【白猫】ガーネット(正月)・思い出
和装女戦士 ガーネット・フレイム cv.今井由香 華やかな着物で刀を操る女戦士。 強い忠誠心を持つが、気苦労も絶えない。 | ||
2015/01/01 |
メインストーリー
思い出1
みなさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!
わあ!素敵な衣装ですね。ガーネットさん!
ホントね~。すごく華やかで似合ってるわよ!
きょ、恐縮です。こういう格好には慣れていないので落ち着かないんですが……
確かに、アンタときたら、いっつも鎧姿なんだもんね。
戦士ですから、当然です。
こうして、鎧の重みから開放された状態で外を出歩くのは、本当に久しぶりでして……
爽快な気分ですか?
……やっぱり、不安で落ち着きません……
戦士の職業病でしょうか……
でもさ~、アンタ確か、トマトの栽培とかしてたでしょ。
そのときは鎧を着ずに外に出てるわけなんだから、そういうノリで自分をごまかしてみるとかどう?
え?私、そのときもずっと鎧を着てましたよ?
なんでよ!
戦士ですから。いつ何時、敵の攻撃があっても対応できるようしっかり武装しておきませんと……
そこまで徹底してたとは、思わなかったわ……
さすがに、部屋で休んでいるときは鎧は着てませんよね?
…………
着てるの!?まさか!?
ぬ、脱ぐと落ち着かないんです……
思い出2
ガーネットのその武器、いつもの剣じゃないのよね。
はい。東の島で使われる、<カタナ>と呼ばれる刀剣です。
私がいつも使っている剣とは、使い方が大きく異なりますので、最初は扱いに苦労しました。
同じ刀剣なのに、そんなに違うものなんですか?
そうですね……
私がいつも使っている剣は、重く頑丈な諸刃の直剣で、敵を叩き斬るのに向いています。
対してカタナは、片刃で刀身が反っていますので、叩き斬るというよりも、鋭く切り裂くのに向いています。
けっこう違うもんなの?扱い方。
ええ。それぞれ、長所が違うので、太刀筋もそれに合わせたものに変えなければいけなくて……
ふぅ~ん。で、ぶっちゃけどっちが使いやすい?
難しい質問ですが……私としては、やはり剣の方に慣れていますので――
でも、その衣装に合うのはカタナかなって気がしますね。
ですね。これを着ている間は、カタナの扱いに励んでみようと思います。
幸い、アヤメさんに使い方を教えていただけてますし。
アヤメさん、帝国の軍人さんなのにカタナが使えるんですか?
アヤメさんは、もともと、ご先祖が東の国の出身らしいのです。
帝国に移住してからも、代々カタナの技を継承し続け、アヤメさんも免許皆伝に達しているとか。
へ~……いろんなところに歴史があるものねー。
思い出3
はい、今日はこんなところで終わりにしよっか!
ありがとうございました、キャシーさん。
気にしなーい!んじゃね~!
あら、ガーネットさん?キャシーさんと会われていたんですか?
ええ、料理を教わっていたのです。
料理を?なんでまた?
トマト料理のレパートリーを増やそうと思いまして……
ガーネットさん、トマト、好きですよね……
赤いから?
違います!純粋に味と食感が好きだからです!
特に、焼いたトマトをチーズと合わせると、互いの味わいが引き立てあって絶品ですよ!
疲れた夜は、よく、部屋でトマトをじっくり焼いて、チーズを絡めて……
……料理って感じはあんまりしないわね。
まあ、簡単に作れますから……でも、それではいけないと思いまして、こうしてレシピを教わっているのです。
たとえば、どんなですか?
今日は、アクアパッツァを教えていただきました。
アクアパッツァ?
魚や貝をトマトで煮込む料理です。トマトの酸味が貝に沁み込んで、たまらなくてですね……
おいしそう!
キャシーって、肉料理以外もちゃんと知ってるのね……
はい。ただ、ちゃんと止めないと、必ず何かしら、肉をドカドカ投入されてしまいます。
でしょーね。
思い出4
これが<正月>の衣装なんだ。よく似合ってるよ、ガーネット。
もったいないお言葉です、王女さま……
あら、主従ペア。どうしたの?
やあ、みんな。
実は、ガーネットの着物姿を、今、初めて見たところなんだ。
正月が始まってから、なんだかずっと、避けられていたからね。やっと捕まえたんだ。
す、すみません。武人の国の戦士として、このような姿を王女さまにご覧いただくのは、抵抗がありまして……
そんなこと気にしなくていいのに。
いくら武人の国の戦士だからって、着飾ることを禁じたりしないよ。
シャロンさんとガーネットさんの国には、女性の戦士って多いんですか?
