リネア
- 白猫10周年に向けて、メインストーリーの伏線まとめを作成しました
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禁忌の扱いなら任せてよ

| 名前 | リネア・シルヴェストリ |
|---|---|
| 二つ名 | 魔法学園の才女/禁忌に触れた聖蓮 |
| 年齢 | 17歳 |
| 好きなもの | 旅行(出張のついで)、古代魔術の研究、フィールドワーク、お菓子の魔女の島・レーベンクーヘンのチョコ |
| 苦手なもの | 曲がったこと、暇潰し(暇なことがあまりないので、急に時間が空くと困る)、ソウルの少ない場所、退屈 |
| 出身地 | 学術都市スキエンティア |
| CV | 佐倉綾音 |
リネア・シルヴェストリは、オーバードライブ紅蓮(イベント名)で初登場したキャラクター。
概要
学術都市スキエンティアにある魔法学園の魔法原理学部に所属する学生であり、同時に<禁忌>と呼ばれる危険な魔術や技術を管理・封印する組織<花園>の特務調査員を務める少女。
生真面目で責任感が強く、冷静な判断力を持つが、根は情に厚く、仲間を放っておけない性格。同じくスキエンティア出身の少年レクト・ラロとは深い関わりを持ち、彼の保護者的な役割を担うことが多い。
人物
性格・特徴
理知的でしっかり者。常に冷静沈着に振る舞い、論理的な思考を好むが、想定外の事態やレクトのネガティブな言動には頭を抱えることも多い。
非常に仕事熱心であり、学生としての勉学と<花園>の任務を両立させる多忙な日々を送っている。そのため「ワーカーホリック」と称されることもある。スケジュール管理を徹底しているが、時には過密すぎるスケジュールを組んでしまい、周囲に心配されることもある。
趣味は「旅行」と公言しているが、その実態は任務のための出張であり、仕事のついでに観光地を巡ることを楽しみにしている。そのため、純粋な休暇としての旅行経験は乏しい。
料理、特にお菓子作りが得意であり、バレンタインには手作りのガトーショコラなどを振る舞う一面もある。
過去・経歴
生まれつき体内でソウル(生命エネルギー)を生成できない「先天性ソウル欠乏症」を患っており、幼少期は5歳まで生きられないと宣告されていた。しかし、当時担当医であったサリム・クーパーによって、古代の禁忌魔術<ソウルイーター>を体内に施術されたことで一命を取り留める。
この経緯から、自身を生かしている<禁忌>の力を正しく管理し、世の中の役に立てることを使命として<花園>に所属した。恩人であるサリムに対しては複雑な感情を抱きつつも、彼が敵対組織<レヴナント>に身を置いた後も、その命を救われた事実と彼の医師としての技術には敬意を払っている。
能力
- ソウルイーター
リネアの心臓部に埋め込まれた<禁忌>の術式。本来は他者のソウルを喰らうための古代魔術だが、彼女の場合は周囲の自然界からソウルを吸収し、自身の生命活動を維持するために調整されている。
- 魔術
学術都市スキエンティアの魔法学園で学んだ知識と技術を駆使し、様々な属性や効果を持つ魔術を行使する。
- ロート・テンペスタ、エテルニタ・モメント:攻撃魔術の一種。
- 封印術式:暴走するエネルギーや魔獣を封じ込める際に使用する。詠唱は「光よあれ。あるべきものを、あるべき場所に」。
- 並列思考:複数の思考プロセスを同時に走らせる技術。レクトの能力を参考に独自に編み出したもので、高速演算や戦況分析に用いられる。
作中の活躍
オーバードライブ紅蓮
学術都市スキエンティアで発生した<クーリアの魔獣>事件の調査を担当。
調査の過程で、レクト・ラロが<禁忌>の力に巻き込まれ、変身能力を得てしまった現場に居合わせる。レクトが自身の力に戸惑いながらも、暴走したかつての英雄ネヴィルを止めるために戦う姿を見届ける。
最終局面では、ネヴィルとレクトの激突によって暴走したソウルエネルギーを封じ込めるため、「封印術式」を展開。レクトの協力もあり、街の崩壊を防ぐことに成功した。
オーバードライブ紅蓮2
帝国領のロアノク島で発生した住民消失事件の調査のため、ウェルナーと共に島へ潜入する。
島全体を覆う精神干渉の禁忌により、島民が操られている異常事態に遭遇。自身も幻覚世界(精神世界)に取り込まれるが、持ち前の分析力で状況を把握し、同じく巻き込まれたレクトやセーラと合流して脱出方法を探る。
幻覚世界の中で、自身の破壊衝動に飲み込まれそうになったレクトの精神に直接干渉。別人格に乗っ取られかけた彼に対し、「あたしはあんたをあきらめない」と手を差し伸べ、彼が自我を取り戻すきっかけを作った。
現実世界に帰還後は、サリムらと協力して事件の黒幕であるレナート・アラルコンを追い詰め、事件を解決に導いた。
バレンタイン2020
