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【黒ウィズ】黄昏メアレス4 Story7

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作成者: にゃん
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Story33 AFTERGLOW

Story34 ROADMARE

Story35 AFTERWARD

Story36 消えないぬくもり




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「最初に出会ったのも、ここだったわね。」

 聞き慣れた女の声が、背後から降りかかる。

「それは2度目よ。最初は路上。あなたが私の獲物を横取りした。」

「そうだっけ?」

「そういうこと、すぐ忘れる。」

「リフィルが根に持ち過ぎなの。」

 沈みゆく太陽を眺めながら、リフィルは鼻を鳴らした。

門の上。彼女にとっては、いつもの場所だ。ここから〈ロストメア〉の影を見つけては、戦ってきた。

ただ今は、いろんなことが変わりつつある。

「明日には発つわ。」

ルリアゲハが、隣に並び、同じように門に腰かけた。長いまつ毛が、黄昏色に染まる。

「みんなには?」

「言ってない。お別れ会とか開かれたら、去りがたくなっちゃうから。」

「酔い潰れて二日酔いになって、結局出発できなくなるから、でしょ。」

「そんなことないもん。」

「どうだか。」

 風が流れる。穏やかに。まるで都市に気を追われているようだった。

余計なお世話だ、と思いながら、リフィルは相棒を横目に見やった。

「会ったら、キモノの礼を言っておいて。」

「キモノ?――ああ、正月のあれ。懐かしいわね。そんなに経ったわけじゃないのに。」

 唇に、寂しげな微笑が浮かぶ。

「充実した日々だったわ。飽きなかった。あなたのおかげでね。」

「……私も。

感謝してるわ。ルリアゲハ。あなたがいなかったら、今みたいに他の〈メアレス〉と関わってなかったかもしれない。」

「…………。」

「何よ。その顔は。」

「なつく気配のなかった野良猫が、喉を鳴らして頬ずりしてきた気分。」

「言い過ぎ。」

 ルリアゲハは、ひとしきり笑ってから、リフィルに優しい視線を向けた。

「リフィルは、今後どうするの?魔法。使えるようになったわけでしょ。」

「……そうね。やってみたいことはいくらでもある。アストルムの魔法を再現するのもそうだし、自分なりの魔法を作ってみることも。」

「夢いっぱいね。」

「どうかしら。これが夢なのかどうか、まだよくわからない。私は……夢を見たことがないから。」

 何が夢で、何が夢でないか。それは人それぞれで、正しい答えはどこにもない。

今の自分の思いが、夢と呼べるぽどのものなのか。正直に言って、確証がなかった。

「いいんじゃない?じっくり考えれば。

今はとにかく、やりたいことをやればいいのよ。そしたら、きっとわかるわ。それがあなたの夢なのかどうか。」

「ご忠告、ありがたく受け取っておくわ。年長者は立てないとね。」

「立ててもらった覚え全然ないんだけど!」

 リフィルは、つんとそっぽを向いて無視した。

「しばらく〈ロストメア〉との戦いは控えた方が良さそうね。無自覚に夢を見ていたら、後れを取る。」

 老婆心だが、とラギトから忠告を受けていた。〈夢魔装〉の所以を思えば、素直に従うほかない。

「なら、リフィルも〈メアレス〉卒業かしら。」

「とも限らないわよ。」

 リフィルは、スッと立ち上がった。

黄昏に染め上げられた街並み。自分が生きて、戦ってきた世界。

今は、ここに立っていることが、何よりもしっくりくると感じられる。

「〈ミスティックメア〉に言った通り、私にとっての〈メアレス〉は、ただ夢見ざる者のことじゃない。

意地を抱き、現実を見据え――戦う限り、〈夢想見ざる者〉よ。

それに――」

 踊るような風が吹く。

黄昏色の髪を、たてがみのようにはためかせながら――リフィルは笑みを浮かべて、言った。

「夢を叶えて戻ってきた――そんな〈メアレス〉がいたっていい。そうでしょう?」





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「お帰りなさい、〈ロードメア〉。戦いは終わったのね。」

「ああ。ディルクルムは倒れた。森は、そのままだが。」

「そう。」

 〈ピースメア〉は、そっとうなずくに留めた。その気遣いが、〈ロードメア〉にはありがたかった。

