【ストーリー】EPISODE 4-16 こんばんは!

| - こんばんは! 絶叫ナイト! |
登場人物
男性A、男性B、オルト、イデア、イグニハイド寮生A、イグニハイド寮生B
テキスト全文
── 図書室‐エントランスホール ──
男性A:「ナイトレイブンカレッジ、マジ広いわー。たくさん歩いてもうお腹ペコペコ。」
男性B:「プロジェクションマッピングが始まるまで座ってお菓子食おうぜ!」
男性A:「おっ、いいねぇ。喉も乾いたしジュースも飲もーっと。」
ムシャムシャ……
ゴクゴク
オルト:「お兄さんたち、こんばんは!」
男性A:「ん? なんだこの子。仮装して学校に遊びにきてるのかな。」
男性B:「こんばんは〜。君もお菓子食べる?ポテチに、ポップコーン、チョコレートもあるよ。」
オルト:「でも……図書館でご飯を食べるのは禁止されてるんだよ。ほら、看板に書いてある。」
「飲食禁止」
男性A:「飲食禁止って言われてもさあ……。」
男性A:「こんなにたくさんテーブルと椅子があるしちょっと俺らが使っても問題ないよ!」
男性B:「そーそー! むしろスペースを有効活用したほうが学校もハッピーになるって! ははは!」
オルト:「でも……『パンプキン騎士(ナイト)』に呪われちゃうかもよ?」
男性A:「「パンプキン騎士(ナイト)」?なんだそれ。」
男性B:「……あ、俺それ聞いたことあるかも。映画のキャラクターじゃね?」
オルト:「そう! 映画『パンプキン・ホロウ』に出てくるこわーいゴーストの名前!」
オルト:「お兄さん『パンプキン・ホロウ』を知ってるの!?」
男性B:「おー、まあな!」
男性B:「ありきたりなストーリーの上に特撮はチープで全然怖くない子どもだまし。」
男性B:「ホラーを名乗るにしてはコミカルすぎて全体的に残念すぎる、見る価値なしの三流映画!」
男性B:「……ってヤツっしょ?」
男性A:「お前超詳しいじゃん! 俺、聞いたこともねえわ。 映画好きなんだ?」
男性B:「いやあ、実は俺……結構オタクでさあ〜?マニアックな映画とか詳しいんだよね。」
男性B:「ま、『パンプキン・ホロウ』の映画自体は見たことないんだけど。」
オルト:「えっ?映画は見たことない?」
男性B:「うん。でもレビューサイトであらすじ読んだし見たようなもんでしょ。」
オルト:「……。」
イデア:「図書館でお菓子をむしゃむしゃ。ジュースをごくごく。注意されてもしらんぷり。」
イデア:「はーい。マジカメモンスターさん乙でーす。」
イデア:「あの態度も相当腹立つけどさあなにより許し難いのが……」
イデア:「『パンプキン・ホロウ』を「見る価値なしの三流映画」呼ばわりだと!?」
イデア:「テンポの良い会話と恐怖シーンの配分が絶妙で老若男女におすすめできるストーリーじゃないか!」
イデア:「それに特撮映画は手作り感があるからこそ製作者の努力や愛情を感じられるんだ!」
イデア:「そんなこともわからん底の浅いパンピーのレビューなんて、それこそ見る価値なし!」
イグニハイド寮生A:「寮長の言う通り! 見てもいない映画を語って」
イグニハイド寮生A:「「俺オタクなんだよね(笑)」なんて……」
イグニハイド寮生A:「オタクへの侮辱以外のなにものでもない!」
イグニハイド寮生B:「知ったかぶりのマジカメモンスター共を「パンプキン・ホロウの刑」に処してやりましょう!」
イデア:「ひひひっ。言われるまでもありませんわ……。」
イデア:「諸君、所定の位置につきたまえ。」
イデア:「ただいまから作戦を実行する!」
イグニハイド寮生A・B:「イエス、サー(パンプキン騎士)!」
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