馬球の球門
概要
レア度 | 画像 | マス |
---|---|---|
効果
10
入手方法
イベント
物語
公孫躍が出場してから、長安隊は連勝し、同点に追いつこうとしていた。張り詰めた場面に観客が息を呑む中、凛とした一人の女性が片手に手綱を、もう片手に月杖を持ち、入場してきた。彼女の後ろには二人の騎手が続き、どちらも身を乗り出し、球を競っていた。刹那、その女性は身をひねり、電光石火の勢いで球を門に叩き込んだ。公孫躍の馬は興奮して前足を振り上げ、公孫躍も大声をあげた。「踏雪、やっぱりお前か!アタシの馬もお前のこと覚えているぞ!」「あなたが出場するなら、もちろんこっちも戦うよ。」雲踏雪は月杖を振り上げ、公孫躍に合図した。「あなたとの馬球も久しぶりだ、全力でやらせてもらう!」「望むところだ!全力でかかってきな!」雲踏雪と公孫躍は場内を何往復も駆けめぐり、両隊の騎手たちも士気が高まり、渾身の腕前を披露した。「雲踏雪対公孫躍か!数年ぶりの見ごたえある試合になるな!」「今日ワンタン屋台を早めに閉めて来た甲斐があったぜ!」観客の心は試合に奪われ、名勝負に打ち震えた。