己の願い主を殺す気分など、語りたくはない。彼女も、聞きたいとは思わないだろう。

「門は、通らなかったのね。」

「ああ。」

「これからどうするつもりか……聞いてもいい?」

「……正直に言えば、悩んでいた。

俺は〝みなを導く夢〟だ。叶いたい――その思いは常にある。〈ロストメア〉の本能として。

だから、何度も考えた。俺はやはり、ディルクルムの本来の夢を叶えるため戦うべきではないのかと。」

 ディルクルム。倒さねばならなかった。彼の願いは、決して受け容れられるものではなかった。

〝あの頃のディルクルムの願い〟を叶えるには、自分が門を通る以外にないのだ。

「そう願うのは、当然のことよ。私たちは、夢として生まれたのだから。」

「そうだな。

だが、俺には、それ以外の望みもできた。

〈オルタメア〉の言った、〈ロストメア〉の救い。それがなんなのか、やっとわかったんだ。」

思い出す。あの都市で見た最後の光景。解き放たれた〈夢の蝶〉たちの姿を。

「俺たちは本来、〈夢の蝶〉となって願い主の元へ戻り、力を与えるべき存在だった。それが、あの森に囚われたことで〈ロストメア〉となった。

なら――森を出た俺たちが、〈ロストメア〉としての形を捨て、〈夢の蝶〉に戻れば。

そのまま門を通り、願い主のもとへと飛んでいけば――彼らに、力を与えてやれる。」

「でも……その人たちは、もう夢を捨ててしまっているのよ。

蝶となって戻ったって――私たちという夢が、叶うわけじゃない。」

「それでも、新たな夢に向かう一助にはなれる。

叶うこと。捨てられた夢にとっては、それだけが存在意義だと思っていた。

だが――かつて見た夢が、次の夢の力になれるのなら。

俺たちの存在は、決して無駄にはならない。」

 〈ラウズメア〉が、レッジの解放を喜んだように。〈ドレスメア〉が、ミリィの未来に託したように。

門を通らずして〈ロストメア〉が救いを得られるとしたら――それは、自分たちの存在が、確かな意味を持つことなのだ。

叶えられなかった夢も。捨て去られた夢も。その夢を抱き、切に願ったこと、それ自体が、いつか新たな夢のための力になるのなら。

きっと――〝生まれてきてよかった〟と、そう思うことができるだろう。

「それが――〝救い〟?」

「救いと言うには、儚すぎるが。そういう道を選ぶこともできる、ということだ。」

「私やあなたのように、願い主がすでに死んでいる〈夢〉にとっては、希望の持てない話ね。

「そうだな。それに、やはり自分という夢を叶えなければ意味がないと言う〈ロストメア〉も多いだろう。

自らを叶えるために戦う。その道を否定するつもりはない。別の道もあると示せることが、大事なんだ。

俺は、他の〈ロストメア〉にこの道を示したい。そして彼らが望むなら――蝶となって、はばたいていけるよう、導いてやりたい。」

「それが、〝みなを導く夢〟としてではなく、〈ロードメア〉としての、あなたの願いなのね。」「〈夢〉が願いを抱くなど、おかしな話かもしれないが。

俺たちは、〝自我を持った魔法〟だ。心があるなら、そういうこともあるだろう。」

 思えば――その願いは、ずっと前からあったのだ。

同胞を導きたい。その望みから目を背けてきた。〈夢〉として生まれた以上、己を叶えぬ道など誇りが許さなかった。

しかし、〈レベルメア〉の死で考えが変わった。

彼女は〈ロードメア〉を救うために戦った。己を叶えることよりも、仲間を助けることを優先し、散った。

その行いを、〝誇りがない〟などと思えるはずがない。

「〈ロストメア〉にとっで自分を叶える〟ことは、人にとっての〝生きる〟ことと同義だ。

だが、それを言うなら、己の死をいとわず、誰かを助けるために戦う人間もいる。

自我を――心を持つ存在として、自分を叶える以上に大切なことが見つかったなら、その道を歩んだっていい。

それが、俺の答えだ。」




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 複数の足音が、闇を散らす。

訓練された者たちだ。異様なほどの速度を保ちながら、その実、かすかにしか音を立てていない。

「3……いや……5人ってとこかしら?」

 月影に照らされた道の真ん中で、ルリアゲハは放るように声を投げた。

返事はない。が、気配はある。闇夜にじわりとにじむのは、黒装束で身を覆った者たちの殺意だ。

「人間相手は久々ね。」

 油断はないが、恐怖もない。この程度の相手なら、まあどうにかできるだろう、という淡々とした自負だけがある。

(知らないうちに、肝が据わったもんだわ)

