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【雪幻の魔女】ルナリンドのメモリー

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作成者: ユーザー66337
最終更新者: Gru
ステータス、スキルメモリー (一覧)ラメント

プロフィール

【雪幻の魔女】ルナリンド
身長167cm体重43kg
血液型O型誕生日2月7日
ラメントIX. THE ICE ( / EN)
Song byルナリンド(本渡楓)
CV本渡楓
ブルク公国出身。 ソルティーナの姉で、妹のこと を大事に思っている。 妹を庇って異端審問官に捕 まり、残虐な拷問の果てに魔女となった。 悲観的 で自分に自信がなく、 すぐに謝る癖がある。

メモリ一

1話

妹のソルティーナは明るくて優しくて、誰からも好かれる女の子だった。

同じ姉妹の私とは大違い。


私は人と話すのも苦手だし、 料理もできないし、な

にしても失敗ばかり。

ソルのために作ったぬいぐるみもボロボロだった。


きっとダメな所を私が受け継いだかわりに、 良い所

が全部ソルに行ったんだと思う。

それを僻んだことは一度もない。

むしろ自慢の妹。 あの子さえいれば、他には何もいらないの。


私は本気でそう思っていた。 あの「魔女狩り」が始まるまでは。

2話

ソルの6歳の誕生日。

魔法を使ってみせたあの子を、 両親は捨てるように

追い出した。

汚らわしい魔女め。お前なんか死んでしまえ。

そう吐き捨てながら。


私には難しいことは分からない。

みんなが魔女は悪いというのなら、きっと魔女は悪いんだと思う。


だけど……だけど!


家を飛び出すと、 ソルが地面にうずくまりながら泣いていた。

あんなに明るい子に、こんなに悲しい顔をさせる。

そんなの絶対に間違ってる。


持ってきたクマのぬいぐるみと一緒に、ソルを抱きしめた。

たとえ悪い魔女だとしても、 あなたは私の大切な妹。

だから、もう大丈夫だよ。

お誕生日おめでとう。


静かにゆっくりと、ソルの目に涙が浮かぶ。

さっきよりもずっと温かな涙を流しながら、大声で泣き始めた。

3話

それから私たちは二人で暮らし始めた。

魔女であることは隠していたけど、 聖槍教会の魔女

に対する圧力は日に日に増していく。


世界の災いは魔女のせいだ。

魔女を殺せば元に戻る。

すべての魔女を処刑しろ。

そんな言葉が広がると共に、 ついに魔女狩りが開始された。


異端審問官たちは容赦なくて、残虐だった。

捕まった魔女は一人も帰ってこない。

そしてついに、ソルが次の標的に選ばれてしまった。

4話

教会の目的は魔女であるソルだから、私が時間を稼ぐ。

そのあいだに逃げて。

そう言うとソルが不安そうに私を見つめた。


お姉ちゃんは平気だよね。


もちろんよ、と笑顔で答える。

魔女じゃない私が捕まるはずないでしょう。

たまにはお姉ちゃんを頼ってよ。


ソルはためらいながらもうなずくと、裏口から抜け出した。

それを見届けて扉を閉める。


足の震え、ちゃんと隠せたかしら。

笑顔は上手く作れたはずだけど。


やがて異端審問官たちが家にやってくる。

私は精一杯の勇気で彼らに告げた。


「ここにソルティーナなんて魔女はいない。 魔女は私、ルナリンドよ!」

5話

異端審問官の拷問は噂以上だった。

悪魔のような責め苦に私の体が壊されていく。

だけど一番辛いのは、ソルを恨み始めたことだった。


どうして私がこんな目に合わないといけないの。

あの子なんか助けなければよかった。

ソルなんていなければよかったのに!


弱い心が悲鳴を上げる。

このままだと大好きな妹まで嫌いになってしまう。

それが何よりも悲しくて、いつしか私の心は凍り付 いていた。


いっそこのまま氷になれば、 全部忘れられるのに……

その時だった。 槍を持った女性が現れたのは。


貴様の願い叶えてやろう。


その言葉と共に、 私の意識はゆっくりと閉ざされて いった……

6話

そこには何もなかった。

何も聞こえないし、何も見えない、真っ白な氷の世界。


ああ、でも。 何も感じないのは嬉しいわ。

痛いことも悲しいことも、ここでなら全部忘れられる。

誰もいないのは寂しいけれど……それでもいいの。

あなたを恨むくらいなら、私は永遠に氷のままでいい……


深く、深く、 落ちていく。

何もない世界の奥底で声が聞こえた。

閉ざした心を溶かすように、 誰かが手を伸ばしている。


それは温かな記憶。

いつも私を助けてくれた。

ずっと傍にいてくれた。

私に光を与えてくれた。 私の自慢の……


「帰ってきてよ、お姉ちゃん!」

7話

ソルはいつも私を助けてくれる。

だから今度は私が助けたかった。

なのに、私がしたことはあの子を悲しませただけ

……それどころか、 ケガまでさせて……


自分で自分が嫌になる。

大切な妹を助けることもできないなんて・・・・・・私は、

どうしてこんなに何もできないの…


落ち込む私に、ソルがカバンから何かを取り出した。


これは……誕生日にあげた、ぬいぐるみ?

もしかして、あの日から、ずっと持ってるの……?


驚く私に、ソルが微笑む。


「お姉ちゃん、いつも助けてくれてありがとう」


ソル……うん、うん。 ごめんね。 もうあなたを一人

にしたりしないわ。

だって、私もソルが大好きなんだから!


繁體中文

第1話


第2話


第3話


第4話


第5話


第6話


第7話





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    • RPG(ロールプレイング)
      美少女・萌え系ゲーム
    ゲーム概要 せつなくて、美しい。一瞬で別世界へ。

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