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輝く少女と奪われた夢 序章 Story【白猫プロジェクト】

最終更新日時 :

ストーリーまとめ


2017/04/12


目次


Story1

Story2

Story3

Story4

Story5

最終話


主な登場人物




story1



わたしは14歳まで生きられない―― 

そのことを知ったのは、13歳の誕生日。

担当医と看護師が話しているところを偶然聞いてしまったからだった。



「ミューエ。少しだけでいい。リハビリをしてみないか?」

「先生、タイムリミットまであとどれくらいですか?

それまでにわたしが元気な身体を取り戻せる確率って何%なんですか?」

「…………」

「無駄なことだとわかっていて頑張れるほど……わたし器用じゃないから。」


「――――いくぞ~っ! ぜったい取れよ~!」

「――――ちょっと! 強く打ちすぎだってば……!」

窓の外から聞こえる楽しげな声が、やたら耳に障った。


「はあっ……! はぁ……!!」

「どうしてこんな……っ! 容態が急変して……」

(ああ……そっか。そうなんだ――

(わたし、もう…………………………………………………………)


「ぎにゃーーーーーーーッ!!?」

(そう。ぎにゃー…………って。……へ?)


「どうしたの、キャトラ?」

「突然目の前にこの子が現れたのよっ!!」

「えっ? えっ?」


あの、大丈夫?

…………

……ここ、どこ……?





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story2



ここはどこ……? わたし、どうして……

(違和感ないのに違和感がある……不思議な場所……)

どこって……

わかったわ! アンタ、きおくそーしつってヤツね!

キャトラ……!

わたしの住む世界とそっくりなのに、何かが違う……

……へ?

はっ!?

な、なによ?

猫がしゃべってる……!?

あなたがたは天使ですか!? 悪魔ですか!?

……はい?

ここって、天国ですか!? 地獄ですか!?

今度こそわかったわ……

アンタ、あぶない人ね!!

キャトラ……!!


 ***


へ~。アンタ、ミューエっていうのね。アタシはキャトラよ!

私はアイリス。こっちは主人公。よろしくね!

よ、よろしくお願いします……

で。アンタ、なにものなの?



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story3



――つまり、身体の調子が悪くなって意識を失ったと思ったら……

いつの間にかここに来てたのね?

はい。

ふむふむ。なるほど…………

ぜんっぜん意味わかんないわ!!

ちょ、ちょっと落ち着こう? キャトラ。

あ、それ……

ミューエちゃんもテニスするの?

……いえ。そうじゃなくて。

いつも窓の外から聞こえる声が楽しそうだったから……

やってみたいなって思ってたんだけど。わたし、身体が弱くて。

あら。そんなふうには見えないけどね。

むしろ、ちょー元気そうに見えるわよ?

え? まさか……

え……? あ、あれ……?

なんで……? なんでこんなに身体が軽いの!?

なんで!? なんで…………あは……

アンタ、泣いてんの? 笑ってんの?

両方……ですっ!!


ミューエちゃん。一緒にテニス、やってみない?




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story4


あっ……

おしい!

ドンマーイ!

もっと肩のちからを抜くといいわよ~!

ちょっと乱暴な打球でも主人公なら拾ってくれるから大丈夫!

はいっ!


(すごい……)

(すごい、すごい……っ!!

 (身体を動かすって……テニスって……)


こんなに楽しいんだ――!!


 ***


おつかれさま、ミューエちゃん。主人公。

は、はい……! はあっ……はあっ……

だいぶ息があがってるわね~。

こ、こんなに動いたの、は……初めてで……

楽しかった?

はい! ……とっても。

これが現実であって欲しいくらいに……



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story5



現実?

あ……えっと……な、なんでもないです……!

ただちょっとだけ……帰りたくないなって。

ずっと、ここにいれたらなって。そう思って。

ふーん。だったら、帰らなきゃいいんじゃない? 事情はよくわかんないけどサ。

ずっと居ちゃいなさいよ!

ほんとっ!?

うん。歓迎するよ!

……嬉しいです。

じゃあもうひと試合ね!

えっ!? で、できるかな……

できるわよ! きっとアンタならだいじょーぶ!

……はい!


いきます……!

「――――ミューエッ!!」

!!

急にビクッとしちゃってどーしたの?

声が…………

声? だれの?

「――――戻ってきてくれ……ミューエ……ッ!!」

ミューエちゃん?

わたし……そろそろ帰らなきゃダメみたいです……

え? そーなの?

……主人公さん、アイリスさん、キャトラさん――

本当に……ありがとうございました……!



あ、あれ?

ミューエがいなくなっちゃった!?



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story6




「くっ……! 戻って――戻ってきてくれ……ミューエ……!!」

「はい。」

「うわああああーーー……っ!!!? 戻ってきたあーー……!!!??」

「戻って来いって先生が言ったくせに。」

「そ、そうだけれども!

まさか本当にこんなことが……奇跡だ……!!」

(奇跡……か。さっきわたしが見た光景は、結局なんだったんだろ……

ゆめ……?)


「というかミューエ……いつの間にテニスボールなんて持ってたんだい?」

「え…………?

あ……う……そ…………? あは…………あはは…………!」

「ミューエ、泣いてるのか……? ……笑ってる?」

「…………りょうほう。」

「両方? どこか痛むのかい?! 意識ははっきり――――」

「ねえ、せんせ。わたし、がんばるよ。」

「頑張る? なにを……?」

「…………」


「――――くらえ~っ! 必殺サーブ~!」

「――――あははっ! かっこわるーーー!」


「リハビリ。」

「!?」



 ***



「ま、マジかよ……あのナタールを相手にこんな、一方的な試合……」

「あ、あの子なんなの!? あんな子いたっけ!?」


「いくよ……ここからがわたしの……」


――――物語だ!






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その他


白描テニスのオリジナルとなる「メインストーリー」が始動!

相関図



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