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【Obey Me!】Devilgram「輝いた日」の詳細情報【おべいみー】

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作成者: Lucy@副管理人
最終更新者: える

Obey Me!(おべいみー)のアクマカード「輝いた日/ルシファー」のDevilgram詳細情報です。ネタバレ必至の内容となりますので閲覧ご注意ください。

Devilgram【輝いた日】

レアUR種類アクマカード
カード名輝いた日/ルシファー
✓カ-ド入手先Sの章 Aの章 欠片/Gの章
以下はネタバレ必至の内容となりますので
閲覧ご注意ください。
ep.1
ディアボロ偶には思い出話に花を咲かせよう。
ディアボロ
「君は覚えているかい?」
「我々が初めて出会った日のことを」
ルシファー
「忘れるはずがないだろう」
「……思い出話でもしたいのか?」
ディアボロ
「いいじゃないか。まあ、少し付き合ってくれ」
「あの日──」
「まばゆい光を放ちながら、巨大な流星が魔界に降ってきた」
「それが、私が初めて見た君の姿だったよ。ルシファー
ルシファー
「あのときはたしか、 着地した途端に泥が跳ねたんだ」
「光の鎧が盛大に汚れて一気に不愉快になったのを鮮明に覚えている」
「魔界は土質が悪いから改良しろ──それが俺から君への、最初の要望だったな」
ディアボロ
「おや、そうだったか?」
「今だから白状するが、あまりの神々しさに見惚れてしまい、君の第一声は聞き逃していた」
ルシファー
「よく言うよ……」
「未だに土質を改善していない、言い訳だろう」
ディアボロ
「本心さ」
「それよりも印象的だったのは、私が出迎えの挨拶をして握手を求めた際、君にわかりやすく無視されたことかな」
ルシファー
「許してくれ……。若気の至りだ」
「見せかけの礼儀で体裁を取り繕っても所詮は悪魔。信用してはならないと、あの頃は本気で思っていた」
ディアボロ
「なるほど」
ルシファー
「だから即刻本性を暴いてやろうと、わざと怒らせるようなことをして、君を試した……」
ディアボロ
「正直だな」
ルシファー
「しかし、いくら煽っても君はまったく動じなかったな」
「俺は内心、『なんだこいつ……』と思っていた」
ディアボロ
「今日はとことん正直じゃないか。嬉しいよ」
「私は私で、君をRADへ招待する喜びで頭がいっぱいだったんだよ」
ルシファー
「で、ろくに会話も成立しないまま、俺はRADへ連れていかれ……」

