形さんでしょ?
自分より小さい子をぶつなんて……悪い子。
アタシ、 このお人形さん、大嫌い。
だからエマちゃんが怒ったんだよ。
よしよし、痛かったね。
6話
好きな色で染めたら、 少しは好きになれると 思ったんだけど……ダメだったみたい。
嫌いなままだ。
やっぱり好きなものを、 好きな色で染めた方が いいのかな?
好きなもの 今、 アタシが一番好きなもの……
それは……
お兄ちゃん……。
お屋敷のお人形さんたちも好きだけど、やっぱり一番はお兄ちゃんだよね。
お兄ちゃんを赤く染めたら、 きっと今より もっと好きになる……
そうだよね? エマちゃん。
それじゃあエマちゃん、 お兄ちゃんの所へ帰ろうか。
7話
お兄ちゃんに赤色のお洋服をプレゼントしよう。
いつも遊んでくれるお礼に……。
だけど、 お兄ちゃん……
なかなか受け取ってくれない。
どうしてだろう?
しょうがないな、 お兄ちゃんは……
シャイなんだから。
でも、いつかは受け取ってくれるよね?
そう……あの時から、アタシ達はお兄ちゃんと一緒♪
だって、お兄ちゃんと一緒にいれば、たくさんお人形遊びができるもの。
だからお兄ちゃん。
いつか赤色のお洋服も着てね。
でも今は……一緒に遊んで。
ね、おにーちゃん♪
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
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