【黒ウィズ】大魔道杯 in 聖サタニック女学院 Story
大魔道杯in聖サタニック女学院
君はクラスのみんなについて、視聴覚室にやってきていた。
これから何か大きな行事があるようだ。
rねえ、一体これから何が始まるの?
mああ。ルルちゃんは初めてだね。
Uいまから始まるのは「週末アポカリプス」といって、聖サタニック女学院名物行事なのよ。
r週末アポカリプス? なにそれ?
U簡単に言うと、全校生徒が3チームに分かれて、競争するんだよ。
rんあ……?どんな行事か想像つかない。
mうっしっし。それはやってみてのお楽しみだよ。
wこの学校のことだから、きっととんでもない行事にゃ。
Iごきげんよう、ニンゲン。
kこんにちは。あなたたちも参加するのね。
wそういうことになりそうにゃ。
kお互い頑張りましょうね。
そんなことを話していると、理事長のクルスが現れ、教壇の上に立つ。
クルスは力強い口調で宣言する。
cただいまより、聖サタニック女学院名物「週末アポカリプス」を開催する!!
その言葉に反応し、生徒たちが弾けるように飛び上がる。
r何事!
mよーし……、頑張っちゃうぞー!
どうやら、みんなこの行事をとても楽しみにしているようだ。
様子を見ていると、それはすぐにわかった。
kさあ、チーム分けを見に行きましょうか。それが終わればすぐに戦いが始まるわよ!
Iニンゲン……。準備はイーディスか?
k(え……)
I準備はイーディスか?
k(強く出た……)
cイーディスよ。
k(乗っかった……)
wとりあえず、チーム分けを見に行くにゃ……。
***
wよし。チーム分けは済んだにゃ。
キミ、せっかくの機会だから、頑張って魔道士の──。
ニンゲンの力を見せてやるにゃ!
君は持ち上げた拳を、胸の前で握りしめた。
戦いが、始まる──。
***
Uほげー……。
「週末アポカリプス」も終わり、君は再び視聴覚室に集合していた。
mいやー、驚いたねー。まさかウリちゃんがあんなことするなんてねー。
Uほげー……。
rさすがにあそこでアレはないな。マパパをあんな風に使うなんて尋常じゃない。
Uほげー……。
お互いの健闘を讃え合い、全力を出し尽くした後の爽快感に浸る。
なるほど、この行事が生徒たちに人気なのもわかる気がする。
しばらくして、君達のもとに、クルスたちがやってくる。
cよく頑張ったね。
w大変だったけど、楽しかったにゃ。
cさあ、結果発表を見に行きなさい。
良い結果だといいね。
Iニンゲン……。
k(来るか……)
I心の準備はいい?
k(そのまま……?)
wイーディスにゃ!
k(乗っかった……)