アリアンロッドのメモリー
プロフィール
アリアンロッド | |||
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身長 | 157cm | 体重 | 47kg |
血液型 | A型 | 誕生日 | 12月2日 |
ラメント | モノクローム (日 / EN) | ||
Song by | ChouCho | ||
CV | 高田憂希 | ||
努力至上主義で真面目な見習い騎士。 無自覚にプ ライドが高く不正を許さないため、周囲から浮い ていた。 騎士が正義だと信じ、 自分の理想を追い 求めるが空気を読むのが苦手。 |
メモリ一
1話
「正義を執行する」
そういって、騎士様は、私の村を救ってくれた。
銀色に輝く鎧と、 鈍色の剣。
その頼もしい姿に、 私は心を奪われた。
騎士は、正義の象徴。騎士こそが、正しい。
私の、理想そのもの。
親の反対を押し切り、私は家を飛び出した。
銀色に輝く、あの理想を追い求めて。
私は、騎士になる。
立派な騎士になって、正しい人になるんだ。
2話
見習い騎士として配属されてしばらく経って……
私にも後輩ができた。
大人しそうな子で、とても騎士に向いているとは思えないけど……
この子もきっと私と同じ。
正義の騎士になりたくて、 ここまできたんだ。
なら先輩として私が支えないと……。
厳しい訓練で心が折れそうな彼女を、私は時に叱責し、 時に励まして……
傍で、 ずっと支え続けた。
それが、彼女のためになると信じて……。
最近妙な視線を感じる、それに忍び笑う声も……。 気のせいかな?
3話
ある日、部隊隊長の不正が発覚した。
騎士は正義の執行人。
失敗も敗北も、あってはならない。
まして不正なんて……。
なのに彼は悔い改めるどころか開き直って、今でも平気な顔して隊長の椅子に座っている。
反省もしないなんて……。
騎士としての誇りや信念はないのかしら。
私は彼の処分を訴えた。
それが正しい事だと思ったから、なのに……
私は謹慎処分を言い渡された。
どうして不正を訴えた私が、処分されなくちゃいけないの!?
いいえ、この程度で掛けたらダメ。
私は騎士になるんだから……正義の騎士に。
4話
謹慎処分を受けて数日が経った、ある日……
みんなの留守中に財布が紛失した。
今度は盗みか……
とことん、この部隊は腐っている。
そんな中、私が犯人でないかという噂が流れた。
謹慎中の私なら犯行が可能、腹いせでやったんじゃないかって……。
侮辱するのも大概にしてほしい。
私は今までずっと真面目に生きてきた。
彼らとはちがう。
そんなに言うんなら探せばいい。
どうせ何も出てこないだろうけど。
……え? みんなの財布が出てきた?
私の部屋から?
5話
過去に、私に注意された同僚や先輩、そして隊長……
全員が口をそろえて私を罵り、 嘲笑った。
私じゃないのに……何も、言い返せない。
悔しくて、悔しくて……
私はどうしたらいいか分からなかった。
その時、部屋から同室の後輩が現れた。
ああ、良かった。 この子がいた。
私が安堵した、次の瞬間……
彼女は私を見て笑った。
彼らと同じ、 嘲るような目で。
そっか……そういう事だったの。
この騒動は、私を陥れるために、 全員で仕組んだものだった。
この子だけはって信じていたんだけどな……
結局この子も、私の事を陰で笑っていたんだ。
口煩くて、うっとうしいって。
正義って、 正しい事ってなんだろう……
分からない。
何を目指したらいいのか、もう分からないの。
6話
努力は報われると信じて、
今まで歩んできたけれど……。
追い求めた理想は、仮初のもので……
そこに私の憧れた正義はなかった。
目の前が真っ暗になった私の前に、 一筋の光が差し込んだ。君という光が。
あの光を覚えている……かつて私が憧れた、 銀色の光。
そうだ、私……あんな風になりたかったんだ。
強くて、優しくて、みんなを護れる……
君みたいな、正しい人に。
もう迷わない。 理想を現実にするために、 私は剣を振るい続ける。
私の信じる正義を貫いてみせる……
君みたいに、なりたいから。
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
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