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【アナデン】ラクレア Story

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アナザーエデン・キャラクエスト「ラクレア編」
『竜鱗の狩人』の異名で知られる凄腕のレンジャー。幼少のころから竜殺しの技を磨き続けてきた。ずっと追いかけているドラゴンがいて、その手がかりとなる竜のウロコを持ち歩いている。あまり感情を表に出さず、どこか悲しげな眼をしている。


目次


Story1 壮絶な過去と復讐

Story2 復讐の手がかり

Story3






story1



「ああ……大丈夫かな……?心配だよ……。

「どうしたんだ?

「ん?おおアルド!聞いたかよ!なんだか近くに凶暴なドラゴンが現れたんだと!

「ええっ!?珍しいな……。

「とんでもなく凶暴なヤツらしいぞ。襲われたって人がけっこういるんだよ。

それでドラゴン退治のために傭兵を雇ったって聞いたんだけど……うまくいくのかな?

「ふうん。それでその傭兵ってどこにいるんだ?

「カレク湿原で調査をするって話だったけど………。まだ村の出口辺りにいるんじゃないかな?


「ドラゴン……か。なあアルド。その傭兵の話を聞いてみたい。案内してくれないか?

「ああいいけど。ドラゴン退治に興味があるのか?

「ああそうだ。私が探してるヤツかもしれない。

「よしわかった。カレク湿原への村の出口は向こうだ。ついてきてくれ。


 ***


「……なあ。あんたが傭兵かい?ドラゴン退治を頼まれたって話の。

「ああそうだ。お前たちは何者だ?

「オレはアルド。このバルオキーの警備隊なんだ。こっちはオレの旅の仲間でラクレ……

「なんだ。田舎の戦士きどりのガキか。私のジャマをするな。

「なんだよ!別にジャマなんかしてないだろ?

「私はこれから大仕事を控えているのだ。とっとと帰れ。

「その仕事のことだが……私も同行させてもらえないか?

「バカバカしい!話にならん!素人をドラゴン退治に連れてゆけるものか!

「いや。ドラゴンを仕留める技はそれなりに磨いてきたつもりだ。

「ほほう……口だけは達者だな。その格好をみるとレンジャーか?

ふん!女などドラゴンが現れたら悲鴫を上げて逃げ出すに決まっている!

「見かけで人を判断するなよ。ラクレアが逃げたりするもんか。

「私クラスになると見ただけでも相手の力量ぐらい判る。

多少の修行はしてるようだがお前たち二人など私と比べたら素人も同然だ。

「よっぽど腕に自信があるんだな。あんたそんなに強いのか?

「当たり前だ。私は10年以上も傭兵稼業をなりわいにしている。

「……わかった。そっちの指示にはちゃんと従う。だから同行させてくれ。

私のことはオトリにでも使ってくれればいい。

「ふん……そこまで言うなら連れていってやろう。ただし命の保証はしない!


「ラクレアは凄腕のレンジャーなのに……あんな風に言わせておいていいのか?

「ああかまわない。私にとって大事なのは仇を見つけ出すことだけだ。

「ドラゴンが仇……か。誰の仇を討ちたいんだよ?

「………………。


「おい!グズグズするな!私についてこい!カレク湿原を調べるのだ!


 ***


「……ふむ。話によるとこの辺りでドラゴンに襲われたという話なのだが。

「……おい!女!素人が勝手に動き回るな!

「ここに足跡がある。はっきりしないが……ドラゴンの特徴が残ってる。

「なんだと!?素人のくせに知ったふうな口を利くな。私に見せてみろ!


……むっこれは!た、確かに……ドラゴンの足跡かもしれん。

「この足跡のヌシは……湿原の奥に進んでいったらしい。追いかけよう。

「え、偉そうなこと言うな!私の指示に従え!

「まあそういう約束だしな。それでこのあとどうすればいいんだ?

「…………このまま奥に進む。

「それって……ラクレアの言ってることと同じだよな?

「う、うるさい!この女の言うことがたまたま間違っていなかったから私の指示も同じになっただけだ!

「わかったよ。そんなに怒鳴るなって。このまま進めばいいんだろ?

「そうだ!だが油断するな!どこからドラゴンが現れるかわからないからな!


 ***


「……あった!ドラゴンの足跡だ!

