【白猫】ルウシェ・思い出
贖罪の聖女 ルウシェ・エルレンシア cv.東山奈央 聖霊協会の象徴たる<贖罪の聖女>。 魔神封印の依代として幽閉されていた。 |
2015/12/11 |
The World of Guilty
思い出1
すごいです……!こんな大きな島が空を飛ぶなんて……!
ふふ~ん、驚いたでしょ~?
あの、よろしければ、島を見て回ってもいいですか?
もちろんですよ。案内しますね、ルウシェさん。
ありがとうございます♪
<主人公に連れられ、ルウシェは飛行島を散策する。>
あれは、星たぬきさん?どうしてここに……?
アタシたちの仲間よ。大工仕事担当ってとこね。
キャトラさんキャトラさん!あれはもしかして竜さんですか!?
たまにウチに来るのよ。なんかここが気に入ったみたい。
人と竜が一緒に……まるでおとぎ話みたいですね!
?……すんすん……なんだかいい匂いがしますね……
ああ、ちょうどレストランの前だからね~。
れす……とら……?
ルウシェさん、せっかくですし、ちょっと休憩しましょう。
あ、はい、お願い、します?
<レストランに入った主人公たちは、おのおのメニューを手に取る。>
キャトラはカニカマよね。
まーねー♪
…………
私はケーキセットにしようかな。ルウシェさんはどうします?
えっと……どうしましょう?
もしかして……メニューわかんないとか?
は、はい……
……ルウシェって世間知らずなお嬢様タイプ?
もう、キャトラ!
ふふふ……♪
ル、ルウシェ?
あ、ごめんなさい。なんだか楽しくて、つい……
そうなの?
はい、初めてがいっぱいで、胸がドキドキしています。
こんな感覚、生まれて初めてです!
ふっふっふっ、冒険に出れば初めての連続よ。今から覚悟しておきなさ~い。
わかりました!覚悟しておきますね!
これからよろしくお願いしますね、ルウシェさん。
はい、お世話になります♪
思い出2
ふぁぁぁ~……おはろう、ごらいまふ……
あ、おはよー、ルウ――
シェーーーーーーッ!!
ルルルルウシェさん!そ、その格好……!
ふぁい……なんれしょぉか……
<ぼさぼさに乱れた長髪。
半分脱ぎ掛けているパジャマ。
そこには、あられもない姿のルウシェが――>
ルウシェさん!早くお部屋に戻ってください!
はえ?なんれれすかぁ~?
とにかく早く!今のアンタはいろいろマズイ!
…………
……
みなさん、おはようございます!
あ~、びっくりした……一体なんだったのよもう……
ご、ごめんなさい……今まで朝の身支度は侍従の方にお任せしていたので……
じじゅう~?お世話係みたいな?
はい、聖堂から出られない私のために、修道女の方たちが……
……ん?出られないってどういうこと?
はい、それはですね――
おい。
どわぁ!い、いきなり話しかけないでよ!
……朝食はあとお前たちだけだ。
ああ、そうでした!ごめんなさい、私のせいで……
いいから、早く行け。
は、はい!失礼しますね。
それじゃアタシたちも……
待て。
んもう!行けとか待てとかなんなのよアンタ!
……ルウシェは教会の聖堂で生まれ、それからずっと幽閉されていた。
……え?
ルウシェは――<贖罪の聖女>は異端のアルマ――魔神アラストルを封じるための依代だ。
あの娘が普通の人間として扱われたことは、一度もない。
そんな……!ルウシェさん……
……なんなのよそれ。許せないわ。
なにかと常識に欠けているのはそういうことだ。……あまり詮索してくれるな。
……でも、私たちは、ルウシェさんのためにできることがしたいです。
…………好きにしろ。
ええ、好きにさせてもらうわ!
思い出3
ねぇね~、ルウシェ~、どっかいきたいところな~い?
