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【編集用】練習ページ5

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最終更新者:にゃん


全話ーーーガルガ


瘴気結晶が林立する岩場を転かっていく。`・l’意識を無くしたガルガに肩をかした。W瘴気か収まったわ……ガルガと命滅獣が、あたりの瘴気を使い尽くしたってことでしょうか。瘴気結晶が残ってるわ。すぐにまた瘴気が濃くなる。皿ガルガ!'・//マーよかった、二人共生きてる!止まるんじゃねえぞ……!フッ……荷車を用意して幸いだったな!よっと、ガルガさん重いぜ……皿では行くぞ!ハイヨー!!’・瘴気が濃くなる前に、退散だ、馬たちょ!……まったく……とんでもない戦いでしたね……必殺技の参考になったのが、不幸中の幸いっすかね。……そういうことをいうから、お前は微妙なのだ!微妙ってなんだよ!ねえ、この馬車って、どれくらいスピードが出るの?この馬たちは軍用だ。ルーンで速力が強化されている,ドラゴンの全速にも劣らん。そういえば、この馬車、どこで手に入れたの?馬がそこにあれば、私かそれに乗る!それが道理だろう!皿無断で拝借かーい!!'¶//入手経路はいいわ、この際。……全速でいける?可能ですけど。瘴気の発生源が、移動しているの。あいつが……!――姉貴!!'・f/皿皆の者!!捕まっていろ!!'・ノ/皿ざにやー!!'¶ノ/命滅獣、遠さかっていくわ。逃げ切れた……ふう……おや?ここは……振り出しに戻りましたね。……やれやれだな。すぐに彼を治療しないとね。ギルドの飛行艇が無事だといいんだけど……意識が戻るまで、安静にしておくしかないわ、彼に付さ添っても……いいでしょうか……もちろんよ。これからどうします?止まるんじゃねえぞさん。撤退だわね。そうね。対抗手段が見つからないんじや……それじゃあ、遅いんです。でも……!こんな風に滅びる島を、これ以上増やすわけにはいきません。フェイさん……手段ならあります。妹は最近研究三昧だ。浮いた話くらいあってもよさそうなものだがな。地獄耳のお前が知らんのでは、そうなのだろうな。あいつは変なところで天然だから、心配だ。身内は大事にしておけ。俺はそのつもりなのだがな。なるほど、今度フェイに言っておこう。なあガルガ、汚染される前、この空は青かったそうだ。空が、青い……?ああ、そうだ。見てみたいと思わないか。ー面に青い空だ……どんな光景だと思う。代償か――俺はー残存部隊は、近隣の島に撤退と決まった。君たちも即時撤退したまえ。我々は調査、観測任務を続行します。こちらにそれを禁じる権限はない。だがーこちらにそれを禁じる権限はない。だがー正気なのか。はい。……当方はニi承しない。ただ、報告もしない。ありがとうございます。礼など不要。因果な職業だな。そうですね、お互いに。これからが大変ッスね。フェイさんの賭けに乗るのはいいんですけど……ハードル高くないっすか?皆、ちょっと来てくれ。皿どういうことなの!?飛行艇内に瘴気だなんて!’・まさか、瘴気結晶が飛行艇内に生えたんじや?そんなわけあるか!瘴気は微量だから、すぐに浄化をされるはずだけど……ハーブ先生、瘴気の発生源は、まさか……!ガルガね……やっぱり体内から瘴気を発生させている……ガルガは……命滅獣になろうとしています…………そんな……!!これか力の代償なのね。ご安心ください。ガルガを獣にはしません。そのために、私がここにいるんですから……!……詳しい話、聞かせてくれるかしら……?77]ラルフ隊が帰ってきたって!見て、ラルフ隊長よ!ガルガ副隊長も……!あのお二人がいる限り、安心ね……今回も生還したかーラルフ・エルデ……ガルガ・ドラグ……奴らは危険だ。合ーの儀を始める。受諾いたします。生さて帰っても、吸い続ける限り、俺も獣となる。