利瑪竇
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 劣 | 34 | 83+1*3=86 |
農牧 | 中 | 47 | 250+2*3=256 |
制作 | 良 | 54 | 413+5*3=428 |
財務 | 優 | 92 | 603+5*3=618 |
探検 | 良 | 54 | 413+5*3=428 |
天賦
★1 | 書肆で仕事をする時、作業時間を5%短縮する。 |
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★2 | 書肆で仕事をする時、作業時間を10%短縮する。 |
★3 | 書肆で仕事をする時、作業時間を15%短縮する。 |
★4 | 書肆で仕事をする時、作業時間を20%短縮する。 |
物語
もしあの思わぬ出来事がなければ、利瑪竇は父の意向に従って法律を学び、弁護士になっていただろう。
しかし、意外性のない人生など、人生とは言えない。
利瑪竇はある日偶然、学校への道の途中で『東方見聞録』を拾った。一頁めくっただけで夢中になり、一日中、草むらにしゃがんだまま読みふけってしまった。
本を閉じた時にはもう夜になっており、大勢の人々が町中で彼の名を叫んでいた。草むらから出ると、涙と鼻水で顔を濡らした両親が、彼のところに駆けつけた。「もう無理やり法律の勉強をさせたりなんかしない!好きなことをしていいからな!」
「思わぬ出来事というのは、明日より早く来るもんだな」と利瑪竇は嬉しく思った。
「僕、東方に行きたいんだ、良い?」利瑪竇はおそるおそる尋ねた。
「東には、ドラゴンやライオンがいるんだ、危険すぎる。」両親は心配そうに言った。
「でも東方には、輝かしい文化の宝物があるんだ。」利瑪竇の目はキラキラと敬畏の光に満ちていた。