ep.2 ×
レヴィそれ黒歴史じゃん。
ディアボロ
「さて、大天使ルシファーよ」
「到着早々すまないが、君のいで立ちはうちの生徒たちには少々刺激が強いようだ」
バルバトス
「着替えをご用意しております」
ディアボロ
さすがはバルバトス、仕事が早い
バルバトス
「では、お着替えを」
ルシファー
「──!」
「なんなんだこの格好は……?」
ディアボロ
「魔界流のファッションだ」
「なかなかよく似合っている」
ルシファー
「チッ……似合ってたまるか」
(とはいえ──なんという着心地だ)
(圧迫感はまるでなく、肌触りも申し分ない……)
ディアボロ
「お気に召していただけたかな?」
ルシファー
「寝言か? 気に入るはずがないだろう」
ディアボロ
「それは残念だ」
ルシファー
(本当は、今まで着ていた天界の鎧よりこちらのほうがしっくりきている)
(しかし天使長として、 そんなことを口走るわけには……!)
(ああ……我ながら信じられない。堕ちた気分だ)
ディアボロ
「初めは違和感があるかもしれないが、すぐに慣れる」
「少しのあいだだけ、我慢してくれ」
ルシファー
「我慢だと?」
「馬鹿を言うな、悪魔のものなど着てられるか。今すぐ脱ぎ捨ててやる!」
「とっとと、俺の鎧を返せ」
ディアボロ
「まあ、そうカリカリするな」
「人間界の言葉なら、郷に入っては郷に従えと言うじゃないか」
ルシファー
「くっ……」
(なんなんだ、この男の余裕は……。なぜ微笑みを絶やさない?)
(これではどちらが天使かわからないじゃないか)
「…………」
「おい、そこの執事。俺の鎧は丁重に保管しておけ」
バルバトス
「かしこまりました。埃一つ付かぬようにいたします」
ディアボロ
「納得してくれたか。やはり大天使は懐が深い」
ルシファー
「…………」
ep.3 ×
バルバトス今日の茶葉は極上ですよ。
ディアボロ
「では、仕切り直そう」
「改めて、魔界へようこそ。大天使ルシファー
ルシファー
「多忙な父に代理を命じられ、仕方なく来たまで」
「で、貴様は何者で、ここはどこだ?」
ディアボロ
「私はディアボロ。一応、次期魔王になる立場だ」
「そしてここは王立アカデミー、 RAD。いわゆる『学び舎』だ」
ルシファー
「ふん…… 悪魔が何を学ぶと?無駄な努力に涙が出るな」
ディアボロ
「魔界の秩序を保つには、そこで生きるものにそれ相応のインテリジェンスを身に着けてもらう必要があるのでね」
ルシファー
「知性だの秩序だの、よくもまあ悪魔が恥ずかしげもなく言えたもんだ」
ディアボロ
「まあ、そう言うな」
「お茶でも飲みながら話そうじゃないか」
バルバトス
「失礼いたします」
「マッサムのプレミアム茶葉を使用した、ロイヤルミルクティーでございます」
ディアボロ
「ありがとう」
バルバトスが入れるロイヤルミルクティーは絶品でね。飲まないと一生後悔するレベルだ」
「このケーキもバルバトスのお手製だな?」
バルバトス
「僭越ながら」
ルシファー
「中に入ってる黒いのはなんだ?」
バルバトス
「ブラックベリーでございます」
ディアボロ
「毒など入れてない。これも食べないと後悔する一品だよ」
「大天使とこのような時間を持てたことは、非常に感慨深い。まずは感謝しよう」
ルシファー
「……前置きはいい。用件はなんだ?」
ディアボロ
「うむ」
「長い歴史の中で天使と悪魔は反目するものとされてきた」
「君の中でも今、そのような思いが渦巻いていることだろう」
「しかし、そのような錆びた因習にがんじがらめになるのは終わりにしないか?」
ルシファー
「終わりにしてどうする?」
ディアボロ
「天使、悪魔、人間が互いの存在を認め、高め合いながら新しい世界を創造していく」
「対立するのではなく、はたまた慣れ合うでもなく。それが私の理想だ」
ルシファー
「…………」
(互いの存在を認め、高め合う……)
(それが可能ならば、なぜ父はそれを目指していない?)
(悪魔は対立を好むのではなかったのか?)
(そうだ、こいつは俺を騙そうとしているに違いない…!)
ディアボロ
「おっと。くつろいでもらうはずだったのに、少しばかり話が重くなってしまったかな?」
バルバトス
「坊ちゃま、そろそろお時間です」
ディアボロ
「うむ。では、行こうか」
ep.4 ×10
サタン殿下にチェスで勝ちたい。
ルシファー
「……行くとは?」
ディアボロ
「講堂だ。ささやかながら天界からの客人を歓迎して式典を開かせてもらう」
「スケジュールは君の父上に伝えていたはずだが、聞いていなかったか?」
ルシファー
「もちろん……聞いている」
「確認をしただけだ」
ディアボロ
「よかった。RADの皆も君がどのような言葉を述べてくれるのか、楽しみにしている」
ルシファー
(──!)
(聞いてない……。しかもスピーチまであるとは……)
(父め……。 それが嫌で俺に代行させたんじゃないだろうな)
ディアボロ
「──我々のさらなる発展を願って!」
ルシファー
「…………」
バルバトス
「お取込み中、失礼いたします」
「ハーブティーのおかわりはいかがですか?」
ディアボロ
「ありがとう、私より先にルシファーへ。カップが空になっている」
ルシファー
「必要ない」
ディアボロ
「まあそう言わず。少しは君をおもてなしさせてくれ」
