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【白猫】ドラゴンライダーへの道 Story

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最終更新者:にゃん

2015/10/29







story1 ドラゴンライダーの少女?


おーい、君たち!

あら、セルジュ。こんなとこで会うなんて奇遇ね。


彼の名は、セルジュ。

<竜の国>が誇る竜騎士団で、団長ゲオルクの補佐を務める若きドラグナーである。

現在は、本国からこの地へ赴任し、竜騎士団の任務を遂行していた。


ちょうどよかった。少し聞きたいことがあったんだ。

なんでしょうか?

実は最近、このあたりで竜に乗って戦う女性を見たって情報が入ってね。

それって、セルジュと同じドラグナーがいるってこと?

ちょっと違うかな。『ドラグナー』は竜騎士団で与えられる固有の称号だからね。

でも、本人にその意思があれば、竜騎士団にスカウトしたいと思っているんだ。

確かセルジュもスカウトされてドラグナーになったのよね。

そういうことさ。素質のある人間を見つけることもドラグナーの重要な任務だからね。

なるほどね。で、どんな人なわけ?

目撃情報によると、こんなかんじの人相らしいんだ。


セルジュは、その女性の入相絵を主人公たちに見せた。


あ!

あー……

おや、その反応は……もしかして、知り合いかい?

は、はい。その人なら飛行島にいますよ。

それは好都合だね。よければ会わせてもらえないかな?

うーん、別にいいけど……

?もしかして、なにか問題でもあるのかい?

そういうわけじゃないのよ。

……まあ、じかに見てちょうだい。

ありがとう。そうさせてもらうよ。

それじゃ、一旦、飛行島に戻りましょ。




初級:新たな竜使いを求めて

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story2 竜騎士へのいざない


アジルス~!ケイオス~!

アンタたちにお客さんよ~。

なに、私たちに客人とな……?

初めまして。僕はセルジュといいます。

少し時間をもらえるかな?

kああ、かまわないさ。私の名はケイオスだ。

にゃにゃ~ん、アジルスだお♪

っ!君は人語を話せるのかい。

kん?ああ、そうだが……

竜と人が真の絆で結ばれたとき、竜は人間の言葉を解するようになるといわれています。

どうやら君たちは、僕が思っていた以上に熟練した竜使いのようだね。

k確かに私とアジルスは、主従を超えた関係といえる。それは断言できるぞ。

なるほどね……その絆の力、我が竜騎士団で振るってみる気はないかい?

kふむ……どうする、アジルス?

なんか面倒だなぁ。

kそう言うと思った……

いいのか、アジルス。

<竜の国>の竜騎士団の団長は、お前の大好きなゲオル――

乗るしかない。このビッグウェーブに!!

k――ということだ。その申し出、ぜひ受けさせてもらおう。

ありがとう。迅速な決断に感謝するよ。

ただその前に、儀礼にのっとって入団試験を受けてもらう必要があってね……

……やっぱり面倒くさいお。

kゲオルグのもとで働きたくはないのか、アジルス?

もとでって事は……

おはようからおやすみまで、全てを見守るサムシングになれるのかあ……グヒヒ。

アジルスさん、顔が赤いけど、具合でも悪いのかい?

kああ、気にしないでくれ。いつものことだ。

それでセルジュ、私たちはなにをすればいい?

試験はいくつかあって、全てをこなしてもらったあと、総評で合否を決めるんだ。

k了解した。

アジルスはともかく、妙にやる気ね、ケイオス。

k私とアジルスの絆の話を持ち出されてはな。退くわけにはいかないさ。

なるほど、そゆことね。


じ――……

「クゥ?

……ウナギが食いたくなったお。

「ギャウ!?



中級:やる気のアジルスとともに

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story3 ドラグナー試験その一



ドラグナーは、竜に乗って長距離移動する任務が多いんだ。

僕が<竜の国>からマクリルと一緒にここへ来たように、ね。

というわけで最初は、竜に乗っての飛行試験だ。

気張っていこ~。

kやると決めたら、とことんやるさ。

私たちもあとから追いかけます。がんばってくださいね。


いくよ、マクリル!

マスタ――、GOGO。

kああ、しっかりつかまっていろ、アジルス!


…………


それから長いこと空を飛び続ける二人と二匹であったが……


kはぁ……はぁ……セ、セルジュ……

なにかな?

kも、もう半日は飛び続けてると思うんだが……はぁはぁ……

一体どこまでいく気なんだ……?

お、お尻が、シビれて割れそうだお……

あと3つほど島を通り過ぎた先が目標地点になるよ。

k島、だと……?そんなもの影も形もないんだが……

まだまだ先だからね。全行程で3日くらいの距離かな。

おおう?ガス欠じゃね??

kもう……だめだ……!


 アジルスとケイオスが、眼下の海へと墜落し、巨大な水柱が吹き上がる。


っ! 大変だ……!


…………

………


ええ!?海に落っこちたって!?

僕はこれから彼らを捜索する。協力してもらえるかい?

ええ、もちろんです。早く助けにいかないと!


上級:墜落したアジルスの捜索


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story4 ドラグナー試験その二


なんとかサヴァイヴしたお……

k機械の身体でなければ危なかった……

危うくドザエモンになるところだったわね。

あはは、大変だったね。

それじゃあ、次の試験に移ろうか。

アンタも動じないわねぇ……

ここから先は、人里に被害をあたえているレッサードラゴンの縄張りになる。

彼らを討伐することで、君たちの戦闘能力を見せて欲しい。

普通に魔物を倒せばいいの?

