武将紹介
陣営・魏
曹操
三国一の冷血さを誇る君主。
政戦両略に優れ、詩歌文学にも通じる万能の英雄として知られる。三国随一の機転と知略で家臣から絶大な信頼を得るカリスマであり、「治世の能臣、乱世の奸雄」と評される。
郭嘉
魏を支えた稀代の名参謀。
曹操が「ただ一人わが真意を理解している」と絶大な信頼を寄せるほど若い頃から先見性を備え、赤壁の戦い後も「郭嘉がいればこんな負け方はしなかった」と語った。
陣営・蜀
劉備
蜀漢の初代皇帝。
寛大で礼儀正しく、桃園の誓いで関羽、張飛と義兄弟となり、三顧の礼で諸葛亮を迎えるなど、優れた人材を見出すことにも長けた人格者。黄巾賊討伐を経て曹操を退け、遂に蜀を建国する。
龐統
「鳳雛」と呼ばれた劉備の参謀。経学と策謀に優れ、諸葛亮と並び称された名軍師。赤壁の戦いの陰の立役者。「連環の計」で曹操の船団を鎖でつなぎ、周瑜の火攻めを成功させた。
陣営・呉
孫権
呉の皇帝。
劉備と同盟を結び、赤壁の戦いで曹操を破る。優しさに加え決断力もあり、高貴な人相で「碧眼児」とも呼ばれる。人材掌握では孫策以上と評され、若くして後を継ぐと江東を支配する。
大喬
「沈魚落雁」と評された江東の二喬の姉。
孫策の妻にして、周瑜に嫁いだ妹の小喬と共に「二喬」と称される絶世の美女。その美しさたるや、魚や雁も思わず恥じらって身を隠すほど。
小喬
「閉月羞花」と評された江東の二喬の妹。
周瑜の妻。孫策に嫁いだ姉の大喬と共に「二喬」と称される絶世の美女。無邪気な性格で、曹操の大軍を前に弱気になった周瑜を叱咤激励する勇ましさも。
孫尚香
男勝りな「腰弓姫」。
孫堅の娘で、孫策や孫権の異母妹。劉備を呉に囲うため政略結婚させられる。血縁のない劉禅を呉に連れ帰ろうとして阻止される等、扱いづらいじゃじゃ馬な性格だった。
周瑜
孫権を支え続けた容姿端麗な「美周郎」軍師。曹操や劉備が引き抜きを図るほどに優れた知略を誇り、赤壁の戦いでは曹操の軍船を焼討ちして魏軍を敗退させた。妻は小喬。
陸遜
蜀の諸葛孔明、魏の司馬仲達と並び称された呉の軍師。関羽の弔い合戦を挑んだ劉備軍に対し、約半年にわたる持久戦に持ち込み、最終的に火攻めで大勝利を収め、名実ともに大将軍となる。
陣営・群
貂蝉
歌舞に優れた絶世の美女
楊貴妃らと並び中国四大美女の一人に数えられる。董卓と呂布を手玉に取り、董卓の侍女を経て、呂布に董卓を討たせ、呂布の側室となる。
呂布
三国志最凶の反逆武将。
人並外れた腕力と弓術・馬術の才を備え、無類の強さを誇った三国志随一の飛将。重さ12キロにも及ぶ武器「方天画戟」を軽々と振り回し、敵兵を恐怖に陥れた。
董卓
乱世を招いた史上最悪の暴君。
混乱に乗じて政治の実権を掌握。養子の呂布を配下に置き、武力を背景に数々の暴政を繰り広げ、民衆を恐怖のどん底に陥れた。
張角
世界を黄色く染め上げた黄巾党の最高指導者
世の乱れに乗じ民衆の支持を集め、「黄巾の乱」を起こした。結果、後漢王朝の衰退を招き、群雄割拠の三国時代へと突入する。
袁紹
過剰な自尊心を持つ悲劇の武将。
名門・袁家の出身。幼少からの友人でありライバルでもある曹操の呼びかけに応じ、反董卓連合の盟主として活躍。最盛期には河北四州を支配し最大勢力を築く。