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【雷啼の魔女】ケルベロスのメモリー

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作成者: Gru
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ステータス、スキルメモリー (一覧)ラメント

プロフィール

【雷啼の魔女】ケルベロス
身長140cm体重35kg
血液型O型誕生日11月11日
ラメントⅣ. THE THUNDER ( / EN)
Song byケルベロス(斉藤朱夏)
CV斉藤朱夏
いつもしっぽを振ってついてくる甘え上手な女の子。姉に依存していて、いつもそばを離れない。姉を殺してしまったと思いこみ、その絶望からクリファの魔女となった。

メモリ一

1話

今よりもうんと小さい頃、

アタシとお姉ちゃんは山奥に捨てられた。


山にはいつも雷が鳴ってて、

怖くて逃げ出したアタシは気がつくと一人になってた。


夜の山は真っ暗で何も見えない。

お姉ちゃんを呼ぶ声も雷で聞こえない。


これじゃ……、

アタシの場所なんてわかるわけないよ。

お姉ちゃんにも、二度と会えないんだっ……。


泣き出したアタシを、

だけどお姉ちゃんはちゃんと見つけてくれた。


「大丈夫。もう怖くないよ」って優しく抱きしめながら。


雷はまだ鳴ってたけど、もう涙は止まってた。

だってこんなに優しいお姉ちゃんがいるんだもん。

2話

夢を見た。

お姉ちゃんがいなくなっちゃう、とても怖い夢。


目を覚ますと、すぐお姉ちゃんに抱きついた。


よかった、ちゃんといる。

お姉ちゃん、アタシを一人にしないで……。


……え、このお守り、くれるの?

これがあればいつでも一緒だから、

怖い夢を見てもすぐ助けてくれるの?


お姉ちゃん、やっぱり優しくて、大好き。


そうだ!

このキレイな石、アタシの宝物なんだけど、あげる。


これがあればアタシもずっと一緒。

お姉ちゃんが怖い夢を見たら、すぐに助けるね!

だからずーっと一緒だよ!


でも、悪夢は現実になった。

お姉ちゃんがいなくなっちゃう、

あの怖い夢が。

3話

夜の中に赤い目が浮かぶ。

獣たちが襲ってきたのは突然だった。


飛びかかる鋭い爪と、太い牙。

それでもアタシの前から動かないお姉ちゃん。

何もかもがゆっくりの中、

空腹の獣たちがお姉ちゃんを……。


だめ……

お姉ちゃんっ……だめえええええっ!!


アタシの中で何かが爆発する。激しい雷が目の前に落っこちた。


今の、なに……?

あんな力、アタシ知らない……。


……ッ! お姉ちゃん?お姉ちゃんはどこ!?


どうしよう、どこにもいない……。

あるのは真っ黒に焦げた地面だけ。


き、きっと、今の衝撃で崖から落ちたんだ。

そうに決まってるっ。


急いで崖を降りたけど、

そこで見たものは……

4話

お姉ちゃん、どこ!?お願い、返事をして!

あっ、あれ、は……雷で焼け焦げた……


ち、ちがう。あれはお姉ちゃんじゃない。

さっきの獣に決まってる。


でも……じゃあ、お姉ちゃんは、どこ。

あるのは雷に打たれた死体がひとつだけ……


……嘘だ。

嘘だ嘘だ嘘だ!


そんなはずない、そんなはずないもん!

アタシが、お姉ちゃんを、なんて、そんな、

そんなこと……!

ほら、こんな小さな炭がお姉ちゃんなわけ……!


えっ。この石……丸くて、キレイで、

お守り、みたいで……


……嘘。アタシが、お姉ちゃんを……?

お姉ちゃんをっ……

嘘だああああああああああっ!

5話

夢を見た。

お姉ちゃんがいなくなっちゃう、

とても怖い夢。


慌てて目を覚ますと、お姉ちゃんが笑ってた。

「大丈夫、アタシはいなくならないよ」


よかった。やっぱり夢だったんだ。

安心して抱きつくと、お姉ちゃんの体が

雷に打たれた。


真っ黒焦げの腕がアタシをつかむ。

どうして、って……。


ちがう、ちがうの……

アタシ、お姉ちゃんを助けたくて……

なのに、知らない力があふれて、それで……


気がつくと夢の中には誰もいなかった。

ううん、これは夢じゃない。

現実だ。


だって、お姉ちゃんは、アタシが……ッ!

6話

雷が聞こえる。

真っ黒なアタシの心にあの恐ろしい音が響いてる。

その中に、ふと、優しい光が浮かんだ。


「お姉ちゃんが来たよ。 もう大丈夫だよ」


えっ……嘘だ……お姉ちゃんがいるわけない……

だって、お姉ちゃんは……

アタシが殺したんだから!


もう、やめて……これ以上苦しめないで……

あ、この光、って……


ずっと一緒だよって、怖い夢を見たら助けるよって、

約束してくれた、お姉ちゃんのお守り……


……ッ。お姉ちゃん、アタシはここだよ、

もう一度、会いたいよ……


抱きしめた光から声が届く。

それは、いつもアタシを守ってくれた、

世界一優しい魔法の言葉。


『大丈夫。もう怖くないよ』


もう、雷は聞こえない。

あたたかな光が、ゆっくりと

アタシの心にあふれていった──

7話

あれから、アタシ達はご主人様の街で暮らしてる。

今日はお姉ちゃんと一緒にお買い物なんだ。


街には色んな物がいっぱいで、キョロキョロしてたら、

お姉ちゃんとはぐれちゃった。


でも泣かないよ。

ほら、お姉ちゃんがすぐに来てくれた。


もうはぐれないように、手もつないでくれたんだ。

お姉ちゃんの手、優しくて、あったかい。


帰り道――。

夕日に照らされて、二つの影が大きく伸びた。

影のアタシも、お姉ちゃんと仲良しだね。


あっ、ご主人様がいる。迎えに来てくれたんだ!


お姉ちゃんも一緒にいこう。

ご主人様と、アタシと、お姉ちゃん。

三人で一緒に帰るんだ!


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第1話


第2話


第3話


第4話


第5話


第6話


第7話





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ゲーム情報
タイトル メメントモリ
対応OS
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カテゴリ
  • カテゴリー
  • RPG(ロールプレイング)
    美少女・萌え系ゲーム
ゲーム概要 せつなくて、美しい。一瞬で別世界へ。

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