緙絲館
画像
開放条件
Lv.44で開放
紹介
父が海に出たきり帰らず、大郎と二郎は孤児になった。父親から教わった機織りの腕を頼りに、二人はなんとか町で暮らすことができた。兄弟二人の腕は日に日に上がり、生活にも余裕が出てきた。そこで、兄の大郎は、父が出て行ってから一度も開けたことのない工房の扉を開けた。家具の配置は昔のままだった。母がいなくなってから、父はこの工房に鍵をかけていた。古びた機には埃が積もり、二人は数日かけて掃除をして、やっと片付けられた。兄弟は、父がかつて織り上げた、至高の絹織物を再現することを夢見た。そのために二人は、数か月もの間工房にこもり、技術を磨いた。そして工房の扉が再び開き、兄弟二人がようやく出てきた。大郎は長く伸びた髪を後ろにまとめ、二郎の頭の上には、あくびをする猫が乗っていた。二人は庭の長椅子に座り、日向ぼっこをした。工房の中を覗くと、絹の上には絢爛豪華な風景画が織り出されていた。そして蝶が一羽、ひらひらと部屋の中へと入り、絵の上に止まった。
ステータス
所要材料 | 数 |
3 | |
90000 | |
8 | |
16時間 | |
繁栄度・環境 | 35・10 |