【リバリバ】リリィのデータベース:聖桜結界学園
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聖桜結界学園
帰宅部の一行が迷い込んだ学校。正式名称は「世界樹立聖桜結界学園」名前が長いので「学園」と呼ばれている。学校から脱出することは何らかの力によってできなくなっている。どうやら神域や結界の類であるようだ。
この学園に通う鬼姫さくらは楓の昔からの知り合いだった。
もし彼女が本当に鬼姫桜である場合、ここは第二軌道人類史である可能性が高い。
この結界神域は死後の世界に創られたものだった。
現世と死後世界を繋ぐ世界「死撫桜」を利用し、その狭間に生み出された神域であり、そこに通う者たちは既に死者であった。
結界神域「世界立聖桜結界学園」を生み出した魔剣使いは、久条運命であった。そして、この結界を生み出した本当の目的は、シア=ワールドエンドダークを結界術式【学園】に封じ込めることであった。
結界神域「世界樹立聖桜結界学園」は、シアによる強襲をうけ敗北必至となった騎士たちを守るため、運命が起死回生の一手でうった最後の秘策だった。死後の世界に神域を生み出し、そこで結界術式 【学園】をもってシアを封じ込める策であったが、シアに抵抗され「校長」の座を支配されたことで校則が入り乱れ混沌の世界になっていた。
だが、運命は叢裂、楓、紫亜、そして世界樹「死撫桜」に囚われた鬼姫さくらを神域に巻き込むことでこの絶望的な状況を打破しようとした。
シアとの校則合戦に負けた運命たち帰宅部は、一時的に「まじめな生徒」になっており、その際に記憶を失っていた。そのため、どんな意図で組み込んだ校則であるかが不明であった。
この世界はループしていた。
死撫桜の木の下でさくらと出会い、シアに襲われ、死後の世界で神域をつくり、最後は学園から卒業する──というサイクルを延々と繰り返し続けていた。
叢裂とは、小さな痕跡や違和感を手繰り寄せ、全ては死撫桜が引き起こしていたものと悟り、この世界ごと斬り壊した。
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