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ロザリーのメモリー

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最終更新者: Gru
ステータス、スキルメモリー (一覧)ラメント

プロフィール

ロザリー
身長140cm体重33kg
血液型B型誕生日4月10日
ラメントラメント ( / EN)
Song by山本彩
CV上坂すみれ
皆から「ロザリーおばあちゃん」と呼ばれている、見た目幼女の魔女。小さな体に似合わない大きな杖は、かつては別の持ち主がいたらしい。落ち着いた性格で主人公の相談役。自称「永遠の14歳」。

メモリ一

1話

聖槍教会には、

天使から授かったといわれるティクーンの杖がある。

世界が滅亡に瀕した際に、世界を救うとされる杖だ。


私は杖の力を十全に発揮させるための神官として育てられた。


修行は過酷だったけど、不満はない。

世界を救う使命より大切な事なんてないのだから。


そして、杖の継承者と会う日がやってきた。


花と風車の国――フランの領主。


どんな人だろうと思っていたら、

領主でありながら、

誰にでも優しく笑みを絶やさない、

まさに花のような人だった。


世界の命運より

大切なものなんてないはずだったのに。


私の中で、あの人の存在は、

日増しに大きくなっていくばかりだった。

2話

世界の裏側で、人類は危機に晒されていた。


この世界は生命の樹と、

生命の樹に住む天使によって守られている。


そして生命の樹の根からは邪悪の樹が伸び、

そこには人類の破滅を願う悪魔たちが住んでいる。


その悪魔たちが復活しようとしていた。


ティクーンの杖は、

絶望を希望に変え、絆を力に変える杖。

悪魔たちを倒し、封じるための杖だ。


人々を心から信じ、愛せる者だけが、

その力を扱えるという。


平和を愛する主様が選ばれたのも当然だった。

3話

ついに悪魔の封印が解ける日がやってきた。

大地に巨大な穴が開き、悪魔が地上に現れる。


その前に立ちはだかるのは、世界中から集った戦士たち。


竜の力を継ぐ騎士。

禁忌を極めた魔女。

人類最強と呼ばれた国王。


長年争っていた国々が、

世界の危機を前に手を取り合った。

絆を力に変える主様だからできたことだ。


今の私たちに倒せない敵なんていない。

信じあう人間の強さは、

私たちがよく知っているんだから。


けれど。私たちは忘れていた。


悪魔は天使の対となる存在。

神にも匹敵する存在だということを。


人類の総力が集った討伐隊は

半日とかからずに全滅した。

たった一匹の悪魔によって。


生き残ったのは、

杖に守られた私と主様だけだった。

4話

封印が解き放たれる。

一匹でも勝てなかった悪魔が、

数えきれないほどあふれ出てくる。


今まさに世界が滅びようとするその最中にあっても、

主様は諦めなかった。


魔女の力が心の力なら、主様の力は絆の力。


世界中の人々から愛されるその人柄が、

希望を紡ぐ杖の最後の力を解放した。


あふれ出した光が朝日のように大地を染めていく。

悪魔を浄化する神の力が、彼らを地獄に送り返す。


それは、人の身を超えた力だった。


主様の体が崩れていく。

だけどその目に映っていたのは、

自分ではなく、私だった。


主様を補佐する私の体もまた、崩れ始めていたから。


こんな時でも自分より他人を心配できるなんて……。

そんな貴方だからこそ私は、生涯お仕えすると決めたんです。


優しい主様。

最後までお供させてください。

5話

多くの犠牲を払い世界は救われた。

死ぬのは怖いけど、主様が一緒なら。


隣を見つめると、主様が杖を掲げた。

「君だけは必ず助ける」

そう微笑んで。


私の体が治っていく?

どうして……まさか、主様の命が私に……。

だめっ、そんなことをしたら……っ!


命を使い果たした主様が倒れる。

私はすぐに杖を拾い掲げた。

この命を返せばまだ間に合う!

けど……


どうして?どうして、何も起きないの!?

人々を救うための杖、

大切なものを守るための杖なんでしょ!

主様は、私にとって何よりも大切な人なの!


今その力を使わないで、いつ使うのよ!

今ならまだ間に合うから!

だから、お願い、応えて、主様を助けて……!

私の命を、主様に返してよっ!!


どれだけ泣き叫んでも、杖は応えない。


杖は、世界を愛し、

人々を愛する者にその力を与える。


たった一人だけを愛し、

たった一人だけを助けたいと願った私には、

もう応えてはくれなかった。

6話

あれから200年が過ぎた。


主様の命を受け取ったこの体は、

老いることなく生き続けておる。


主様を取り戻すため、禁忌に手を染めたこともあった。


しかしわかったのは、

神が作りし命の定めを覆す事はできぬということだけ。

死んだ者は……帰ってこぬのじゃ。


わかっておるのに、

それでも、と願ってしまうのは……


どうやら、悪魔が再び復活しようとしておるらしい。

託されたこの命、今こそ使うべき時じゃろう。


……ふと、恐ろしい考えが頭をよぎった。

悪魔なら神に反逆できる。

もしや……神の定めを覆すことも……


冗談じゃ。

儂の命は主様より賜ったもの。

主様が愛した世界を守るのは当然じゃろう。


それが儂にできる、

最後の役割じゃろうからの。


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第1話


第2話


第3話


第4話


第5話


第6話





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ゲーム情報
タイトル メメントモリ
対応OS
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カテゴリ
  • カテゴリー
  • RPG(ロールプレイング)
    美少女・萌え系ゲーム
ゲーム概要 せつなくて、美しい。一瞬で別世界へ。

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