【リバリバ】拝啓、淑女諸君の性能
リバリバのスクリプト「拝啓、淑女諸君」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (拝啓、淑女諸君の性能)
「拝啓、淑女諸君」のステータス
レア | SSR | ロール | シューター |
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実装日 | 2024年09月25日 |
初期値/最大値 | |||
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HP | 233.1/933.5 | 攻撃力 | 338.2/1350.9 |
物理防御 | 15.0 | 特殊防御 | 0.0 |
「拝啓、淑女諸君」のスキル
1 | 装備騎士のBLADEゲージをためる量が30.00%増加する |
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2 | 装備騎士の属性が衝撃なら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
3 | 装備騎士の所属騎士団がORANGEなら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
1 | 装備騎士のBLADEゲージをためる量が15.00%増加する |
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2 | 装備騎士の属性が衝撃なら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
3 | 装備騎士の所属騎士団がORANGEなら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
「拝啓、淑女諸君」の内容
幾千もの霊子が光となって宙を舞う。
見上げた空は白みはじめ、夜より深い闇に包まれていた街の影が
青く色づきはじめる。
時間がない。
もはや撤退はできない。オーバーフローは異形の獣と相対する。
圧しているのは少年の方だった。いかに彼が満身創痍といえど、
オーバードウェポンを駆る不老不死の騎士を相手取るには、
"それ"ではいささが荷が重い。
とはいえ、少年も決定打にかけていた。
当初の想定時間から遥かに超えた作戦行動、
そして終わりの見えない連戦に次ぐ連戦と、
何より友軍と連絡が取れない状況は
確実にオーバーフローの精神を蝕んでいた。
言い換えれば、彼は苛立っていた。
それはこの状況を作り出した自分の甘さと、
それを打開しきれない自分の弱さに対してのことであって、
自分自身がケリをつけなければならないことだと自覚していた。
だから、それは気の迷いだった。
視界の端で僅かに捉えた廃ビルの屋上、朝日が反射したオレンジを
彼と見間違えてしまうなんて。
「いや、そうでもねーぞ」
ふいに聞こえてきた声に、心臓が大きく跳ねた。
振り返ったオーバーフローの顔を見て、エラーはからかうように
「泣いちまったか、クソガキ?」と笑い、それがまた冗談みたいな
安心感を齎してくれて、オーバーフローは不思議な気持ちになる。
「いくぞ淑女諸君、
ここから先は領域外だ」
朝の日差しが反射して、それぞれ異なる4つの "淑女たち" が、
ステンドグラスに照らされたロザリオのように燦いた。
──『拝啓、淑女諸君』より抜粋