【リバリバ】ミッドナイトティータイムの性能
リバリバのスクリプト「ミッドナイトティータイム」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (ミッドナイトティータイムの性能)
「ミッドナイトティータイム」のステータス
レア | SSR | ロール | シューター |
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実装日 | 2024年09月25日 |
初期値/最大値 | |||
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HP | -/844.6 | 攻撃力 | -/1493.1 |
物理防御 | 0.0 | 特殊防御 | 15.0 |
「ミッドナイトティータイム」のスキル
1 | 装備騎士のBLADEゲージをためる量が30.00%増加する |
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2 | 装備騎士の属性が衝撃なら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
3 | 装備騎士の階級がKNIGHTなら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
1 | 装備騎士のBLADEゲージをためる量が15.00%増加する |
---|---|
2 | 装備騎士の属性が衝撃なら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
3 | 装備騎士の階級がKNIGHTなら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
「ミッドナイトティータイム」の内容
「ふいー、完全に疲れたーーー
んで、ええと、これでケースクローズかな?
ほんじゃ接続切るぞー?また明日な、エラー」
オーバーフローの通信ボイスにはいつものハリは消え失せ、
音声だけで疲れ果てているのが手に取るように分かった。
「おう、また明日なー。
寝る前に歯みがけよ?トイレいかねーとおねしょすんぞ」
「誰がするか!」
「いや、歯はみがけよ。病的に不衛生だな」
「するわ!しないのはオネショの方だよっ!」
口うるさいな!寮長か!とよくわからないツッコミをして
オーバーフローは通信を切った。
「……いや、そこは『おかんか!』だろ」
と言いかけて、『おかんか!』が誰にでも通じるツッコミ
ではないことを思ってエラーは言葉を飲み込んだ。
いつもなら絶対に使わない言葉が口から出かけたことに、
エラーはショックを受けていた。
「約8時間、か。そりゃあ疲れるか」
急遽飛び込んできた依頼は、エラーとオーバーフローの2人
の遠隔ナノマシンエンジニアリング技術とすばらしい程の
コンビネーションによって見事に短期解決を迎えた。
8時間12分5秒の、ー瞬も気を抜けない緊張は、文字通りに
エラーに時間を忘れさせた。
気づけば外は真っ暗で、深夜の風が窓から吹き込んでくる。
火照った体にはそれがちょうどよくて、まるでコードが最
適化されたような心地良さだった。
「レディースも疲れただろ?今日は無理させたな」
エラーはDISKを優しく撫でると、排熱機構を操作して内部
に溜まった熱を吐き出させた。心地よい熱気が夜の空へと
昇っていく。
「ん、そうか、オレも排熱しないとだな」
エラーはGARDEN制服を着崩すと胸元を緩めた。心の排熱、
というでもいうのだろうか、なにかが夜空に昇っていく
ような気がした。
学園区画から戻ってすぐに依頼を受けたエラーは、着替
える暇もなかったことに今更気がついた。
「こんな時間だし、今日はさっさと休むか」
と言い終わらぬ間にDISKの排熱機構が加速した。
まるで怒っているかのように、エラーに熱された空気が
吹き付ける。内部の霊子回路が暴走気味に回転数を上げ
使い手に何かを訴える。
「…ふふふ、あはは!そうか、悪い悪い。
『お茶会』を待ってたんだな?
まったく、相変わらずのドラマクイーンだ」
エラーはDISKを姫様抱っこすると、バルコニーに連れ出す。
爽やかな夜の風が2人── 否、5人にそよぐ。
エラーは、いつからか『お茶会』と称するようになった
オーバードウェポンDISKのデイリーメンテナンスに着手
しながら、再び夜空を見上げた。
──『ミッドナイトティータイム』より抜粋