瘴気をいずれはその前に・ー瞬のうちに、まるで生物の如くのたうちー`・l’武具ーつである。マ討滅器とー体化し、次の世代に己の力を受け継ぐ。それこそ我らの誉れ。あるべき最良の結果だ。ーだが。この結果は、正しいのか。奴は人生をまっとうしたと思うか?奴は人生をまっとうしたと思うか?ガルガ。俺に、語る術はない。いっそのこと、早く討滅器になってしまいたいとーそう思ってるか?命ある限り戦う。それが俺の望みだ。だが、他のものにそんな定めを押し付けることについては、どう思う。嫌悪しかない。ー俺もそうだ。討滅士は、瘴気を吸い続ければ遅かれ早かれ、命滅獣になります。その運命に抗い、戦い続けるため、討滅士は己の体を手にした武具と融合させます。ガルガのもってる武器……!はい、あれこそが、討滅器です。なんと……酷い……酷いですよね……私達はこんなことを、数百年も続けてるんです。この討滅器こそ、私たちの愚かさの証。そして、弱い命を拒む世界で、生き続けた証。……ガルガを、討滅器にします。そんな……!それだけが、ガルガに与えられる名誉なんです……!名誉などいらん。気がついたわ……ガルガ……あなたの体は……数日は持っ。相打ちで果てれば、それで終いだ。あいっと戦った時に、瘴気を……恐らくな。だが奴を討つには好都合だ。結局は獣と獣の争いだな。皿どうしてそんな考えばかり!誰かが誰かを倒すとか!そんな話ばかり!'・ダ/うんざりだな……どうすればいいのだ……どちらが正しいのだ……俺の意見だがよ、姉貴……こんなの、どっちもおかしいぜ!ガルガさん……そうまで倒したい敵というのは……フェイさんの……お兄さんの……仇なんじや……!続きを話そう。瘴気……病んだ命……どうして赤い海には、瘴気があるの……?そもそも……al滅士を討滅器に変えるこの術式。おかしい……どう見てもこれ……獣化を進めているように見えるんだけど……このプロセスを逆にしたら……獣化のプロセスを遅れさせられるんじや……兄さんを……獣にも、武器にもしないことが……!命滅獣の習性の研究。新たな戦術の確立……そしてそれによる戦果。討滅士ラルフ・エルデ。貴君の功は認めるーだが、討滅士の役目は、獣の排除である。遠方海域の調査など、認めるわけにはいかない。遠くの海には、我らが獣の脅威を退ける術が、眠っているかもしれません。古代の記述を研究するのはかまわぬが、根拠なき夢想にふけるのはやめよ。誉れ高さ<号>を持つエルデ家の名が泣くぞ。民人の安寧こそが、武門の家の誉れです。履き違えるなといっている。……英雄と呼ばれ、いい気になっているようだな。汝は討滅士であろう。なればー個の兵器たるべし。兵器だと……俺に、討滅器になって、誰かに使われろと!?それか嫌なら、奴らに食われて死ねというのか!クソつ……もう少しで、すべてが変えられるのに……!ラルフ、ここにいたか。二」ーお前か。行くぞ。俺たちは、何のために生きるのだろうな。生さる?ただ死ぬだけの人生なら、俺はいらん。……世界を広げずして、何か人生だ。俺は兵器だ。世界を広げるのは、お前やお前の妹だろう。俺は、そういうものが振るう兵器であればよい。兵器か……もはやー放置は出来ぬ。ラルフ・エルデは己の分を超えた。反逆罪に問いますか。いや、奴には名誉を与えてやる。皿流血の海域……!?命滅獣の巣ですよ!?フ旦コ赤天の威光を示すため、命滅獣を狩ってその首を首都に捧げよとのことだ。ー死ににいくようなものじゃないですか!諸君らは生還させる。死など恐れません……ですが、国の守りたる我らが、こんな仕打ちを……ここまで愚かだったか。ひどすぎますよ……逆境こそ好機と見ろ。これを乗り越えて、俺たちは先に行く。この国を変えるんだ。ーどうしてーさっかけが掴めたぱかりだったのに……!もっと強いソウルの力を扱えたなら、きっと……いつも……そうだ……何かか成し遂げられそうになると……しy二)も……77?77]希望は輝きが見えるだけで、決して届きはしない……!