リヴェータ・思い出
リヴェータ・イレ CV:日笠陽子 傭兵団ハーツ・オブ・クイーンの総司令官。 口はかなり悪いが、仲間思いな面もある。 |
メインストーリー
思い出1
<地面に鞭が叩きつけられる。
地面には鞭の跡がくっきりと残された。>
ここから先は私の領域。ちょっとでも踏み込んだら痛い目にあってもらうから。
いきなり何なのよアンタ!
アンタらと慣れ合うつもりはないわ。だから私に関わらないで。
そういうわけには……だって私たち、これから同じ島の仲間として……きゃっ!
危ないじゃない!
いい? 私に命令とかお願いとかしないで。
この島はアンタだけのものじゃないの! 勝手にしないで!
私に、関わるな。
もう何なのよ!
でも……お名前だけでも聞かせてもらえないと……
……リヴェータよ。
リヴェータさんですね。よろしくお願いします。
……アンタ、私の話聞いてなかったの? 調子狂うわ……
思い出2
全く! 何なのよこの島の住人は!
リヴェータさん、どうかしました?
アイリス……関わらない方がいいんじゃ……
こっち来んなって言ってんのになんで近寄ってくんのよ!
だからアンタだけの島じゃないって言ってるでしょ!
ンなこと知ったこっちゃないわ。……っていうか、何?
叩いて喜ぶ変な奴に会ったんだけど、ここってそういう島なわけ?
『そういう島』って何よ!?
じゃあどういう事なのよ!
あーもーいや、帰りたい、すぐ! 今すぐ!
そこまで言うなら帰ったらいいじゃない!
帰れるもんならもうとっくに帰ってるわ!
帰る方法、見つかるといいですね。
やだもー帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい! 一人にして!
もーうるさい!
力にはなれないかもしれないけど、何かあったら遠慮なく言ってくださいね?
はいはいはい、もうそういうのいいから。
思い出3
――! アイリス! リヴェータが!
どうしたんですか!? そんなにボロボロに……まずは怪我の治療を!
いらないから放っておいて!
でも……
優しくすりゃ誰でもホイホイアンタになびくと思わないでくれない?
ちょっと! アイリスが心配しているのにその言い方はないんじゃないの!?
……いいのよ、キャトラ。でも……何かあったんですか?
……黒い鎧の騎士にやられたの! あいつ……強くて……
へぇーアンタ、エラそうな割に大したことないのね~。
うるさい! うるさ……ぐすっ、うう、ああーー! チクショウ!
負けた! また負けたぁ~!! やだぁーーー!
リ、リヴェータさん?! こらキャトラ、言い過ぎよ!
ご、ごめん……泣くとは思ってなかったから……
ぐすっ、ひっく、チクショウ……絶対、絶対次は負けない。
次負けたらこっから飛び降りてやる。
いや、飛び降りるのはやめときなよ……
……強くなりましょう! リヴェータさんならきっと、もっと強くなれます!
……負けた以上、次は勝つ。
立ち直り早い!
そのためにはなりふり構ってらんないし、元の世界に戻った時、成長してない私は見せらんないわ。
訓練よ。付き合いなさい、主人公。
ちょ、ちょっと待って! アンタふらふらじゃない!
まずは治療を!
そんなのいらない! 私は……強くなる!
思い出4
はあっ!
あれからずっと訓練ばっかりしてるのよね、リヴェータ。
リヴェータさん、そろそろ休憩にしませんか?
お昼ご飯持ってきましたよ。
放っといて。そんな暇ないって前にも――
休むのも訓練のうち、ですよ?
あ―はいはい、わかりましたわかりました!
こっちこっち! 見晴らしのいいところにしよ!
キャトラ、そんなに端に行くと落ちちゃうよ!
すご……! この島ホントに飛んでんのね……
いい眺めでしょ?
うん。びっくりした。おお―……雲大きい……!
あら、何だか嬉しそうね?
そ、そんなことないわよ!?
もう、無理しちゃって―。
あ、そうそうご飯ね。おにぎり作ってきました。
はいどうぞ、リヴェータさん。
これ……お米? なんでこんな形に……
ん、お―……!!
おいしいですか? うふふ、そんなに喜んでもらえると嬉しいです。
いや、べ、別に喜んでないけど。味も普通だし。
おいしいです、って顔に書いてあるわよ。
もう……そういうのいいから……!
かわいいところあるのね~。
思い出5
――この程度で……負けてらんないの――よっ!
――!
勝っ……た……?
主人公! リヴェータさん!大丈夫?
主人公に勝つとはなかなか成長したわね。
アッハハハ! やっぱり私、そこそこ強いんじゃない!
意外と謙虚ね……
ねえジミー見てた!? 今の、私の……技……
……そうだった。私、今、一人だっけ。
馬鹿みたい、はしゃいじゃってさ。ホント馬鹿みたい……
褒めても貰えないのに、一人で頑張って……
ジミー……みんな……
リヴェータさん……今までずっと、仲間のために戦ってきたんですね……
ぐすっ、うるさい……放っといてよ……どうせ、今の私は一人なんだから……
思い出6 (友情覚醒)
――この光は……何……?
これは……みんな……近くにいるの……?
これは主人公のルーンの光。
ルーン……? この世界には、こんな力が……?
残念ながら、リヴェータさんの世界にいた仲間の皆さんはここにはいません。
そんなの……わかってるわ……
でも、離れていても仲間なのは変わらないと思います。
アンタの仲間との絆ってこの世界にいたらなくなるような軽いもんじゃないんでしょ?
……そうよ! 会えなくても仲間は心の中にいる。
待ってる仲間のために泣いてなんかいられない!
それに、アンタまだやることがあるでしょ?
アッハハハ! そうね! あの女との決着もまだだったわ!
今よりももっと強くなって、胸を張って元の世界に帰るんだ!
お手伝いできる事があったら、何でも言ってくださいね。
だからそういうのいいから! でも……ありがとう。
あっ! 今リヴェータが『ありがとう』って言った!
い、言ってない! 言っちゃ悪いの!
ホント素直じゃないのね~。
お、おほん! ひとまず、もうしばらく世話になるわ。
私には……まだ力が足りない!
またおにぎり用意して応援にいきますね。
そ、それは別に頼んでないから!
遠慮しなくていいのに~。
…………
次は負けるわけにはいかない。
次こそ勝って――否、勝てるまで挑戦し続けてやる!
嗜虐と愉悦の女王
思い出7
いつつつ……ちっくしょう……
リヴェータ! アンタまたそんな怪我して!
……大した怪我じゃないわ。ほうっておいて。
ちょうどいいわ。主人公、もう一度、私の相手なさい。
リ、リヴェータさん! しばらく安静にしないと……!
前も主人公に挑んでたけど、なんでまた……?
ふん、理由は簡単よ。
私が倒したい<女>も、剣の使い手だから……よ!
思い出8 (神気解放)
<主人公とリヴェータは幾度となく衝突し、互いの武器から火花を散らす。>
ふふふ、これよ! まるでアイツと戦っているようだわ!
アッハッハッハ! 燃えてきたわ!! このまま押し込んでや――
……あ、あれ?
<再度の激突の寸前、リヴェータは力が抜けたように膝をつく。>
ほら、言わんこっちゃない!
く、くっそぉ……あと少しだったのに……!
無茶しないでください。リヴェータさんになにかあったら私たち……
アイリスの言うとおり! 今はとにかく休みなさい!
……あーもう! はいはい、わかったわよ!
ふふふ、それじゃあ、おにぎり、作ってきますね。
……ほんっとお節介な連中。
…………ま、悪い気はしないけどさ……
その他
相関図