他国に比べると、多いですね。
我が国では、戦う意思と技量がありさえすれば、女性であっても戦士として認められますので……
王女である僕自身が、こうして武者修行の旅をしているくらいだからね。
申し訳ございません……
私がもっと武功を立てていれば、王女さまが旅に出られる必要もなかったはずですのに……
いいんだ、ガーネット。僕は、今の境遇を気に入ってるよ。
この島の人たちは、とてもよくしてくれているし……
国のためにがんばってくれている臣下と、こうして戦いを共にすることができるんだからね。
王女さま……
だから、気にしないで。それに、君だって、もっと女性らしく着飾っていいんだよ。
……承知いたしました。ありがとうございます。では、王女さま。
さっそく着飾らせていただきます。こちらへどうぞ!
へ?いや、僕は別に――
いえ、このような場でこそ、王女にふさわしい衣装をまとい、国の名を広めるべきと存じます!
着飾りましょう!シャロンさま!さあ!さあさ、こちらへ!
ぼ、僕はいいってばぁ!それより、ガーネットこそ!
いいえ!シャロンさまこそ!
……よくわかんない戦いが始まっちゃったわね。
武人の国だからかしら?
ぜんぜん関係ないと思う。
思い出5
シャロンさまはおられますか!?
へっ?い、いないけど……
不覚ッ……!またしても逃げられるとは……!
ひょっとして、ガーネットさん……
まだシャロンさんを着飾ろうとして追いかけてるんですか?
はい。この華やかな正月が続いている間に、なんとしてもドレスアップしていただきます!
そんなことしなくても~、国の名を高めるんなら、ふつーに戦ってればいいじゃない?
それはそうですが、問題はそこだけではありません。
あのお優しいシャロンさまが、国の名を高めるために、あえて武者修行の旅をされているのです。
きっと、かわいい服やアクセサリを身に着けたいと日々思いながら、確固たる意思によってそれを禁じてきたに違いありません!
ですから、正月くらい、ぜひともハメを外して着飾っていただきたいのです!
それに、あの方は、ガーリー系の服装がとてつもなく似合うのです。
昔も、よくフリルのドレスを着ては、鏡の前でポーズを――
ちょっとガーネットー!む、昔の話をするのはやめてよ!
ご機嫌うるわしゅうシャロンさま!お待ちしておりました!
えっちょっと今の罠!?
コムギさんに頼んで、御身にふさわしい、この冬マストの大人かわいい清楚めコーデをまとめてまいりました!
レトロガーリーをベースにカジュアルなお目立ちアクセをプラスして、甘辛ミックスでちょい攻めしましょう!
意味わかって言ってんの?
い、いいってばぁー!
お待ちください、シャロンさまー!
思い出6 (友情覚醒)
これは、ルーンの光……!?はっ!私はいったい……
シャロンさんを着飾らせたいと思うあまり、暴走していたんですね。
<正月だからハメを外してほしい>って、アンタが外してどーすんの。
す、すみません……私としたことが、つい、取り乱してしまいまして……
すごい勢いで、専門用語みたいなことを連発してましたね……
自分の部屋でさえ鎧姿を通してるアンタのわりには、いろいろ多彩に口走ってたわね。
実は、私は幼い頃から、ずっと戦士となるための試練を積んできておりまして……
そのため、ファッションに興じる余裕など、まるでなかったのです。
ですから、シャロンさまに、ぜひ着飾っていただこうといろいろ今時のファッションを調べていて、ついのめりこんでしまいました……
ガーネット……
君が国のためにがんばって戦ってくれていることを、僕は、誰よりもよく知っているつもりだ。
だからね、ガーネット。君は、もっと君自身のために、がんばってみてもいいと思う。
いや――むしろ、そうしてほしい。国のために戦ってくれた君にこそ、ね……
シャロンさま……ありがとう……ございます――私……私は……
私自身のために、シャロンさまを着飾らせていただきたく思います!
え。
さあ、シャロンさま!さあさ、こちらへおいでください!
やや甘シックの絶品コスメで愛され王女を目指しましょう!!
あー、あれかぁー。他人をかわいくするのが好きなタイプかぁー。
ヘレナさんも、そういうとこあるよね。
た、助けて、みんなぁー!!
その他
相関図