戦闘艇が、沖を進んでいく。マ主に戦闘艇の上で行われる。マ適応しているのが常であった。W敵影無し……二、三匹ほど大物の首をあげる。そうすれば上も納得する。戦いを狭く考えるな。狭く?決死の戦いこそ伝説になる。この国の誰も、俺たちを無視できなくなるぞ。不遜だ。いつものお前だな。……そう見えるか?ー国を変えるか。具体的に言葉として聞いたのは初めてだ。いいじゃないか!俺は、ラルフさんの変えた国がー皿敵襲!!'¶//皿左翼がやられた!!マ――最大出力で突っ切る!'・f/何に襲われたんだ……ーこいつはっ!は、速い……天を憎悪で埋め尽くすか。なんという獣……瘴気の濃度が異常です!ぐああーっ!!この暴力、生物の域ではない。滅びが滅ぴを喰らい。ただひたすらに強く……ここまでに至るのか。ラルフ、俺に命じろ。では、やつを倒せ。あの首で、我らの覇業を飾る!ー承知!!'・//ー汝を滅する!!’・瘴気の壁か……刃を通さぬとは。ダメだ……この瘴気濃度……もう、保たない……!近づくだけでも困難か。どうします、隊長。全員で呼吸を合わせ、ー気に瘴気を身に取り込む。そうか!ー瞬だけでも、瘴気が薄まれば!そうか!ー瞬だけでも、瘴気が薄まれぱ!――然る後、包囲殲滅だ!'¶ノ/皿我らの意地を見せよう!'・f/マ’ー皿はっ!ー¬・fj散開!!!ー丿‥‥‥|マ皿引きずり落としてやるぞ!その赤い空から!!’・皿今だ!!捧気を取り込め!'・//……何だ、この樟気は。獣のそれではない……!……底なしの憎悪を感じるぞ。俺と同じ、天を憎悪するものか!うおおお!!皿お前を討っ!!'・f/命滅獣は動きを止めたーWぐはっ……副隊長……!ー逃さん!!'・ダ/やった……ぞ……!思い知ったか……人はいずれ、貴様らを滅ぼし尽くす……ラルフ!!・ー瘴気を食いすぎたな。腹が重い。戦闘艇の舵を握る。マ――――撤収!!'・//ー兄は限界を越えた瘴気を、体に取り込んでいました。いつ獣化が始まってもおかしくない状況でした。兄さん……兄さん……!泣くことはない。俺は運が良かった。先祖伝来の武器とーつになり、戦いを続けられるのだ。これ以上ない武人の誉れだ。私は兄さんに、獣にも……兵器にもなってほしくない!全ての命を有効に使わねば、獣たちには勝てん。ならばーお前を使い捨てたこの国に、未来はないな。己が兵器といったな、ガルガ。ああ。この国に必要なのはお前だ。俺は戦うことしかでさん。自分を決めつけるな、ガルガ。お前には器がある。器……!?人の想いを汲み上げる器だ。使い方を間違えるな。エルデ家の討滅器、紫紅号……エルデ家の討滅器、紫紅号……ラルフ・エルデ。討滅士として十年の長きを戦い、この器と合ーするか。紫紅号は我が国の至宝。反逆者との融合、まかりならぬ。お待ち下さい。では……奴にはこれと融合してもらう。運ぱれて来た……`・゛’あの男の罪は、それほどに・合ーの儀を執り行うのは、奴の妹だー奴は、我が国で最大の禁忌を犯したのだ。では、合ーの儀を執り行う。お待ち下さい……兄は我が家の討滅器と合ーするのでは!決定事項だ。……この討滅器……まさか……!廃棄討滅器・煌滅号。ー手にしたものは暴虐に狂い、あらゆるものを滅ぼし尽くす……あってはならない、最悪の討滅器か……皿どうしてです!兄は国のために尽くそうと!’¶安心するがいい。もはやこの討滅器は、誰にも使われることはない。皿兄がどんな罪を犯したというのですか!’・封命士フェイ、無礼だぞ。迷妄なる問にあえて答えてやろう。この男は討滅士の名誉ある戦いを、姑息な遊戯とした。そしてその戦果を誇大に宣伝し名声を集めるや、徒党を組み謀反を企てた。だがーそれだけではない。この男は我が国を変えようとした。赤天の加護を受けし我が国のあり方を……!それか罪か。聞こえるか、熾滅号の苦悶が……終わることなさ怨嵯の中で、貴様は永遠に罰を受ける。変わることが恐ろしいか?変わり果てるのは、貴様だけで十分だ。