【ストーリー】EPISODE 4-12 狼っぽくない

| - 狼っぽくない 絶叫ナイト! |
登場人物
カリム、男性A、女性B、スカラビア寮生A、ジャミル、スカラビア寮生B、絨毯
テキスト全文
── 購買部前 ──
カリム:「ウウウーッ!!」
カリム:「ガウガウッ! ガルルルル!!」
カリム:「ギャウギャウギャウ!!!」
カリム:「ウオオオオォォォォン!!!!!」
男性A:「は、歯茎むき出しで唸ってる!本当に食べられちゃうよ!」
女性B:「二度とぽい捨てなんてしません!許してください〜〜〜!!!」
カリム:「ガウガウガウッ!!!」
カリム:「ギャオーーーーーーーン!!!」
カリム:「ウヴヴヴォォォオオオオオオーーーー!!!!」
スカラビア寮生A:「……あの、寮長……?」
カリム:「ウウウウ……!」
ジャミル:「カ、カリム?」
カリム:「……。」
カリム:「あれ? 気付いたらお客さんがいない。帰っちゃったのか?」
カリム:「反省してくれたんなら、仲直りして一緒に写真を撮ろうと思ったのに」
カリム:「……残念だ。」
スカラビア寮生A:「ああっ、いつもの寮長だ!」
スカラビア寮生B:「び、びっくりした……本物の狼男になっちゃったのかと思いました!」
ジャミル:「カリム、やけに本格的な狼男の演技だったな!?」
ジャミル:「最初に見た時の狼の真似とは全く別物だった。一体どうやったんだ?」
カリム:「狼男の真似を見せたら、みんな」
カリム:「「狼っぽくない」って言うからさ……」
カリム:「ルークに特訓つけてもらったんだ!」
ジャミル:「ルーク先輩に?」
カリム:「ああ。ルークは動物に詳しいだろ?相談したら、狼について詳しく教えてくれたよ。」
カリム:「ハロウィーンのためにいっぱい練習しておいて助かったぜ!」
カリム:「あっ、助かったと言えば絨毯もな。」
絨毯:「♪」
カリム:「自由に動かせるお前のふさを狼の尻尾に見立てるって案……」
カリム:「さっすがジャミルの考えたアイデアだ!すごくうまくいったな。」
カリム:「狼男に怯える役がうまかったおかげでオレが飛び出す前からみんなもう怖がってたし……」
カリム:「ジャミルやみんなのおかげで作戦が成功したよ。ありがとう!」
ジャミル:「……。」
ジャミル:「それはどうだろうな……。」
ジャミル:「アイツらが逃げて行ったのはお前の迫真の演技があったからこそだろう。」
ジャミル:「まず、演技の指導を仰ぐ相手にルーク先輩を選んだのが正解だった。」
ジャミル:「結果を見据えて計画を立て、手を抜かず努力する。それこそがスカラビアのモットー“深謀遠慮”。」
ジャミル:「寮長の面目躍如だな、」
ジャミル:「カリム。」
カリム:「!!」
カリム:「へへっ、ありがとう。」
カリム:「みんなで頑張ってよかったな!絶対に最高のハロウィーンになるよ。」
カリム:「これならきっと、明日は宴ができるはずだ。」
カリム:「最後まで全力で楽しもうぜ!」
カリム:「ハッピーハロウィーン!」
ハッピーハロウィーン!
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