行きたいところ、ですか?私は、みなさんが行く場所ならどこでも――
まーまーいいからさ。試しに言ってみなさいよ。
は、はい……わかりました。そういうことでしたら……あの、ですね……
……<山>に、行きたいです。
え、山?またえらくシブイのがきたわね。
昔読んだ本で知ったのです。山とは、聖霊の力が息づく、古からの聖域なのだと。
オッケー!じゃあ山にいくとして、どこの山にする?
……あ、そこまで考えていませんでした……
……お前たち、山に行くのか。
あら、アシュレイ。アンタもどっかいく予定?
……俺も、山だ。
…………
……
ぎにゃあああーーー!!な、なんなのこの山!?
落石注意、落盤注意、猛獣注意、底なし谷注意、毒キノコ注意……危険標識でいっぱいだね……
アシュレーーーイ!!
……この一帯は修行者の聖地だからな。
山に行くって山ごもりのことだったんかい!
あ!ルウシェさん、危な――!
<頭上より巨大な岩石がルウシェめがけて落下する――!>
……はい?お呼びでしょうか?
あ、えっと……その……なんでもない、です。
そうですか?ふふ、変なアイリスさんですね♪
……ルウシェ、もしかして結構楽しんでる?
はい、とても!自然がいっぱいですごく気持ちがいいです♪
そ、それはたくましいことで……
本当に……外界はいいですね。聖堂にはない、生き生きとしたソウルに満ち溢れています。
みなさん、私のわがままを聞いていただいて、本当にありがとうございます!
うんうん、喜んでもらえたのならなによりだわ。
…………ふん。
あ、このキノコ、美味しそうですよ!早速食べてみましょう!
待てぃ!
思い出4
<主人公たちは、ルウシェを連れて、街へ買い出しに来ていた。>
頼まれたものも買ったし、そろそろ帰りましょうか。
あ、ごめん、アタシちょっと寄りたいところがあるんだけど。
そうなの?う~ん……それじゃあしばらく自由時間にしましょうか。
オッケー。
あの、私は……?
ルウシェも好きなところにいってきていいわよ~。
そ、そうですか?そういうことでしたら……
それじゃあ、またあとで落ち合いましょう。
はい、わかりました!
<主人公たちと別れ、ルウシェが街の中を散策していると――>
~~~~♪
【Gプロデューサー】
「そこの神官服の君!<アイドル>にならんかね!
「きゃっ!えっと……私のことでしょうか?
「断言しよう!君はアイドルになるべきだ!私の直感がそう告げている!
「あ、いどる?それは何なのでしょうか?
「アイドルとは……人々を笑顔にする希望、だッ!
「!希望、ですか……?
「苦境の多い時世だ。皆、人生に救いと癒しを求めている。
「っ!はい、私も教会で同じような教義を教わりました。
「アイドルは、そんな彼らに手を差し伸べる、救世主といえるだろう!
「救世主……!そんな神聖なお役目が外界にあったなんて……!
「どうか彼らを救って欲しい……!これは君にしかできないことだ!
「……人々を救いたいという気持ちは私も同じです。ですが、私でいいのでしょうか?
「安心したまえ!君のことは、私が責任をもって一流のアイドルにしてあげよう!
「……わかりました。私、『あいどる』になります!
「グッド!善は急げだ!早速仕事といこうじゃないか!
「はい、よろしくお願いします!星たぬきさん!
「私のことは、プロデューサーと呼びたまえ!
「はい、プロデューサーさん!
思い出5
<Gプロデューサーの思惑通り、ルウシェは清純派アイドルとして華々しいスタートを切った。>
みなさん、本日は私のために貴重なお時間をいただき、ありがとうございます!
ああ……ルウシェさん、いつ見ても天使のようだ……
はい、私も天使様のように、良きことに尽くしたいと思います。
あああああの!サ、サイン、もらえますか……?
署名のことですね。私のでよろしければ!
えっとですね……その、できたら握手をお願いしたく……
あ!ずるいぞお前!こっちは自重してたってのに!
おい、抜け駆けするな!こうなったらオレも――
おやめください!