変わり果てるのは、貴様だけで十分だ。儀式を始めよ。嫌……そんな……そんな……!やるんだ、フェイー俺を封じてくれ。なぜ通ってはならんのだ。上の指示だ。`・・ら・・¥゛゛φ・討滅の器に変わる誉れに、どうして立ち会えない。管理官の勅命といっている。皿筋が通らん!'・//マー管理官の意向はこの国の法だ。何だ……?緋天宮から、瘴気……?皿ーどけ!!'・//天に……套く……災いの星よ。我らの敵を……呪い給え。滅びを食らう……滅ぴを……ううつ……!今こそ、生さん!討滅士ラルフ・エルデ。汝が命を、討滅の……器に、封じる!兄さん……ラルフの体を飲み込むー`・゛’煌滅号……呪われた討滅の器。なるほど、これこそが……この俺にふさわしい器だったということか。今になって気づくとはな……俺は青い空が見たかったわけではない。妹にそれを見せたかったわけでもない。ー俺はーこの俺の中にある、ただーつの想いは……!!’・――変わることなさこの世なら!微塵と砕けよ!灰すら残さず燃えつさるがいい!’・fマ’ーなんだ……これは……?ーぐぱはあああ!!'・f/ーひざいっ!`・ダ/人々を叩き潰した……W何が起こったの……!?ああ、そんな……そんな……!儀式で何か起こったのか……!?あれはーこいつはーこの獣は……!!繰1 ̄¶・=、=W世界の創造者に向ける絶望の叫びである。マーフェイ。ガルガ……兄さんが……!!あれは、ラルフなのか。街が燃えている……ああ……!話は後だ。お前は撤退しろ。私が……私か失敗したから……!ー走れるな?……戦うの、ガルガ……滅ぼさねばなるまい。俺は、国を守る討滅士だ。走ったーマ……ぐつ……皿もうやめて!兄さん!’……・兄さん。ニコーラルフ。宙に舞い上がりーマラルフさんが……命滅獣……!奴は討たねばならぬ敵だ。ー討滅士ー人では、倒せない相手です。手段を変える。賭けるなら、勝率の高い方に賭けてください。例のプランでいくのか。はい。この島のソウルは、赤い海よりずっと豊富です。ガルガが交戦してくれたおかげで、奴の瘴気の型も特定できました。ーわかった。何をするんですか……?合ーの儀は、まだ終わってません。私の兄、ラルフの体には命術の刻印が刻まれています。いってみれば、武器と融合しなさい!っていう呪いですね。その呪いが……まだ、有効なんですね。はい。こちらの海の豊富なソウルを使って、もうー度兄を討滅器に封じます。いけるのか。不確定要素はあります。ですが武力に頼るよりは確実な方法です。ラルフさんが命滅獣になった原因は、その討滅器……なんでしょうか。あれは最悪だが、討滅士との合ーで獣化した例はない。むしろ原因はこの私です。私か未熟だったからです。フェイさん……あの……t、ゝまさら敬語は、やめませんか?じゃあ、フェイ……もう自分を責めるのはやめて。そうだぞフェイ。過去など気にするな!フェイの技術は折り紙つさだ。俺が認める。そうだな……三回原因が焙滅号でも、フェイでもないのならば。奴が原因、ということになるのだろうなー……儀式を行うためには、命滅獣に接近する必要があります。それならば、こちらの有利な戦場に奴を招くのが最良の策だ。だとしたら、瘴気結晶が使えるんじゃないですか?見渡す限り瘴気結晶か。手頃な場所はみつかったが……うまくいくのか?だって敵が山にこもっているのって、島の環境を変えるためっすよね。だったらそれを邪魔されたら、怒りますよね。すごいです、ショウ!いやあ~。そうか?お前かそんなことを思いつくとは驚きだ。本当にお前は弟か?合同軍の陣地から、爆発を起こすルーンを無断で拝借してきたけど……いけなかったかしら。爆裂のルーンを仕掛けた……マ’今回無断で拝借するヶース多いわね……!では点火するぞ!y7]おや?このルーンを使えば点火するのだよな……?そのはずだな。おかしいわね。皿……どうしたのだ。根性を見せろ!’・皿伏せろ姉貴!'・f/皿わーっ!!ぴっくりした!!'