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【リバリバ】鸞翔鳳集、仄風にしての性能

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作成者: マウ
最終更新者: リバリバwiki管理人

リバリバのスクリプト「鸞翔鳳集、仄風にして」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。

「鸞翔鳳集、仄風にして」のステータス

レアSSRロール
アタッカー
実装日2025年04月04日

初期値/最大値
HP-/1568.5攻撃力-/1706.3
物理防御0.0特殊防御15.0

「鸞翔鳳集、仄風にして」のスキル

1装備騎士のBLADE発動中の攻撃力が30.00%上昇する
2装備騎士の属性が爆発なら、装備騎士のBLADEゲージをためる量が30.00%増加する
3装備騎士の所属騎士団がオッター貿易なら、装備騎士のHPが30.00%上昇する
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「鸞翔鳳集、仄風にして」の内容

ネタバレあり

目が覚めたとき、まず最初に確認するのは、誰かの声が残っているかどうかだ。

夢の中で誰かが私の名を呼んだ気がした。
戦地のような音と、風のような声が重なっていた気もする。
けれど目覚めと同時に、それらは、訓練場の砂に吸い込まれる薬莢のように消えていき、二度と拾えない。
記憶だったのか、ただの夢だったのか、境界線はいつも曖昧で、目が覚めるたび、私は何も持たない者になっていた。

静かすぎる目覚めだった。
空の色はまだ淡く、陽が昇る手前の時間。
部屋の壁に斜めに落ちる光が、昨日とは違う戦いの始まりを、まるで知らせるかのように揺れていた。

私は立ち上がり、カップにぬるい水を注いだ。
それを一口飲む。
眠気は取れないままだったが、それでも私は、確かに生きていると思った。
そう、私はまだここにいる。

──シヴィス・パーケム・パラ・ベルム。
戦争はまだ終わっていない。

違う名前で、違う形で。けれど本質は変わらない。
燃え尽きたはずの炭がまだじりじりと熱を帯びているように、あの頃の記憶が体の奥に残っている。
守るべきものの輪郭だけが、少しずつ滲んでいくだけだ。

たぶんその夢の中で、誰かが言っていた。

「あなたの周りには、いい仲間が集まるよ」──

そんなニュアンスの言葉だった。
声も、顔も、性別も、年齢も思い出せない。
けれど、言葉の温度だけが残っていた。
まるでポケットに入れた小さな石のように、ひんやりと、でも確かに。

私はその言葉を、心の中の、まだ鍵のかかっていない小さな箱にそっとしまった。
宝石のようなきらめきはないけれど、誰にも見せてはいけないものだと知っている。

私はゼロだ。オッター貿易のKING。社長。大尉。部隊長。
多くの人が私をそう呼んだし、私はその期待に応えたい。
それは信頼であり信用。名称として文字列以上の意味をもった重圧であり、同時に翼。

ならば、せめてそれに足る存在であろうと思う。

私は恵まれている。
改めて自己を客観視すれば、恵まれている部分が圧倒的な比率を占めると評価している。
だが、皆が期待する「ゼロ」はそうではない。
ゼロがゼロであること自体に、大きな比率があってほしいのだ。
運がよかったなどという軽率な銃弾は、私に紐づく皆の期待を打ち砕くのに十分な威力があるのだ。

だからこそ、私は救い合いたいと思うのだ。
救われるだけでなく、救うだけでなく。

戦争の音が遠くから響く。
新しい戦争がまたはじまる。
私はもう走り出さない。
私はもう泣いたりはしない。
私はゼロなのだから。

夢の中であの言葉をくれた誰かに、私は呼びかける。

ありがとうとも、忘れないとも違う。

──ただ、ここにいるよ、とだけ。

私はゼロだ。
今日も、そう在ることを自分で選び直した。

──『鸞翔鳳集、灰風にして』より抜粋

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全絃覇13覚醒、BLADE13、星5、信頼度10000↑済

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タイトル リバースブルー×リバースエンド
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  • RPG(ロールプレイング)
ゲーム概要 Happy Elements × グリモアが贈る完全新作RPG

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