情愛の島アマゾーナにて発生した「男女の争い」を調査・仲裁する任務に就く。
現地ではティナ、ファナとチームを組み、女性優位の島の掟や、男性を隔離する女王の歪んだ感情に対処する。戦闘だけでなく、リネアの得意な料理(チョコレート作り)や、ティナの怪力を活かした物理的な解決策(腕相撲での勝利)などを用いて奔走。
最終的には島の男女を和解させ、自身もレクトへ贈るためのチョコレート作りに勤しんだ。普段のシリアスな任務とは異なり、年相応の少女らしい一面を見せたイベントとなった。
茶熊学園
<花園>からの任務として、学園の地下にある遺跡(智の民の遺産)の管理・調査を目的に留学生として入学。
「新イクラ組」の生徒として、キアラ、コリン、コルネら個性的な面々と共に学園生活を送る。生真面目な性格から仕事を抱え込みすぎる「ワーカーホリック」な面が露呈し、文化祭では「体験型脱出ゲーム」の主催に加え、チア部や他の手伝いまで掛け持ちしてパンク寸前になるが、ダグラスや主人公の助言により仲間に頼ることを学ぶ。
地下遺跡の暴走により学園が危機に陥った際には、生徒会や他の生徒たちと協力して事態の収拾にあたった。
クリスマス2022
神域のフロンティア編第10章
異界からの侵略者に対抗するため、飛行島の仲間として参戦。
<花園>で研究していた「ポータル技術」を使用し、カルマと共に敵の本拠地である<浮遊要塞>へ直接乗り込む作戦を決行する。
要塞内部にて遭遇した<英知の神>より、互いの世界の存亡を賭けた盤上遊戯「フルーゲール」を挑まれた際にはこれに勝利するが、その代償として神が地上の街を破壊する光景を目の当たりにし苦悩する。しかし、カルマがポータル端末を兵器として改造する時間を稼ぐため、精神的な摩耗を強いられながらも7時間にわたり勝敗をつけず盤面を膠着させる遅滞戦術を遂行した。改造完了直前、敵の近衛兵テルミドールの急襲によりカルマが致命傷を負うが、彼の機転によってリネアのみが強制的に転移させられ、主人公らとの合流を果たした。
その後、神耀近衛兵フロレアとニヴォスとの交戦においては、二人の連携攻撃が「粒子の散布」と「震動」を利用した粉塵爆発であることを見抜く。即座にティナへ地面を強打させ粒子を霧散させる策を授け、敵の無力化と撃破に決定的な役割を果たした。決戦の場にて再びテルミドールと対峙した際には、「偽善者」などの精神的な攻撃を受け一時窮地に立たされるが、かつてレクトと交わした言葉を支えに再起する。「思考を止めない」という決意のもと、並列思考術式とソウルイーターの出力を応用し、テルミドールの魄式<傀儡>を短時間で解析・模倣することに成功した。
リネアはその模倣した能力で敵のスピルゴーレム群の制御権を奪取し、それらを神へけしかけることで主人公らが神に一撃を与える好機を作り出した。主人公の攻撃が神に通じず、神がさらなる「進化」の力を見せた際には、即座にポータルを起動して負傷した仲間たちを戦場から離脱させ、全滅の危機を回避すると共に次なる反撃への希望を繋いだ。
人間関係
リネアがもっとも深く関わる人物の一人。出会いはレクトがアルバイトをしていた喫茶店であり、当初は彼を「バイト君」と呼んでいた。ある事件をきっかけに彼が「クーリアの魔獣(ヴァリアント)」に変身することを知る。
基本的にはネガティブで自信のないレクトをリネアが引っ張る関係性だが、リネア自身も彼の優しさや、いざという時の勇気を高く評価し、尊敬の念を抱いている。
リネアは<花園>の任務として彼を監視・調査する立場にあるが、個人的な感情として彼を守りたいと強く願っており、彼が危険な戦いに身を投じることを懸念している。一方で、レクトによって精神世界や窮地から救い出されることもあり、互いに支え合う「ヒーロー」のような存在であると認識している。
『オーバードライブ紅蓮3』の事件を通じて知り合い、後に親友となる。
当初、キアラはリネアに対して胸がざわつくなどの違和感を抱いていたが、それはリネアがキアラの亡き姉「ソレラ」に似ていたためであり、レクトと仲が良いリネアを羨ましく思っていたことに気づく。その後、キアラから「友達になって」と申し出たことで友人関係が成立した。
茶熊学園では一緒に入学試験勉強をし、同じクラスになるなど行動を共にすることが多い。リネアがキアラに勉強を教えたり、常識を教えたりする姉のような一面も見せる。
<花園>における任務上のパートナー。リネアは彼の戦闘能力を信頼しており、警備や探査を任せている。
出会った当初は悪い噂を聞いていたが、任務を通じて信頼関係を築く。リネアはウェルナーの相棒であるセーラを実家で預かるなど、プライベートでも関わりがある。
- サリム
リネアが患っていた「先天性ソウル欠乏症」を治療した担当医。リネアは彼に命を救われた恩義を感じており「先生」と呼ぶ。
その他の関係