・f/マ’ー何、今の遅延は……?結晶が……!……砕いたそばから、再生している……!?まるで生き物ッスね!でも、瘴気の流出量はちゃんと減少してる……だったら……!ー動いた。こちらに向かってくる。……こちらでも確認したわ。援護する。使命を果たせ。支援をお願いします!瘴気が濃くなってさたぞ!……来やがったぜ!フェイ……しゝljる?ーもはや、あれを兄とは思っていません。我らの国ばかりか、無関係なこの島まで……償ってもらいます!天に輝く幸いの星よ、我らの輩を祝い給え。天に套く災いの星よ、我らの敵を呪い給え。皿滅びを食らう滅び、今こそ生さん!’・皿汝を討滅の器と封じる!!'・f/やった!苦しんでる!くつ……皿璋気の型が変わった!?'¶//効いてるぜ!もう……少し……で……!皿えっ!?何なの……これ……!!'・//マー皿えっ!?何なの……これ……!!’¶/マ’ー瘴気か……溢れる……!皿いかんー!!’¶ー取り込む……!!この俺に残された器で!’・攻撃が……瘴気に阻まれて……!ダメだわ……!!ぐつ……ーガルガ……!?'・f/マー皿全員、荷馬車に乗れ!撤退する!’¶ハア、ハア、ハア……逃げられてよかった……くそつ、逃げ癖がついてしまいそうだな……しかたねえだろ。ガルガの様子がおかしい。ぐつ……まさか……見てしまいました……ーあの獣の心ーああなることを望んだのは、あの人自身……不運な巡り合わせが重なった結果だろう……お前の責任ではない……ガルガの発する捧気が、どんどん強く……!早くしろ、俺までも獣と成り果てる前に。命術の刻印を施す……W止まるんじゃねえぞ。頼みがある。奴を討ってくれ。7?77]俺はこれから討滅の器となる。お前が俺を振るってくれ。ただー撃。奴にぶつけてくれればいい。俺はそこで討滅器に宿った瘴気を全て解放し、奴を葬る。簡単に試算したけど……あと数日で、周辺海域まで汚染が広がるわ。……人の住む島がたくさんあるんだぞ……!今ここで、やるしかないのか。お前ならやれる。俺はそう信じる。……終わりました。ガルガ……さん…………辛いものだな。……こんなのってないぜ……これが名誉なんて……!ガルガを……お願いします……!剣を握りしめたーマ……で、どうすんだ。やるのね……ガルガさんとー緒に……!やるのね……ガルガさんとー緒に……!だったら、私も戦うよ。しやーなしね!!私も行くわ……正直わくわくしてるの……いい気で蔓延するこの瘴気。全て晴らしてやったら、さっと楽しいわ。しょうがねえな。じゃあ俺もつきあいますよ。いざとなれば飛行艇もある。しくじったら逃げればいい。逃がすのは我の役目だ。失敗したとしても、生き残って瘴気の脅威を伝えないとね。フェイは……兄さん……私はガルガを……あなたを倒すための、兵器に変えてしまった……どうして私達だけ……こんな呪いを……!そう、呪いね……世界と命を呪う意志。それが瘴気。だからこの呪いは、あなたが断ち切りなさい。でも、私は、二度も……失敗した……失敗しなければ、わからないこともある。別の手を試せばいいの。それも間違えていたら、次の手を打っ。次がある限り、終わりじゃない。二」……終わりじゃ……ない……?わかりました、ハーブ先生。私みたいな無能が、ー度の失敗で落ち込むなんて……何様だよって感じ、ですよね♪フェイ……やってみましょう、止まるんじゃねえぞ。私も戦います。で、どうすんすか?また結晶壊します?いや、向こうが動かないなら好都合です。命滅獣がグレイスルーンに何をしているか、この目で判断できるしね。確かに……あの結晶をどうにかできれば、それが決め手になるかもだわ!そうと決まれば、善は急げよ!進んでいく……マ皿ハイヨー!!この戦いが終わったら、お前たちにも恩賞を弾むぞ!’・fけっさよくどこでも馬を盗んでいるな……馬が我についてくるのだ!人聞きの悪いことをいうな!討滅器を構えた……!マ’瘴気よけの術式を、用意したわ。私も、魔法で支援するね。