【黒ウィズ】リュン・ピシュム
リュン・ピシュム CV: |
2014/06/27 |
バックストーリー
心技体すべてにおいて優れた機械を造り出さんとする異界。
リュンは、その地で『監察官』と呼ばれる役目に就いていた。
『心』を搭載された以上、機械であっても『魔が差す』ことはありうる。
そうした機械を発見・捕縛し、回収するのが彼女の仕事だ。
――裏向きは。
実際には、そうした機械を『破壊』することこそが彼女の真の役目であった。
最近は、とある組織を追っていた。
『機械を支配する機械』を持つらしい謎の組織。彼らは世界各地で、心ある機械を暴走させたり、回収したりとあく事を働いている。
「なるほど。機械に搭載された『心』をハッキングする機械、というわけか……」
今――ある機械を追う敵部隊の前に立ちふさがり、リュンは鋼の巨飛剣を悠然と構える。
「恐るべき力だ。だが、私には無意味だな」
襲いかかってくる敵部隊に、リュンの目が細められた。
「私の剣は機械ではなく……ただの鉄の塊だからな!」
告げると同時、剣が飛ぶ。
唸る鋼が、無慈悲な重みで敵を断つ――