「だが……これはまずいな。想定していたよりも大物らしい。この私でも手こずりそうだ。

ましてや素人同然の足手まといを連れていては……

……!?いるぞ!近い!

「おい!お前たち!この場をすぐに離れろ!

「あんたはどうするんだ?

「お前たちというハンデがいなければ私ひとりでなんとか……

「やめたほうがいい。私とアルドにまかせてくれ。

「ふざけるな!死にたいのか!

「死にたくはない。だが……

それ以上に死なせたくない。私の目の前ではもう誰ひとり……!

「……ラクレア。わかった!いっしょにやっつけよう!

「あっ待て!お前たち!


 ***


「……お、お前たち……!そんなに腕が立つとは……

「今のドラゴンがラクレアの仇だったのか……?

「いやこんな簡単に倒せるような相手ではない。それに……

これを見くれ。私が探している仇の手がかりだ。

<ラクレアは竜のウロコを取り出してアルドに見せた。>

「ああたしかにな。このウロコは今のドラゴンとは全然違う感じだ。

「竜の……ウロコだと!?竜のウロコを持った凄腕のレンジャーの話なら聞いたことがある……!まさか……

お前が『竜鱗の狩人』なのか!?

「……ああそう呼ばれている。

「なんだ。あんたラクレアのこと知ってたのか?

「もちろんだ。有名な話だからな。なんでもかつて故郷の村を凶暴なドラゴンに襲われて一族もろとち家族を失ったという。

幼くして身寄りを無くしたが弓の腕を磨いて各地のドラゴンを倒すことで名を上げたんだ。

「………………。

「ゆ、許してくれ……!知らぬとはいえ失礼な態度を取ってしまった!

そうだ……ドラゴン退治の報酬はあんたに譲るから……!

「そんなものはいらない。私がほしいのは仇のドラゴンの情報だけだ。

「すまない。私はドラゴン退治は専門ではなくて……たいした情報は持ち合わせてぃないのだ。

「だったらもう用はない。ドラゴンを退治したことだけちゃんと報告しておけ。

「わ、わかった……!


「また……無駄足だった……か。

いったい、いつになればヤツを見つけることが……。

「……ラクレア……。


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story2



「よく来てくれたね。私が集めた資料をぞんぶんに見ていってくれたまえ。

……ん?お嬢さん……君が持っているそれは……?どうやら何かの生き物の一部のようだが……

「これは私の探しているドラゴンのウロコだ。

「なんと竜鱗だとは……!ずいぶん貴重なモノを持っているな。

……だが……はて?それと同じ種類の竜鱗をどこかで見たような気がするが……

「それは本当か!?どこで見たのかぜひ教えてくれ!

「はっきりせんが……おそらく古代の文献を探してデータベースにアクセスしたときだ。

「でーたべーす?……そいつにはどこに行けば会える!?

「会う?……ああ端末の場所を聞いてるのかい?それなら工業都市廃墟の端末でアクセスすればいい。

「良かったなラクレア!仇の手がかりが見つかりそうだ。

「ああ……まさか未来に来てこんな話が聞けるとは思わなかった。

「工業都市廃墟ならオレも知ってるからいっしょに行ってみよう!


 ***


「……たぶんこれが端末だよ。

「なるほど……でーたべーす……とかいうヤツがこの中に隠れているのか……どうすれば出てくる?この箱をこじあけるのか?

「いや!そうじゃないと思う!そんなことしてる人なんて誰もいなかったし……

「だったらどうすればいい?

「う~ん……オレも未来のことはよくわからないんだよな。

「……おい!でーたべーす!聞こえるか?中にいるんだろうお前に聞きたいことがある!

『……音声インターフェース起動……どのデータペースにアクセスしますか?必要な情報をお話ください。

「ずいぶん人見知りらしい。箱の中から出てこないつもりだ。

「……(たぶんこの機械がしゃべってるんだろうけど………)

ああそうだなラクレア。無理に外に出さなくてもこのまま聞いてみればいいよ。

「これを見てくれ。私はこの竜鱗のことを知りたい。

『……映像スキャン開始…………

解析中……解析中……解析中……。

データベース内の情報とマッチしました。

その竜鱗は約2万年ほど前に生息していた生物のウロコに酷似しています……合致率98%……

「ええっ!?そんなに大昔のドラゴンなのか……?

「そいつがずっと生き残っていた……のか……?