 なにせ、あの都市では怪物とばかり戦っていた。国を出奔したての〝世間知らずのお姫様〟の頃とは、何もかもが違いすぎる。

闇の中、襲撃者たちが身構える気配がした。彼らとしては隠したつもりなのだろうが。

「やりすぎちゃっても知らなくてよ!」

 手近な敵に狙いを定め、引き金に指をかけた。

派手な銃声が、夜を震わす。

ばたばたと、倒れ伏す音が続いた。襲撃者のすべてが、ほとんど一瞬で事切れていた。

なんと見事で華やかで、かつ精密でそれでいて大胆な銃撃だろう。

ルリアゲハは、目をぱちくりとさせた。

「……え?」

 銃弾は、別の方向から飛んだものだった。

「あんたが出奔したお姫さん?」

 今度は銃弾ではなく声が飛んでくる。

それこそ銃弾そのもののような、まっすぐで苛烈な声だった。

「獲物。かっさらっちゃったけど、別にいいでしょ?弾代浮くし。」

 ずかずかと無遠慮な足取りで、闇の中から女が現れる。

「あなたは――」

「しがない賞金稼ぎよ。ちょっと面白い依頼を受けてね。

あんたの大切な妹さんを狙ってる奴がいる。あんたもついでに。」

「……あなたを雇ったのは?」

「さあて誰かしら。知りたきや自分で尻尾をつかむのね。

あたしの仕事は、あんたの安全の確保。だからさ、ちょっとついてきてよ。」

「悪いけど、行けない。あの子が狙われてるなら、自分だけ隠れるわけにはいかないわ。」

「だからついてきてって言ってんの。黒幕ンとこ、突っ込むから。」

「え?」

「あんたも腕は立つんでしょ?なら、一緒に黒幕を片づけた方が早く終わる。あたし次の依頼控えてんのよね。人気者なの。」

「あたしの安全は?」

「あたしの近くが、いちばん安全。」

「はあ……。」

 半ば圧倒されながらも、ルリアゲハは脳内で算段を立てる。

この女の言うことがどれだけ正しいかは不明だが、少なくとも事情に通じていることは間違いない。

虎穴に入らずんば虎子を得ず。ひとまず行動を共にして、〝あの子〟の現状に関する情報を集めようと決めた。

「わかったわ。あなたに従う。名前は?」

「リフィル。」

「は?」

「リフィルよ。リフィル。何あんた知らないの?覚えといたら自慢できるわよ、賞金稼ぎのごろつきどもに。」

 そう言って、リフィルと名乗った女はルリアゲハの前を通り過ぎ、ずんずん道の先へと歩いていってしまう。

「リフィルって……ええー……いやまさかね……。」

 家族の話は聞いていなかったが――まさか、先代の魔道士が拳銃をぶん回して賞金稼ぎをやっているはずもあるまい。

「けど、このグイグイ来るノリ……なんていうか、あの子を数倍濃縮した感じだわ……。」

 夜間に嘆息を吐き出してから、ルリアゲハは、〝リフィル〟の後を追って歩き出した。




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「うぅ……。」

 運が良かった。自分の人生でそんなことを思ったのは、ひょっとしたら初めてかもしれない。

歩き出すと、身体のあちこちが痛んだ。うずくまりたい気持ちと戦いながらも歩き出したのは、恐怖のせいだ。

(逃げなくちゃ、殺される……)