「私は感動しているんだ」
「君の素晴らしいスピーチと全身から発する魅力に、講堂にいた皆も引き込まれていた」
ルシファー
「悪魔の甘言に騙されはしない」
「あいつらは物珍しさで俺を見ていただけだ」
(……確かに、スピーチは無難にこなせた)
(しかし、皆が引き込まれていたのはディアボロの言葉だ)
(認めたくはないが……その貫禄、圧倒的カリスマ性は、父に近いものがある)
ディアボロ
「ふむ。ここはビショップでいこう」
ルシファー
「ふん、宣戦布告のつもりだろうが、その手には乗らない」
ディアボロ
「君はとても用心深いんだな」
ルシファー
「甘言には騙されないと言っただろう」
ディアボロ
「私が誰かを褒めるときはいつも本心だ」
「そして、私は決して嘘をつかない。これは自分に課したゆるぎない信条だ」
「ぜひ、覚えておいてくれ」
ルシファー
「ふん……正直な悪魔など聞いたことがない」
「どうやら嘘をつくことに気を取られたようだな?盤の陣形に緩みが見られる」
ディアボロ
「おやおや、ビショップとルークがフォーク(*1)されていたか」
ルシファー
「もう俺の勝ちだ。醜く粘らず、降参しろ」
ディアボロ
「…………」
「君から見れば正直な悪魔は滑稽かもしれないが、それでも私は嘘をつかない」
「天使、悪魔、そして人間。それぞれが互いの存在を認める未来こそが理想と語ったのもまた事実」
「そうしてバランスを保たなければ、三者は共倒れになってしまうだろう」
ルシファー
「厚かましい。闇に生きる者が、光射す者と同レベルで語るな!」
ディアボロ
「その闇を作ったのは光だ」
「光が正義であるならば、それが生み出した闇にも正義があるはず」
ルシファー
「…………」
「屁理屈だ。なんと言おうが、滅びるのは悪魔と人間だけ。天界は決して滅びない」
「わが父の存在する限り」
ディアボロ
「全知全能か」
「いずれは君が、その位置に立つのかい?」
ルシファー
「……それはない」
「俺を含め、父の力を越えるものは絶対に存在しないのだから」
「これまでもこの先も……」
ディアボロ
「謙虚だな」
「しかし、この世に絶対はないよ」
ルシファー
「ふん。余計なことを考えず、盤に集中したらどうだ?また大駒をタダで捨て──」
「っ!!」
「…………」
「俺の負けだ」
ディアボロ
「まだチェックじゃない」
ルシファー
「これ以上続けても俺に勝ち目はない。わかっているくせに言わせるな」
「一体、何手前から勝ち筋が見えていた?」
ディアボロ
「君がルークを取ったときだったかな」
ルシファー
「あんなに前から?」
「ずっと俺が優勢だったはずなのに」
ディアボロ
「そう。私は君が優勢に見えるように手を進めていたからね」
「しかし、実は盤上の均衡(きんこう)は保たれていた」
ルシファー
「まさか……」
ディアボロ
「このように、片側が慢心していればいるほど、簡単に形勢はひっくり返る」
「何ごとも同じだ」
ルシファー
「…………」
ディアボロ
「私が求めているのは相手を剋すること(*2)ではない」
「均衡を保つことだ」
ルシファー
「なるほど」
「……ディアボロ
「君の戦略は非常に興味深い」
「じっくり教わる機会をまた作ってもらえるか?」
ディアボロ
「チェスの話か? それとも、我々の関係性についてか?」
ルシファー
「フッ」
ディアボロ
「──そして君は、ようやく手を差し出してくれた」
「昨日のことのように覚えているよ、あのときの微笑んだ君の輝き」
「それを見て私は確信したんだ」
「君は誰の言葉にも平等に耳を傾けられる、公明正大で美しい魂の持ち主だとね」
ルシファー
「…………」
「俺のクレカをスキミングしようとした、『こいつ』の言い訳にも耳を傾ける価値があると言うのか?」
ディアボロ
「必ずあるさ」
「そうだろう、マモン?」
マモン
「ぐえっ……! く、苦しい!」
ディアボロ
ルシファー、首を締めたらうまく話せないだろう」
ルシファー
「おっと、気づかなかった。では──」
マモン
「イデデデデデッ、腕がっ!」
ルシファー
「このまま引きちぎってやろうか」
「おまえに腕がついていると、ろくなことをしないからな」
マモン
「それが弟に対してすることか!」
「殿下も、なんとか言ってくれよっ」
ディアボロ
「腕だけで済みそうで良かったな、マモン
ルシファー
「フフフ。兄弟の情けだ」
「一気にいくか?じわじわいくか?好きなほうを選ばせてやろう」
マモン
「こ、この鬼 !!! 悪魔ああああ!!!!」
……オチがひどい。
ちなみにこの、ルシファーとディアボロの出会いはNレッスン44-15と繋がる。

*1:ひとつの駒で、ふたつ以上の駒を攻撃することをフォークという
*2:【こく-する】負かす/侵す/そこなうこと


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編集者紹介

ObeyMe!のwikiのみ編集します。
ルシファー最推し、ソロモン2番目、ディアボロ3番目。
しかしみんな大好き(*・ω・)
ObeyMe!でのモットーは「欲望に忠実にイきましょう。」

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