ご安心を、私にも戦うすべはあります。奇怪な武器が浮かびあがった……マ命術によって紡ぎあげた、討滅器の複製品です。瘴気の塊を、あの武器の形に固めているのね……動きを止めるくらいなら、十分です。皿魔物!?まずいな、群れが来るぞ。ここまで瘴気が濃いと、感知も難しいわね。来るわ――戦いか。どうしたの?……意識が完全に融合しきっていないのだろう。おかげで……まだしばらくはこうして話せる。それより、来るぞー!お見事です。ーよくやった。やはりお前は筋がいいな。フェイにかける言葉はない。別れの言葉は伝えてある。この先がグレイスルーンね……行きましょう。なんて瘴気濃度……まったく、ソヅとするぜ。決めたぞ弟よ。生きて帰ったらこの冒険を我の自伝に加える!そいつぁいいな……すみません、止まるんじゃねえぞさん。ガルガを……持ってみても、いいでしょうか……よいしょっと…………これ、私は振り上げたりできませんね……あなたに託した、ガルガの目は確かだったようです。両腕で支えた……マ兄さんは欲望の塊みたいで、世界を広げようとし続けましたけど……ガルガはひたすらに戦い続けました。ただー心に……ああ、重いなあ。やっぱり…………ここより先に、ルーンがあるはずだな?そのはずですが……あるはずですよね?言い直さないでも大丈夫ですよ、ヶイさん。ー面、クソ結晶に囲まれてやがるな。そういえばあの命滅獣……体組織のー部が、瘴気結晶みたいだったけど……はい、まさしくあれは瘴気結晶そのものです。さっき、やたらと爆裂のルーンの起爆が遅かったでしょ。あれなんだけど……結晶に近づけた……W皿あっ!?'・ノ/マールーンを覆った……?マルーンを……?どうして……?命術に使っているルーンでは、こんな反応……でも、私のもつルーンからは、瘴気なんか……赤い海で生まれたルーンだから、かもしれないわね……命滅獣は、グレイスルーンに瘴気結晶を寄生させて……環境を拡大させるんじや。……アイリス!グレイスルーンを正気に戻せる?やってみる……でも、それをすると……!あいつが来る。そういうことですね!襲ってくるなら、逆に好機だ。逃がすな。準備はいい?止まるんじゃねえぞ。……やっぱり、グレイスルーンがおかしくなってる……お願い、目覚めて……島に加護を与えしルーンよ……!砕け散っていく……マまばゆい光を放っ!マ異形が現れた!W四奴を討つぞー!!'・f/皿捧気のせいで近づけない!’・――ー止まるんじゃねえぞ!!止まるんじゃねえぞを守る!マ’皿ー止まって!!'・!/討滅器の形を成して命滅獣を襲撃する!`・゛’今よ!いかんな。身を守れ!とっさに剣を構えた!W四ーぐおおおおっ!!'¶皿止まるんじゃねえぞ!!……えっ……!?討滅器に……!ヒビが……!?ぐっ……だめか……俺はもうここまでらしい。二」残った瘴気を吐き出せば、お前たちが逃げる時間は稼げるだろう。討滅器まで、限界を迎えていたなんて……えっ?ガルガはまだ……剣の中で意識を……?爆裂のルーンだ!!効かねえんだろうけどな!体勢を立て直す時間が稼げればいい!どういうこと……?フェイ、早く……!結晶の裏に隠れる……マ合ーの儀は成功した……融合は完璧なはず……それか、どうして……?瘴気か足りなかった……いや、この島のソウルがー討滅器の中に取り込まれたソウルが、瘴気と食い合って、融合が不完全に?フェイ……瘴気結晶が!畜生、道を塞がれた!このままじゃ……!7?77]そうだ……ソウルを……!瘴気結晶を消したように……!でも、あいつの体を覆う瘴気はどうしたら……ああ、そうだ……!ー瞬だけでも……あいつのまわりの瘴気を消せれば……!ーやれる。皿やってみせる!!ガルガ!!’・仲問たちを取り囲む……Wお願い……静まって……!ああ、もう……!!もっと余裕あれば、ああ、もう……!!もっと余裕あれば、アイリスがなんとかできるのに!何かを掴んだのね、フェイ……!!だったら……今この場で私達だけができる戦いをする時ね……ミントちゃん……行さましょう!