 運が良かった。少なくとも死にはしなかった。

だが、それも時間の問題かもしれない。早く逃げなければ、きっとまた――

でたらめに茂みをかきわけていると、小さな道に出た。


「ん?」

「なんだ?」

 ちょうど通りがかったらしい少年と青年が、驚きの顔で自分を見返してくる。

フィネアは縮こまり、へたりこんだ。一瞬で頭がパニックになり、震える喉が、か細い悲鳴を吐き出す。

「ひ――こ……殺さないで……!!」

 少年と青年は、顔を見合わせた。

「ずいぶん身なりのいいお嬢ちゃんだ。こんな野道をハイキングってタイプにゃ見えないね。」

 肩をすくめる少年に構わず、青年が、ゆっくりと身を屈めて、怯えるフィネアに視線を合わせる。

「大丈夫。俺たちは、ただの通りすがりだ。」

「何かあったのか?親とはぐれたとか?」

「わ、私……。」

 良かった。あいつらじゃない。そう思うと、もう我慢できなかった。ため込んできたものが、たちまちあふれ出す。

「私、婚約者のところに向かう途中で……でも、馬車が――みんな……みんな殺されて――お、お父さまも……!!」

 谷沿いを走る馬車。飛び交う銃弾。血と絶叫の乱舞――吹き飛ぶ父の顔。地獄のような光景が脳裏をよぎる。

混乱の中、フィネアは谷へ落下した。体重の軽いのが幸いし、木々によくわからない引っかかり方をして、なんとか助かった。

「この歳で婚約者ねえ。つーとアレ?どこかの家と家が仲良くなりますようにってヤツ。」

「政略結婚。」

「そうそれ。さすがグラース、お家が違う!」

「ダリク。」

「睨むなよ。ほんとのことだろ。」

 フィネアの瞳から、涙がこぼれた。唇が、無意味な嗚咽ばかりを吐き出す。

「なんで――なんでこんなことに――私――なんでぇ……。」

 クラースが、困ったように頭をかく。

「まいったな。」

「まいってる場合か。さっさと行くぞ。」

「でも。」

「明らかにヤバいだろ。事故に見せかけた殺しだぜ、こりゃ。早くずらかんないと、俺たちも巻き込まれる。」

 クラースは大きく嘆息した。

フィネアに1歩近づき、手を差し出す。

「一緒に来るか?」

「え……。」

「はあ?おい、おいおいおいおい、仕事中だぜ。トラブル抱え込んでどうするよ!」

「見捨てて行けないだろ。」

撫然と言い返してから、自分に言い聞かせるように、ぽつりとつぶやく。

「どうせ俺は、もう全部なくしてるんだ。だったら、やりたいようにやってやるさ。」

 静かな決意を秘めた口調だった。ダリクは盛大に顔をしかめる。

しかし、すぐ諦めたように吐息した。

「人を守るなんて、簡単じゃねえのによ。たく、しょうがねえな。俺の分け前増やせよ。」

「あの――あなたがたは――」

「流れの傭兵みたいなもん。こないだ、でかい戦争が終わったろ。あれで仕事にあぶれちまってね。

ちょっとしたブツを運んでるんだ。おおっぴらにできないヤツを。」

「俺たちの目的地に着けば、君の追っ手も諦めると思う。」

「なんせ、国境を超えるどころか、夢と現実の狭間に行くんだからな。」

「どうする?一緒に来るか?」

 フィネアは、一瞬、考えた。

親に言われるまま生きてきた日々を。家を飛び出し、はばたこうとした過去を。結局、何もできず諦めた末の現在を。

どうせ自分には、何もできない。言われるがままに生きるしかない。そう思い、諦めていた。

(でも)

 それではいけない。そうはしたくない。

なぜだか――強く――そう思えた。消えたはずの灯火が、胸の奥で疼くのを感じた。

「生きなきゃ……。」

 無意識につぶやいて、フィネアは青年の瞳を見つめ返した。

「行かせてください。お願いします。」

「わかった。

まずは、ここを離れよう。近くに休める場所がある。少しかかるけど、歩けるか?」

「はい。」

「都市に着いてもビビんなよ。捨てた夢が怪物になって出るらしいからな。」

「おどかすなよ。〈メアレス〉とかいうのが退治してるんだろ。」

「そうそう、夢のない奴だけがなれるってな。あーあ、俺も〈メアレス〉になろっかなー。」

 夢。

その言葉を思うと、熱く切なく胸が泣く。

それでも踏み出せる力が自分にあることに、フィネアは少し驚いていた。

まるで、誰かが背中を押してくれたようだった。フィネアしか知らない苦悩を知る、フィネア以外の、誰かが。

ぶんぶんと、頭を振って立ち上がる。

生きなければ。生きているからには、生きなければ。そのためには、自分の足で進まなければ。

しっかりと地面を踏みしめて、フィネアは歩き出す。

運が良かった。

今は、ただそう思うことにして、前を向いた。




プロローグ
襲来、応戦
「何かが起きてる……!」
〈園人〉襲来奴らのあの姿はなんにゃ?
〈メアレス〉応戦この都市で何をする気にゃ!
苦戦何をする気にしても止めるにゃ!
反撃
秘儀の始まり
偽りの夜
闇の中でもがく
偽りの夜
〈園人〉シードゥス
剣の宿業
双剣tearless
その背に負うのは
〈ミシュティックメア〉「ラギトさん無茶するからなぁ。」
過去を超えて
暴論と極論
列叫fearlessみんなの応援が聞こえるにゃ。
「あいたたた……痛いけど、なんとかなってよかったです!
「落ちるなよ、魔法使い」
鋼輪疾走
黄昏を駆けるミリィたちはちゃんと休んでるかにゃ?
願いと覚悟アーレスを倒すにゃ!
相手の覚悟も相当にゃ!
戦意を秘めて
……口滑った。
血戦
勝ってみせる。今度こそ!
休息メアレス
詠唱メアレス
それぞれメアレス
今度こそ に勝つにゃ!
罪なる純粋この面子で挑むことになるなんてにゃ。
さあ、いよいよにゃ……!
にゃはは、これがクエス=アリアスの魔法にゃ!
血戦の果て
「これは――!?」
何が起こっている……?
――
RE FILL――
ありがとう――魔法使い。
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