!!
人同士の争いは罪です。罪は怒りと悲しみを生み、人の世に滅びをもたらすでしょう。
私は、聖霊の御名のもとに、この身をみなさんに捧げます。どうかここは矛を収めてはいただけませんか?
うう、ルウシェちゃん……オレたちのこと、そこまで……!
……そうだな、ファン同士なのに喧嘩なんておかしいもんな。
みなさん……!ご理解いただけて嬉しいです♪
【Gプロデューサー}
思いやりのある丁寧な受け答えにファンのためなら自己犠牲もいとわぬ純真な心構え……!
彼女は本物だ……!生まれながらの清純派アイドルだ!
<ルウシェのファンは瞬く間に増え、ついに本格的なアイドルデビューを果たすこととなる――!>
…………
……
いよいよ最初の晴れ舞台だ。準備はいいか、ルウシェよ。
はい、プロデューサーさん。覚悟はできています。
君がこの試練を乗り越えた時、より多くのファンが君によって救われるだろう。
さあ……いきたまえ!
はい!
!これがプロデューサーさんのおっしゃっていた試練……!
<Gプロデューサーが育成したアイドルたちには、ある<通過儀礼>が課せられる。
それを乗り越えた者は皆、アイドルとして大成することからいつしかデビュー前の伝統行事として確立された。
それが――>
……ちょっと熱そう、ですね。
<<熱 湯 風 呂>であるッ!!>
ああ、こんなにも大勢の人が、救いを待ちわびているのですね……
みなさんのためなら、私は喜んでこの身を捧げましょう。
<ルウシェは慈愛の笑みを浮かべ、熱湯風呂のフチに足をかけた――>
すべては聖霊のお導きのままに……
思い出6 (友情覚醒)
あ、あなたは!どうしてここに……?
……馬鹿が!帰るぞ!!
え?え?え~~!?
待ちたまえ!彼女は我が事務所のトップアイドル候補で――
黙れ俗物!茹で殺すぞ!!
一番風呂いただきましたァー!
…………
……
探したわよ、ルウシェ!ほんと無事でよかった……
びっくりしましたよ。まさかアイドルになっていたなんて……
あの、私……
……ルウシェ。
は、はい……
かつて俺は、お前に世界を見せてやると言った。
はい、もちろん覚えています。
だが、<あの世界>は駄目だ。
?どうしてですか?
あそこには金と権力が横行し、敗者には凄惨な末路が待っている。お前の破滅は目に見えていた。
いや、それは偏見でしょ……
ですが、ファンのみなさんも、プロデューサーさんも、親切で優しい方たちでした。
あんな俗で愚かな連中の相手などお前がすることじゃない。
っ!みなさんを悪く言うのはやめてください!
!なに……?
あの方たちは、ただ救いを求めていただけです!
聖霊に仕える身として、彼らに手を差し伸べるのは、当然のことではありませんか?
いや、だからな……
みなさんとても喜んでいました。私の説教も、とても熱心に聞いてくださって……
アイドルとは、奉仕の新たな形です!人々を笑顔にする希望なのです!!
だから私は、アイドルとして、ファンのみなさんのために、試練を乗り越えようと――
ルウシェ!わかったから!もう十分わかったわ!!
……あ!ごめんなさい!私、つい夢中になって……
……何を成すかはお前の自由だが、もう少し慎重になれ。
それから、知らない人についてっちゃダメ。
自分を大切にしましょう、ルウシェさん。
うう……ごめんなさい……反省いたします……
ま、世間のことは、これから知ればいいのよ。
無知を恥じるなら、知る努力をすればいいだけだ。
……はい!どうかこれからもご指導よろしくお願いいたします!
それから、折を見てまたアイドル活動を……
却下だ。
うう……試練の道とは、長く険しいものなのですね……
(アイドル、気に入ったんだ……)
罪の宿命に殉じる救世女 ルウシェ・エルレンシア
俺が、お前を――世界へ連れ出してやる―― | |
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