ミントちゃん……行さましょう!知能でなく情動で動くなら!私の操る人形で!皿さあ、気をとられなさい!'・f/マ’ー滅ぴを食らう滅びより、今こそ汝を解き放たん。皿災いの星よ去れ!幸いの星よ有れ!我が元に!’・/術式を反転……!人を討滅器にできるなら!その逆もできる!この島のソウルがあれば!砕けたのか、俺は。ーガルガ。止まるんじゃねえぞよ。お前の武運を信じる。ーお願い。冒険家たちょ。振り返るな。朽ち果てた俺を捨てて進め。ー目を、開けてー!……フェイ。死ぬな。お前は生きろ。……フェイ。死ぬな。お前は生きろ。皿起さなさい!このとーへんほく!!’・ぬっ……!?やった……できた……!!……この俺は……討滅器と……戻しました。この島に残されたソウルを使って……なんだと……!しまった……!作戦かあります。あいつの周りの瘴気を、ー時的に減らせますか!?無論だ。でしたら、その隙に私が、あの獣を討ち取ります。やれるのか。皿やってみせます!’・ノ/お前も無事だったか。ガルガに討滅器を手渡した……!Wもうー度、こいつを握るとはな。ーすまぬ、我が器よ。お前の号を汚したかもしれん。皿だが俺にはまだ、生きてやるべきことがある!’¶ー奴を討ち果たすぞ!!フェイ!!止まるんじゃねえぞ!!’・/捉えたぞーうぉぉぉぉぉぉ!!ガルガに吸い込まれていく!W皿今だ……!!ここで!!'・//命滅獣の胸に突き剌さる!`・゛’皿ソウルよ……命の力よ……ここに集え!!’・滅びじゃない。滅ぼし合うこともない……<*×。■!&%S…………>ソウルの輝さを……!病めるものに癒やしを……!命滅獣に向けて治療魔法を放った……!マ皿幸いの星よ。災いの星よ。滅ぴはここに滅ぴゆかん。星よ、赦しを与え給え!!’・うおおおおおお!!やった……のか……?7?7]皿ああ、見事だ!!’・終わったのね……雲間よりーマーラルフ。兄さん……!うっ,――ーつつつつ……皿うあああああああ!!……うああああああ!!’……・友よ。お前の殺した人々は戻ってこない。残された怨念と悲しみは、消えはしない。俺もお前を赦すことはない。お前を赦すのは、大地に還る命とーお前の妹だけだ。ルーンであるらしい。Wそう、瘴気結晶……瘴気を吹き出す疑似ルーン結晶。兵器に転用されたら、大変なことになるわ。えつ?飲みに?行くわけないでしょ。まだ後片付けが終わってないのよ!世話になったな、お前たち……お前たちの力なくぱ、たどり着けぬ勝利であった!こら!くすぐったいぞ、お前たち!それで?お前たちが借りていったものは、他には何だ?ええっと、その……いろいろ…………まあいい、戦場では資源が浪費されるものだ。皿……終わった……!!もうイヤ!!もう帰る!!’・マーお疲れ様でした、キャトラ先輩。ホントに疲れたわ!にぎやかしって意外と大変なんだから!ホントに疲れたわ!にぎやかしって意外と大変なんだから!本当に今回はお世話になりました。こちら、つまらないものですが……あっ!?力二カマじゃないの!'・ノ/どうぞお収めください。……アタシはこの力二だかカマだかが大好きなのよ…………アタシはこの力二だかカマだかが大好きなのよ……それはそれは~。お主もワルよの~。気を使わなくてもいいのに……いいんですよ、アイリス。私、もっとみなさんと仲良くなりたいんです♪……世話になったな。俺の戦いはいつも、敗北の時を遠ざけるための戦いでしかなかった。だが今回の戦いは……俺の生涯で、最初の勝利と呼べるかもしれん。俺は戻らねばならん。……赤い海に。故郷を救う手立てを携えてな……さっと、見つかります。だって私達、まだ終わっていないんですから。断ち切りましょう。私達に掛けられた、呪いの連鎖をー海面より浮かぴ上がる。マ水平線を埋め尽くす。マ向かっていたーW

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