ドラグナーの任務は、常に戦いと隣り合わせだからね。

基本だけど、とても重要な試験だ。

kふっ、ようやく私たちの力を見せるときが来たか……!

暴力に勝るものはないってことですね、わかります。

kミもフタもないこと言いおってからに……

よし、アジルス! 合体だ!


さあ!どこからでもかかってこ――

待って。今回の戦闘には条件があるんだ。

kむ、条件?

この試験で見せて欲しいのは、乗り手と竜、個々の力量なんだ。

つまり、アジルスとケイオス、別々で戦えってこと?

そういうことだね。乗り手と竜が双方ともに優れているか確認するためさ。

(な……なんだって??)

k救いはない……

そういえば、アンタたちって、合体しないと、てんで弱――

kい、いや、あのときの私は戦いの経験がない、いわばレベル1の状態だった。

経験を積んだ今なら、レベル100はいってるはずだ!

なに言ってるかよくわからないんだけど……

さあ、くるよ!


kくっ……! 南無三!!

爆発すりゅ~~。



絶級:人に仇なす竜を討て!

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story5 超難関試験


襲い来るレッサードラゴンの追撃を振り切ったアジルスとケイオス。

機械の身体でなければ終わっていた……


kロボでなければ喰われていたな……

まーた死にかけてる。

あはは、なかなか真に迫った逃げっぷりだったね。

でも、困ったね。このままじゃ試験の結果は……

ねーねー、試験ってまだあるの?

え? あ、うん、そうだね。

一発で合格になるやつ希望。

えっと……?

kすまない、どうやらアジルスは、一発勝負の試験を望んでいるらしい。

まったく、せっかちだこと。

なるほどね。確かに、そういう試験もあるにはあるよ。

でも……本当にいいのかい?

何でもいいって。早くしろよ。

ケイオスさんは?

kアジルスの希望は尊重したい。私も賛成だ。

……了解したよ。

それじゃあ、最後の試験だ。ついてきて。


…………

………


なん……だと……

kこれをソロで倒せというのか……

現役のドラグナーでも手を焼く暴竜だからね。

kお、落ち着くんだ……今の私たちは<合体>済みだ。無敗のドラゴンライダ――だ……!

いくぞ、アジルス!スキルブッパでゴリ押しだ!

了解。殲滅する~~~。


スキルプッパ……ゴリオシ……

なにかの戦術暗号かな。とても興味深いね。

ね、ねえ、大丈夫なの?助けたほうがいいんじゃ……

本人たちが望んだことだからね。彼らの言葉を信じ――


このまま押し切……だめだった~~。

kアッ――――――――!

まだ逝きたくない――――ッ!


……と言ってますが。

……あはは、しょうがないね。全員で対処しようか。


kくう!万事休すか!

加勢するよ。まだやれるかい?

イケメンきた!これで勝つる!

kセルジュ!?いいのか……?

君たちに試験を課したのは僕だからね。

君たちのことは、僕が責任をもって守るよ。

k……すまない、恩にきる!

さあ、いくよ、マクリル。

ドラグナーの先輩として、いいところを見せなきゃね。

「クルルゥ!


破滅緞:最後の試験に挑め!


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最終話 新たなるドラゴンライダーたち


世に仇なす竜は倒れ、あたりは静寂という名の安息に包まれた。


k厳しい戦いだった……

だが、私たちが力を合わせればどんな敵が来ようと――

キレイにしめようしても、不合格なのは確定だわよ。

……ですよねー。

ごめん、こればっかりはね。

申し訳ないけど、今回の話は見送らせて――

おねがいしますよぉ~。ゲオルグパイセンのところで働かせてくだせえ~。

あはは、顔が近いよ。

……いくら欲しい?

kやめんか!

……セルジュ、無理を承知でお願いしたい。もう一度チャンスをくれないか?

そんなに竜騎士団に入りたいの?

k……動機はともかく、アジルスがなにかに一生懸命になろうとしているんだ。

できれば、この機会を活かしたい……!

……なるほどね。すべては己が乗り手のため、ということなんだね。

なにとぞ~、なにとぞ~。

アジルス、アンタねぇ……

……よし、こうしよう。

しばらくは嘱託ドラグナーとして来てもらうというのはどうかな。

しょくたく?

竜騎士団の仕事を代行する傭兵みたいなものさ。

ソレになればゲオルクに会える?

働き次第では会えるかもね。やってみるかい?

やるぅ!!

そこは『お願いします』でしょ。ほんとにもう……

まあまあ……よかったですね、アジルスさん。

ぐヘヘ……計画通り。

kせっかくのチャンスなんだ。しっかりやるんだぞ、アジルス。

うん、マスタ――。

マスタ――……?

ずっと気になってたのだけど、それはどういう意味なんだい?

マスターはアジルスのマスターだお。

ようはケイオスがアジルスのご主人様ってことよ。

なんだって?そんなことが……君たちは一体……

k(お、ここはカッコよく正体を明かすタイミングだな!)

セルジュ、どうか驚かないでほしい。実は我々は――

アビスの彼方より召喚されたコキュートスの番人、死天使<ヘルズエンジェル>の春属だお。

k……わかりやすく言うと、ここではない世界から来た存在だ。

あはは、そうなんだ、すごいね。

……その反応、信じてないな?

そんなことないさ。君たちが只者じゃないってことは十分理解できたよ。

……いろんな意味でね。

kそ、そんな痛いヤツを見るような目で見ないでくれ!

冷たく甘美な侮蔑の視線……あるっ!


アンタらねえ……






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