帝国
- 白猫10周年に向けて、メインストーリーの伏線まとめを作成しました
- キャラ称号(二つ名)の一覧を作成しました
帝国とは、白猫プロジェクトの世界に存在する大国。
概要
獣人の皇帝をトップとする立憲君主制の国家。複数の海域を支配しており、白猫の世界でも最大の力を持つ国である。
「寄るべなき人々が作った国」と言われており、獣人や人間、半獣、妖精など多くの種族・勢力を取り込んでいる。
建国以来、〈白〉に属すると云われる神獣から加護を受けており、それを根拠に白の王国の後継者として名乗りを上げている。同じく白の王国の直系を主張する聖王家が中心の連邦とは相容れない関係にある。
歴史
- その歴史は連邦の成立より古く、現皇帝が1000年前に十二柱の神獣と契約を交わし、加護を受けて建国した。
- もともとは獣人族でも力の弱い種族を中心とした小国だったが、様々な種族を取り込んだことで大国へと成長を果たした。
- 600年前に簒奪者ツァラが真の皇帝として皇帝の地位を奪った過去がある。皇帝はあやうく処刑されかけたが、無人島に脱出して難をのがれ七王国(現在の連邦)に亡命する。のちに、ツァラの率いる帝国軍と七王国軍との戦争が勃発。最終的にツァラは聖地ディルムンに封印され、再び皇帝に帝位が戻ることとなった。その歴史は現在、帝国で人気のオペラにもなっている。
政治体制
世界最大規模の国家として世界に幅を利かせている帝国だが、その内情は一枚岩という訳ではなく、『皇帝』『元老院』『帝国議会』の3つの権力が牽制し合っている複雑な状態である。
帝国議会を最高決定機関としているが、元老院の影響力も非常に強い。
皇帝
帝国を建国したネズミの皇帝。元々は絶対君主制を取っていたが、帝国議会を作ったことにより現在の皇帝の主な仕事は国事行為、臣下への助言、外交くらいであり、実権はほぼ持たない。
皇帝の崩御及び即位の儀式は皇帝の血族以外には公表されないため、国民は現在の皇帝が今何代目であるかを知る術が無いらしい。
元老院(帝国議会上院)
皇帝の諮問機関。建国時に帝国に加護を与えた神獣の血統を持つ貴族たちで構成されている。
神獣宮と呼ばれる、皇帝すら容易に立ち入ることができない聖地に議事堂を構えており、遠隔の島から己のソウルの分身をここに送り込み、リモート会議のような形で帝国を牛耳る計画を密かに企てている。
帝国議会下院
庶民から選ばれた議員を中心とする議会。ここから国政のトップである首相が任命される。かつて下院は資本家層で占められていたが、現在は庶民の代表という立場を持った議員も増えている。
軍事
帝国は世界最大の軍事大国でもあり、階級によって上下関係が細かに定められている。最高司令官は帝国首相。
陸軍
帝国の主力を担う軍。皇帝が獣人である関係か、人間よりも身体能力が高い獣人族が中心である。
キャラクタ―
- クレハ - 少将
- ヴォルワーグ - 大尉
- アヤメ - 少尉→大尉
- トモエ - 大尉
- ジュダ - 大佐
- バートン - 少将
海軍
ルーンシップや潜水艦を多数抱える軍。精鋭揃いで、実戦経験も豊富。また、武勲艦も多い。
キャラクタ―
- カモメ - 一等水兵→上等水兵→伍長→准尉→特務少尉→少尉→中尉
- シン - 大尉
- マナ - 中尉
軍楽隊
帝国の行事で演奏を行うことが主な任務。いつでも応戦できるように楽器に武器を仕込んでいる。
キャラクタ―
- オレリア
狩猟戦旗
元老院直属の特務機関。国内外の諜報、元老院の敵対勢力への粛清などが主な使命。
詳細は「狩猟戦旗」ページを参照のこと。
キャラクタ―
- アイシャ
- ジュダ
- キリエ
- ニナ
- ヴェロニカ
- クレハ -
- スキピオ -
国旗とスキアーズの紋章
左:DARK RAGNAROK アニメーションPV
右;3周年版闇の王子 思い出
帝国の国旗のデザインは2周年イベント「Soul of Knights」のPVの時点で既に描かれているが、そのデザインはスキアーズの鎧の紋章と完全一致している。
このことから、帝国とスキアーズ、もしくはスキアーズの家との間には何かしらの関係がある可能性が考えられる。
帝国が黒の王国の直系であるとも推測できるが、単純にこの紋章が白猫の世界で汎用的に使われてる記号の一つに過ぎないという可能性も否めない。
いずれにせよ、帝国の建国に関しては不明瞭な点が数々あるため、今後のストーリー展開で判明していくことが期待される。
ちなみに、帝国にはスキアーズと瓜二つの外見を持つバートンという少将がいる。血縁関係だろうか?
余談
- 「帝国戦旗」に登場する帝国のキャラクターの名前はアイシャを除き、主にキリスト教の聖人などが由来となっていると考えられる。
また、皇帝が「十二柱の神獣を前に帝国の建国を誓った」というエピソードも、十二使徒をモチーフにしていることが推測される。 - マシュー(皇帝)
→キリストの使徒「聖マタイ」
- ジュダ
→キリストの使徒「イスカリオテのユダ」(ジュダが第十三軍所属であるのも、ユダに関連する忌み数の13が由来と思われる)
- キリエ
→ キリスト教における、主に憐れみを求める祈り。
- ヴェロニカ
→刑場に向かうキリストを憐み布を捧げた聖女「聖ヴェロニカ」
- ニナ
→キリスト教の亜使徒「聖ニナ」
- アイシャ
→預言者ムハンマドの最愛の妻「アイーシャ」(アイーシャは9歳の時にムハンマドと婚約を交わしている、所謂ロリ妻であり、KINGS CROWNでのアイシャの幼女化もこのエピソードがモチーフとなっている可能性が考えられる。)