鋳銭座
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聡とキタがまた一緒にこそこそと何か企んでいた。しばらく肩を組んで話し合っていた二人だったが、やがて強に、鍬を借りると言ってきた。
強は、何か悪い事に使うのではないかと二人を心配し、こっそり尾行してみると、なんと鋳銭座にたどり着いた！
二人は袖をまくって、鋳銭座の外で穴を掘り始めた。強は、まさか彼らがお金を盗むなんて、と肝を冷やし、慌てて二人のところに駆け寄った。「ダメだよ、お金を盗んじゃ！」
聡とキタは顔を見合わせた。「金ってどういうことだ？」
強は鋳銭座を指差した。「これは国のお金だぞ。」
キタは不思議そうな顔をして、強を見た。「だから、俺たちと何の関係があるんだ？」
「鋳銭座に通じる地下道を掘って、金を盗むんじゃないのか？」
聡はパシッと強の頭を叩いた。「ったく、俺らをなんだと思ってんだ！俺らはな、コオロギを掘りに来たんだ！」
「コオロギ？」
「そうだよ、厳さまが今コオロギを買い取ってるんだよ。ここのコオロギは大きくて気性が荒いから、絶対高く売れるぞ！」
ステータス
| 所要材料 | 数 |
 | 1700 |
 | 350 |
 | 180 |
 | 7 |
| 繁栄度・環境 |  |
| 経験値 | 2893 |
| 最大建造数 | 3 |
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