『現在は生息していません。少なくとも1万5千年前には絶滅したと推測されます。

「どういうことだろう……。ここはオレたちの時代から800年ぐらい未来のはずだぞ。

「それが本当なら私の村を襲うことはできない。すでに絶滅していたことになる。

期待させられたが……どうやらぬか喜びだった……。

「……いや!せっかくの手がかりなんだ。古代に行って調べてみよう!

「そう……だな。できる限りのことをしてみるか。

「それでこの竜鱗を持った生き物はどの辺りに棲んでいたんだ?

『地層から推測するとかつて存在した巨大な火山の周辺地域に生息していたようです。

「火山の周辺地域……だったらヴァシュー山岳あたりか。

古代に戻ってヴァシュー山岳に行ってみよう!


 ***


「ここが『でーたべーす』とやらが教えてくれた場所か……。

……足跡がある。ドラゴンに似ているがいままでに見たことはないな。もしやこれが……

「ラクレアは村を襲った仇のドラゴンを覚えているのか?

「姿かたちは覚えているかさすがに足跡までは……。

なにしろそのときの私はまだ十歳にもならない子供だった。

私が覚えているのは悠然と村を歩くヤツの姿と村の人たちの……悲鳴……だけ……

……そう……いつまでも……私の耳に残っている……あの悲鳴……。

………うううっ!あああっ!

「どうしたラクレア!

「……消せる……悲鳴は……

大丈夫だ……ヤツを仕留めたとき……消せる……かならず……私は……!

「しっかりしろ!ラクレア!

「……はぁはぁ…………もう平気だ。心配ない。

「顔色があまり良くないけど………

「問題ない。それよりもさっきの足跡をたどって……


「うわあぁぁぁぁーーーーっ!


「あれは……!あの姿は……

「まずい!すぐに助けにいこう!


 ***


「……あそこだ!

「ひえぇぇ……もうダメだ……食われる……!

「……こいつは……この……姿は……!


 ***


「ぎゃーーーーっ!助けてくれ!

やめて……いやーーーっ!来ないで!

「うわぁ~~ん!うわぁ~~~~ん!


「……ううっ……お父さん……お母さん……

「……・心配すんなラクレア!ヤツの心臓をぶち抜いてやりゃあそんな悲鳴なんざパーと消えちまうさ!

……わかってる……と……さん……の言う通り……ヤツを……倒してやるっ!

……ダメだ……消えない……やっぱりヤツを倒さなければ悲鳴は……消えないんだ……

「……ラクレア……あれがラクレアの村を襲ったドラゴンだったのか?

「そうだな……。姿かたちはそっくりだった。おそらく同種のドラゴンに違いない。

「でもなんでこんな大昔の恐竜がオレたちの時代まで生き残ってラクレアの村を……

「それは……私にもわからん。


「あんたたち……強ええな……!助かったよ!

俺は山で鉱石を掘ったりするショーバイをしてんだ。いわゆる山師ってヤツだな。

「そういえばあんたの仲間はどうしたんだ?さっきまでもうひとりいただろ?

「ああ、あいつか……。仲間ってほど親しいわけじゃねえ。

同じ山師をやってるヤツで今日はたまたまいっしょにこの山に入っただけだ。

「そんなことは聞いてないよ。その人はうまく逃げられたのか?

「さあな。オレたちは別々に逃げたんだがヤツはもう一頭の恐竜に追いかけられてたぜ。

「大変だ!助けにいこう!まだ近くにいるかもしれない!

「ああわかった。これ以上あのドラゴンの犠牲者を増やしたくはない!


 ***


「……あそこだアルド!

「……ついてねえ。ここまでか。こうなったら丸呑みにでも何でもしやがれってんだ!

……ん?な、なんだ!?


「き……消えた!?いまのはもしかすると……

「ああ間違いない。あれは……時空の穴だ!別の時代に飛ばされたんだ!

「なるほどそういうことか。古代に滅びたはずのドラゴンが時を渡って私たちの時代に……。それが真相だったらしいな。

「きっとさっきの恐竜がラクレアの村を……

だけどどうするラクレア。仇の正体はわかったけど見つける手かかりにはならないだろ?

「……いや。この時代に来たのはムダではなかった。

ヤツの行方を追うにあたって少しだけ心当たりができたからな。

「本当か?良かったな!

「待っていろよ……!必ずや貴様の鼓動を止めてやる!


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